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【初心者向け】雑記ブログの始め方・書き方から公開まで、じっくり解説

ブログは、大きく「雑記ブログ」「特化ブログ」の2種類に分類されます。
「雑記ブログ」は、明確なテーマやジャンルを絞られていない様々な記事が公開されているもので、「特化ブログ」は、その名の通りとあるテーマやジャンルに特化した専門的な記事が公開されているものです。

この記事では雑記ブログについて詳しく解説すると共に、始め方から記事の書き方、公開までをじっくり解説します。

「WordPressでブログを開設したものの、何を書けば良いのか分からずに手が止まってしまう」という方は、是非この記事を参考にして、まずは雑記ブログにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

雑記ブログのメリットとデメリット

雑記ブログのメリット

雑記ブログのメリット・デメリットについては『雑記ブログと特化ブログの違い、特徴とは?特筆すべきメリットとデメリット』でも解説しましたが、ここではもう少し詳しく説明します。

雑記ブログのメリットは大きく分けて3つあります。

  1. 書きやすいから続けやすい
  2. 時事ネタを扱いやすい
  3. 需要を知ることができる

1. 書きやすいから続けやすい

まず1つ目は、「記事を書きやすい」ことです。

テーマやジャンルを絞っていない雑記ブログだからこそ、自身が書きたいこと、好きなことを記事として書くことができます。

また、記事を書いている本人が楽しみやすいので「ブログが続きやすい」というメリットもあります。

テーマやジャンルを絞っていない雑記ブログだからこそ、自身が書きたいこと、好きなことを記事として書けるだけでなく、また、記事を書いている本人が楽しみやすいので「ブログが続きやすい」というメリットもあります。

ブログを始める初心者が挫折しやすい一番の理由は記事のネタがなくなってしまうことや、記事を書くこと自体に飽きてしまうことです。しかし、書きたいことや好きなことを書く雑記ブログでは、その自由さから記事のネタに困ることや、飽きたと感じることも少ないでしょう。

2. 時事ネタを扱いやすい

2つ目のメリットは、「時事問題や世の中のトレンドについて記事を書きやすい」ことです。

1つ目のメリットにもあるとおり書きたいことや好きなことを書ける雑記ブログは、時事ネタや流行について自分の意見や考察を述べることに適した場所だといえます。

また、時事ネタや流行はあなた自身が興味を持っているのと同じように、多くの人が注目、関心を持っていることでもあり、すぐにでも情報を欲しがっている人が多いからこそアクセスを集めやすい記事となる可能性が多分にあります。

ただし、時事ネタや流行でアクセスを集められるのは一時的なものであり、特にセンシティブな時事ネタを扱うと、注目を集めやすいからこそ炎上しやすい記事にもなりやすいデメリットもあります。

3. 需要を知ることができる

3つ目のメリットは、「自分の強みの発見と世の中の需要が分かる」ことです。

雑記ブログを続けて記事数も多くなってくると、最初は見えなかった自身のブログの記事の傾向や、常にアクセスがある、読まれている記事が次第に見えてきます。

自由に書いている雑記ブログなのに、とあるテーマやジャンルの記事が多くなるということは、あなた自身がそれだけの情報を発信できる、知っているということでもあり、それは自分の得意なテーマ、ジャンルであり、強みであるといえます。

また、特定の記事にアクセスがあるということは、その記事で扱っているネタは世の中の人が関心を持っている(需要がある)から読まれているのです。

自分の得意なテーマやジャンルの記事を増やせば雑記ブログを徐々に特化ブログにシフトさせることもできますし、場合によっては雑記ブログとは別に特化ブログを立ち上げて記事を移動することも1つの方法です。

雑記ブログのデメリット

雑記ブログのデメリットについても、もう少し詳しく説明します。

雑記ブログのデメリットも大きく分けて3つあります。

  1. 差別化が難しい
  2. 検索流入が伸びにくい
  3. 収益化が難しい

1. 差別化が難しい

まず1つ目のデメリットは、「個性が出にくい、差別化も難しい」ことです。

雑記ブログの記事を書きやすいというメリットは、裏を返せば誰でも書ける記事だからこそ元ネタも被りやすく、他と比較しても個性や特徴が出にくいデメリットにもなります。

雑記ブログでも個性や特徴を出しているものもありますが、それは各分野の有名人や元々名が知れている人など、他の分野での肩書きや実績がすでにある人だからこそ個性や特徴があるものとして受け入れられているのです。

ただし、実績や肩書きがない人は個性も特徴も出せないのかというとそうではありません。

誰でも書けるネタであっても独自の着眼点や別の分野の情報、自身の経験や知識を加えて記事を構成すれば、他のブログにはないオリジナルの記事となりますし、それを雑記ブログに多く積み重ねていくことで次第に個性、特徴へと昇華されていくのです。

2. 検索流入が伸びにくい

2つ目のデメリットは「検索流入(SEO)の面で伸びにくい」ことです。

雑記ブログに多い日記のような記事は他人に読んでもらうことを前提に書かれていないのはもちろん、検索ユーザーの検索意図までも考慮して書かれていない(そもそも検索するユーザーは自分が欲しい情報を探しているからこそ検索する)ため、検索流入はどうしても少なくなります。

また、日記ではない記事であったとしても、雑記ブログはテーマやジャンルが絞られていないため検索評価は上がりにくいです。

なぜならば検索エンジンは専門性、権威性、信頼性(各項目の頭文字を取ってE-A-Tと呼ばれている)を重視しているため、専門ではない雑記ブログの検索評価は上がりにくく、結果として検索順位も上がりにくくなるからです。

そんな雑記ブログの記事の検索流入を少しでも上げるには、記事の主題を絞り、納得できる結論を書くことです。

検索エンジンに内容を認識されやすい、評価されやすい文章構成は主題が明確かつ、結論に理由や根拠もある文章構成です。

また、主題が明確かつ、結論に理由や根拠もある文章構成は、おのずと人も内容を理解しやすい文章の記事となってしまいます。

3. 収益化が難しい

3つ目のデメリットは「収益化が難しい」ことです。

前述のように雑記ブログは専門性、権威性、信頼性を構築しにくく、数は多くても一定の属性に絞られない読者に特定の商品やサービスを紹介しても購入や申し込みまでに繋げることは難しいのです。

雑記ブログで収益をあげるコツは、商品やサービスの感想を具体的に書くことや、身近な悩みについて自身の解決方法を伝える記事を書くことです。

また、自分と同じ悩みを持つ人に解決の糸口となる情報を提供することは、あなた自身の信頼を重ねることにもなり、引いては雑記ブログの収益を上げていくきっかけにもなるのです。

メリットデメリット
記事を書きやすい、ブログが続きやすい個性が出にくい、差別化も難しい
時事問題や世の中のトレンドについて記事を書くとアクセスが集まりやすい検索流入(SEO)の面で伸びにくい
自分の強みや世の中の需要を知ることが出来る収益化が難しい

雑記ブログを始めるために調査、準備しておくこと

雑記ブログのメリット・デメリットを一通り認識、把握したら、次は雑記ブログを始めるための調査、準備を行いましょう。

基本的に雑記ブログは書きたいことや好きなことを書くブログであるため、前もって調査、準備することはあまりないのですが、だからといって好き勝手に記事を書いても多くの人に読まれる記事にはなりにくいでしょう。

そんな雑記ブログを始めるに当たり、調査、準備しておくことは2つあります。

  1. 想定読者(ペルソナ)を決める
  2. 必ず情報の真偽を確かめる

1. 想定読者(ペルソナ)を決める

1つ目は「想定読者(ペルソナ)を決める」ことです。

本も読者がいて実際に読まれるからこそ価値を発揮するように、ブログも読む人がいる、読者がいてこそ成り立つメディアです。

最初はかなりざっくりで構いませんので、想定読者を決めましょう。

性別や年齢、趣味嗜好など読者をある程度想定して記事を執筆することで、読みやすい記事にもなりやすいです。

特化ブログは読者を具体的に想定することが求められます。色々な人が読む雑記ブログであっても記事を書く前に読者を想定するのとしないのとでは記事の質はもちろん、アクセス数もかなり違ってきます。

2. 必ず情報の真偽を確かめる

2つ目は「情報の真偽を調べる」ことです。

特に雑記ブログに多いトレンド記事にいえることですが、真偽が定かではない噂レベルの情報、間違った情報・デマも多いです。その記事をそのまま鵜呑みにして自分のブログに記事を書いてしまうと、意図はなかったとしても結果的にデマを広めてしまう、場合によっては読者を騙してしまうことにもなり兼ねません。

また、自身はもちろん運営する雑記ブログの信頼や評判を落としてしまうことにもなります。

そういうことが起こらないよう、記事を書く前は必ず情報の真偽を確かめることを習慣付けましょう。むしろ真偽がハッキリしないものはネタとして扱わない、記事にしないほうがよいでしょう。

雑記ブログ投稿の書き方のコツ

雑記ブログについて一通り説明も終わりましたので、いよいよ記事の書き方について解説します。

ただ、せっかく記事を書くのですから少しでも良い記事になるよう、記事投稿のコツを合わせてまとめます。

雑記ブログの記事はどうしても日記のような記事になる傾向があり、前述の通り、日記的な記事は自身の考えたことをつらつらと連ねるだけの内容になりがちです。

また、日記は主題がハッキリしないから検索もされにくい(人はもちろん検索エンジンもその記事が何について書かれているか認識できない)デメリットがあることも説明しました。

そのデメリットを消すためにも雑記ブログの記事を書く時は「日記を書く」という意識ではなく、「自分ではない誰かに物事を伝える読み物を書く」という意識を持って書いてください。

調査、準備で説明した通り、読者を想定し、自分ではない誰かが読むことを意識することで、誰にでも分かるように記事を書く(端的かつ文章表現に気を使う)ようになります。

一般には知られていない言葉を多用していないか、記事の主題が絞られているか…など、自分以外の人、読者を意識するからこそ記事の質が上がりますし、記事の主題が絞られると人にも検索エンジンにも内容を認識されやすい文章構成になりやすいです。

ちなみに検索流入を増やすために、タイトルや見出しに検索ボリュームのあるキーワードを入れるというテクニックがありますが、それを意識しすぎると記事内容とタイトルや見出しが乖離してしまった記事になることが往々にして起こります。

キーワードを使うという手段を目的にせず、あくまでキーワードは適切なものを適切な場所で使うものだと意識して記事を書いてください。

読まれやすい雑記ブログを書くコツ

さらに記事の質を上げるために、記事を人に読まれやすく、完読してもらう工夫についても説明します。

読まれやすく完読される記事とはすなわち、読みやすい文章、構成にするということです。

読みやすい文章、構成のコツは以下の4つです。

  1. タイトルや見出しを分かりやすく
  2. 接続詞や助詞を正しく使う
  3. 画像や箇条書きを使う
  4. 結論を最初に書く

1. タイトルや見出しを分かりやすく

まず1つ目は「タイトルや見出しを分かりやすい」文章にすることです。

タイトルと見出しだけを読んでも大筋の記事内容が掴めるような端的な文章にすることが望ましいです。

2. 接続詞や助詞を正しく使う

2つ目は「接続詞や助詞(てにをは)を正しく使う」ことです。

接続詞や助詞を間違えると意味も内容も間違って伝わる、誤読してしまいやすいので記事を書き終えたら一度は読んで確認してみましょう。

実際に声に出して読むと、つまづく場所、文章表現がスムーズではないところに気が付きますよ。

3. 画像や箇条書きを使う

3つ目は「文章だけでなく画像や箇条書きを使う」ことです。

文章だけでなく図で説明を加えたり、重要ポイントを箇条書きにすることで読者は内容を整理、理解しやすくなります。

また、関連する画像を適度に入れることで合間のアクセントとなり、長文でも読みやすい記事になります。

4. 結論を最初に書く

4つ目はブログにおいては一番大事なこと、「ブログの記事構成では結論を最初に持ってくる」ことです。

小説の構成は起承転結だと言われますが、雑記ブログの記事、ましてや個人の日記に近い記事で起承転結の構成の記事では、記事を完読する前に多くの読者は途中離脱してしまいます。

ブログに記事に関しては最初に結論、次にその理由、根拠を説明し、そして例を紹介して最後にもう一度結論を述べてまとめる構成だと完読されやすい記事になります。

雑記ブログの集客、収益化の方法

最後に、雑記ブログの集客、収益化について解説します。

ブログにおいて理想的な集客、収益化は「検索エンジンから流入する読者(ユーザー)を増やすこと」です。

検索エンジンから流入する読者を増やすということは集客を行う、お客様を増やすこととほぼ同じです。

検索意図(目的)を持っている読者に自身のブログ記事を閲覧してもらえるということは、あなたのブログ記事は読者の検索意図(目的)に適う情報を提供していると言えるからです。

また、ブログ記事に関連がある、それを使ってもらうことで読者の目的や悩みを解決できる商品やサービスを合わせて紹介すれば購入や申し込みにも繋がりやすく、引いてはブログで収益を上げることにもなります。

しかし、前述のように雑記ブログは専門性、権威性、信頼性を獲得するのが難しく、検索流入(SEO)の面でも増えにくいデメリットを抱えているため、集客、収益化は簡単には適わないと言わざるを得ません。

そんな雑記ブログの記事で集客、収益化を適えるには、読者が得をする記事を書く、すなわち価値を与える記事を書くしかありません

ただ「良かった」「面白かった」というありきたりの感想を伝えるのではなく、自分が実際に使った商品やサービスについて他の人が知りたいであろう情報を自分の言葉で具体的かつ分かりやすく伝えることが肝要となります。

また、身近な悩みについて自身の解決方法を分かりやすく伝えることも読者に価値を与えることになります。

どこにも掲載されていない自分だけのオリジナルな情報を提供することは他の同様のブログ記事との差別化となり、それこそが雑記ブログの信用や評判を上げる要因にもなります

信用や評判は一朝一夕で獲得できるものでもありません。

だからこそブログは長期的かつ定期的に記事を投稿、発信していく必要があるのです。

少し余談になりますが、雑記ブログとSNSは相性が良いので、私はSNSを並行して運用することをおススメします。

SNSは目的を持って閲覧されるよりも、特定のアカウントの発信する情報を知りたくて閲覧するために使われることが多く、特定のアカウントの発言として雑記ブログを紐つけることで集客のきっかけにもなりやすいです。

例えばTwitterで雑記ブログの記事の概要とリンクをつけてつぶやけば、興味のある人はリンク先の記事を読んでくれるのはもちろん、元々そのアカウントの発言に興味があるので記事にある商品やサービスにも興味を持ちやすく、収益化しやすいのです。

まとめ

今回は初心者の方の目線で雑記ブログのメリットやデメリット、雑記ブログの書き方をまとめました。

雑記ブログの収益化は難しいと書きましたが、自由に書けるという魅力は捨てがたいです。そのためには書き方がとても大切だということも解説させていただきました。

雑記ブログの書き方に悩んでいた方は、この記事を読んでぜひ挑戦してみてくださいね。

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雑記ブログと特化ブログの違い、特徴とは?メリットとデメリットを解説

WordPressでブログを開設する際に考えることであり悩むこと、それは「ブログで扱うテーマやジャンルを決めること」ではないでしょうか。

テーマを決めずにブログを開設してしまうと、ジャンルがあやふやで見てもらいづらいブログになってしまいます。
また、テーマ選択に慣れていないまま始めてしまい、記事ネタに困ったり記事すら書けなくなって、止めてしまうということもありがちな一例です。

そこで初心者におすすめしたいのが「雑記ブログ」「特化ブログ」といったジャンルです。

ここではブログを「雑記ブログ」と「特化ブログ」の2つに分け、双方の違いや特徴、メリットとデメリットについて詳しく説明します。

雑記ブログと特化ブログの違い・特徴

ブログは大きく分けてテーマやジャンルを決めずに記事を連ねる「雑記ブログ」と、逆にテーマやジャンルを決めて記事を連ねる「特化ブログ」の2つに分けられます。

雑記ブログはその名の通り、テーマやジャンルを持たない記事、例えばその時に流行っている映画、ドラマの感想や、時事問題についての見解など、自身が気になったこと、好きなことを記事として書くブログです。

雑記ブログはその性質上、タイムリーな話題について書かれることが多い傾向にもあり、そのようなブログはトレンドブログとも言われます。

特化ブログはこちらもその名の通り、テーマやジャンルを絞った記事が書かれるブログで、違う話題については記事にしないブログでもあります。
(もちろんテーマやジャンルに関係が深いものであれば、少々ズレていても記事として取り上げることはあります)

また、初めてブログを開設する人の多くが「雑記ブログと特化ブログだと、どちらのほうが自分に向いているのか?」という疑問を抱きます。

結論から言ってしまえば「自分がやりたい方で始めましょう」なのですが、「それが分からない、決められないから教えて欲しい」という本音を抱えた人が大多数でしょうから、次の節より雑記ブログと特化ブログのメリット、デメリットを詳しく解説します。

メリット・デメリットを踏まえて、自身に合うブログはどちらかを考え、決めてみてください。

雑記ブログのメリットとデメリット

雑記ブログのメリット

雑記ブログのメリットは大きく分けて3つあります。

  1. 書きやすいから続けやすい
  2. 時事ネタを扱いやすい
  3. 需要を知ることができる

では、順に説明していきます。

1. 書きやすいから続けやすい

まず1つ目は、雑記ブログのメリットにおいて最大のメリットでもある「記事を書きやすい」ことです。

テーマやジャンルを絞っていないのですから、自身が書きたいこと、好きなことを書けばよいからです。

また、書きたいことや好きなことを書くと、楽しむこともできるため「ブログが続きやすい」というメリットもあります。初心者にありがちな早々に飽きてしまうことが少なくなります。

2. 時事ネタを扱いやすい

2つ目のメリットは、「時事問題や世の中のトレンドについて記事を書くとアクセスが集まりやすい」ことです。

流行とはそれだけ多くの人が注目、関心を持っていることであり、情報を欲しがっている、それも即時に手に入れたいと願っている人が多いため、アクセスを集めやすいのです(但し、これは一時的なことでもあります。詳しくはデメリットにて説明します)。

3. 需要を知ることができる

3つ目のメリットは、「自分の強みや世の中の需要を知ることが出来る」、場合によっては雑記ブログだけでなく後の特化ブログの開設のヒントも手に入れられることです。

雑記ブログで色々な記事を書いていると、最初は見えなかった自身のブログの記事の傾向や、世間で求められている情報が次第に見えてきます。

自分が書きやすいテーマやジャンルの記事はもちろん、特定の記事にアクセスが集まることで、そのテーマやジャンルの記事を増やせば雑記ブログを徐々に特化ブログにシフトすることもできます。

場合によっては雑記ブログとは別に特化ブログを立ち上げて記事を移動するのも良いでしょう。
自分では気が付かなった得意な事、世間の意外な需要などを見つけることが出来るのは雑記ブログならではのメリットだと言えます。

雑記ブログのデメリット

メリットが多い雑記ブログですが、デメリットもあります。
雑記ブログのデメリットも大きく分けて3つあります。

  1. 差別化が難しい
  2. 検索流入が伸びにくい
  3. 収益化が難しい

こちらも順に説明していきます。

1. 差別化が難しい

まず1つ目のデメリットは、雑記ブログは記事を書きやすい、裏を返せば誰でも書ける記事だからこそ「個性が出にくい、差別化も難しい」ことです。

雑記ブログは時事問題やトレンド、そして自身の日記が主な記事となる傾向のため、名前も顔も知られていない人の書く記事はどうしても軽視されてしまう(例えば自身が読者となって考えると、何処の誰が書いたか分からない記事を真に受けることはない)のです。

リアルな生活でも知らない人の話はあまり真剣には聞かない、話半分で聞くことと同じです。

残念ながら実績や肩書きはもちろん、個性も特徴もない雑記ブログは世の中には溢れていて、更に個性も特徴も出しにくい雑記ブログではブロガーとしての専門性、権威性、信頼性をも構築しにくいのです。

雑記ブログでも個性や特徴を出して成功しているものもありますが、それは各分野の有名人や元々名が知れている人など、他の分野での肩書きや実績が既にある人だからこそ成り立つものでもあります。

2. 検索流入が伸びにくい

2つめのデメリットは「検索流入(SEO)の面で伸びにくい」ことです。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンは基本的に検索ユーザーの検索意図に則した記事ページを検索結果の上位に表示させます。

そもそも個人的な日記は人に読んでもらうことを前提に書かれていません。

検索ユーザーの意図まで考慮して書かれる雑記ブログの記事はとても少なく、時事問題、トレンドも人が興味を持って検索し、アクセスが集まる時間もほんのわずかな期間でしかありません。

さらに検索エンジンは前述の専門性、権威性、信頼性を重視している(各項目の頭文字を取ってE-A-Tと呼ばれている)ため、検索の評価も上がりにくい、引いては検索順位も上がりにくいのです。

3. 収益化が難しい

3つめのデメリットは「収益化が難しい」ことです。

これも前述のように雑記ブログは専門性、権威性、信頼性を構築しにくいだけでなく、記事のテーマやジャンルがバラバラな雑記ブログだからこそ集まってくる読者の属性もバラバラになりやすいからです。

属性がバラバラで「時事問題やトレンドについて知りたい」という人に、特定の商品購入やサービスの申し込ませようとするのは難しいです。なぜならば、その記事を見た理由が特定の商品が欲しいのではなく、サービスに申し込みたいわけでもないからです。

やたらと広告が多くて記事が読みにくく、途中で記事を読むのを止めた。なんてことがあなたにもありませんか?

むしろ記事に関係のない商品やサービスを不自然に薦めたり、広告の露出を多く挟みすぎると逆に嫌悪感すら与えてしまいます。

メリットデメリット
記事を書きやすい、ブログが続きやすい個性が出にくい、差別化も難しい
時事問題や世の中のトレンドについて記事を書くとアクセスが集まりやすい検索流入(SEO)の面で伸びにくい
自分の強みや世の中の需要を知ることが出来る収益化が難しい

特化ブログのメリットとデメリット

特化ブログのメリット

特化ブログのメリットは大きく分けて3つあります。

  1. 専門性、権威性、信頼性を得やすい
  2. 検索流入が伸びやすい
  3. 収益化し易い

では、順に説明していきます。

1. 専門性、権威性、信頼性を得やすい

まず1つ目は、特化ブログのメリットにおいて最大のメリットでもある「専門性、権威性、信頼性を得やすい」ことです。

テーマやジャンルを絞っている、特化している時点で専門性があると言えますし、専門性は権威性も信頼性も一緒に構築されやすいのです。

例えば保険会社に勤めている社員やファイナンシャルプランナーが保険に特化した記事を書けば、記事内容も間違いはないだろうと判断されて一定の説得力も生まれて信頼を得やすいでしょう。

逆にそうではない、素人に分類される一般人が保険について記事を書いても、情報が不足しているのではないか、間違っているのではないかと懐疑的に感じてしまいやすいものです。

また、その記事が掲載されたブログも保険に特化したブログなのか、他のことも書かれた雑記ブログなのかで読者(ユーザー)に与える専門性、権威性、信頼性も大きく変わります。

誰もが前者のほうが専門性も権威性も信頼性もあると感じるのは言うまでもありません。

特化ブログだからこそ専門性、信頼性が担保されて権威性も生まれるのです。

2. 検索流入が伸びやすい

2つ目のメリットは「検索流入(SEO)の面で伸びやすい」ことです。

前述の通りGoogleやYahoo!などの検索エンジンは基本的に検索ユーザーの検索意図に則した記事ページを検索結果の上位に表示させます。

また、専門性、権威性、信頼性(E-A-T)も重視しているため、それが適う特化ブログは検索の評価も上がりやすい、つまり検索順位も上がりやすいのです。

3. 収益化し易い

3つめのメリットは「収益化し易い」ことです。

特化ブログは専門性、権威性、信頼性を構築しやすいだけでなく、テーマやジャンルを絞っているからこそ集まってくる読者の属性も一貫しているので読者のニーズも意図も掴みやすいのです。

読者のニーズも意図も掴めれば、例えば読者の悩みや問題の解決方法、ヒントとなる情報を提示し易く、解決を早期かつ容易に導くための商品やサービスを一緒に紹介し易いとも言えます。

また、テーマやジャンルを絞っているからこそ読者も他の記事を読みやすく、何度も訪問してくれるリピーターにもなりやすいのです。

こうして見ると、雑記ブログのデメリットがそのまま特化ブログのメリットになると言えます。

ただし、特化ブログであったとしても関係のない商品やサービスを紹介したり、広告の露出を多く挟みすぎたりすると嫌悪感を与えてしまうのは雑記ブログと同じですので注意しましょう。

特化ブログのデメリット

こうして見ると断然特化ブログの方が良いと思えるかもしれませんが、特化ブログにもデメリットはあります。

特化ブログのデメリットも大きく分けて3つあります。

  1. 専門知識が必要となる
  2. 書きにくいから続けにくい
  3. 世間の需要と一致しにくい

こちらも順に説明していきます。

1. 専門知識が必要となる

まず1つ目は、記事を執筆するあなた自身に「専門知識が充分にあるか」ということです。

特化ブログはただ単にテーマやジャンルを絞れば良いというわけではありません。

テーマやジャンルを絞っても、それについての専門的な知識がなければ記事を書けないのはもちろん、書いた記事の内容も説得力も薄くなってしまいます。

2. 書きにくいから続けにくい

2つ目のデメリットは専門性が必要だからこそ「記事を量産しにくい、記事を書き続けることが難しい」ことです。

記事内容の真偽の裏取りや独自の見解はもちろん、読者に専門知識を分かりやすく噛み砕いて説明するにも文章を推敲しなければならないため、1つの記事にかける時間も手間も大きくなってしまいます。

また、テーマやジャンルを絞っているからこそ必然的に記事に書くネタも狭いものになりがちであり、そもそも情報が少ないため定期的な更新すらも難しい状況に陥ることもあるでしょう。

ブログは雑記であれ特化であれ、定期的に記事を更新することが読者を集めるための大切な工夫です。

情報の新鮮さよりも専門性や正確性が求められる特化ブログは、記事をストックしておくのはもちろん、同じテーマの記事であっても視点や条件を変えて書いた記事を定期更新、投稿することを心がけてみてください。

3. 世間の需要と一致しにくい

3つめのデメリットは「世間のニーズ、意図と専門性が一致しているかでアクセス数が大幅に変わる」ことです。

テーマやジャンルを絞っているからこそ集まってくる読者の属性は一貫しています。

読者のニーズも意図も掴みやすいのは特化ブログのメリットではありますが、あまりに絞りすぎるとそれを望んでいる読者自身が少なすぎて、場合によっては世間のニーズは全くないことでアクセスが伸びないこともよく起こります。

また、特化ブログのメリットとして収益化し易いことを挙げましたが、マネタイズのポイントがアフィリエイトによる商品の紹介やサービスの申し込みであった場合、自身のテーマやジャンルに沿うアフィリエイトがなければ紹介料を得ることすら出来ません。

どんなテーマ、ジャンルを選ぶかを決めかねているならば、難易度と収益性を纏めた以下の記事を参考にしてみて下さい。

【ブログジャンル一覧】初心者におすすめアフィリエイトジャンルの選び方

メリットデメリット
専門性、権威性、信頼性を得やすい専門知識が充分にあるか問われる
検索流入(SEO)の面で伸びやすい記事を量産しにくい、記事を書き続けることが難しい
収益化し易い世間のニーズ、意図と専門性が一致しているかでアクセス数が大幅に変わる

ちなみに最近はアフィリエイトを介さずに自社の商品やサービスを提供するためにブログ(オウンドメディア)を自前で始める法人、企業も増えています。

オウンドメディアは自社の商品、サービスはもちろん、それに関する情報を提供することが主な目的ですので、正に特化ブログと言えますね。

あなたにおすすめなのは雑記ブログか?特化ブログか?

ここで最初の質問である「雑記ブログと特化ブログだと、どちらのほうが自分に向いているのか?」という質問の答えをまとめます。

メリット、デメリットを読んでもピンと来ない方は「雑記ブログ」をおすすめします。

ピンと来ないのは具体的なイメージを持てないぐらいに圧倒的に書く経験が足りないからであり、そういう方はまずは何でも良いのでブログを書きましょう。

最初から収益を出したい、アクセスを増やしたいという気持ちがあると思います。
しかし、いきなり結果を出したり収益やアクセスが増えるというのは非常に難しいです。

まずは記事を書くことを始めましょう。
自分の得意なことが具体的に分かっている人や専門的な知識を持っている人は「特化ブログ」をおすすめします。

世間のニーズ、意図を踏まえつつ、ブログの定期的な更新が行えればアクセスは順調に伸びていくでしょう。

特化ブログは続ければ続けるほど専門性、権威性、信頼性も増すので、ブログ以外での仕事の依頼チャンスも広がる可能性も含んでいます。

あなたの傾向おすすめは…
自分の書きたいように書きたい雑記ブログ
メリット・デメリットを読んでもピンと来ない雑記ブログ
特化ブログを書くには知識も経験も乏しい雑記ブログ
自分の得意なことが具体的に分かる雑記ブログ
専門的な知識を有している特化ブログ
自身のブランディングを兼ねたい特化ブログ

まとめ

以上が雑記ブログと特化ブログのメリット、デメリットです。

そして、どちらのブログにも共通することは定期的に記事を更新することが読者を集める、リピーターを増やすための工夫でもあります。

例えば雑誌と一緒で毎週〇曜日、毎月〇日など発売日が決まっているからこそ読者はその日に合わせて購読するように、ブログも更新するタイミングが予め決まっている、知られていれば読者もそのタイミングに合わせてブログに訪問するようになります。

また、どちらのブログも読者を意識して記事を書くこと、読みやすさや分かりやすさはもちろん、読後感を意識して記事を書くだけでも記事の質がかなり上がります。

それだけで雑記ブログの日記が誰にも読めるコラム記事に、特化ブログの専門記事が誰にも理解できるレポート記事に昇華されるのです。

最後にあなたの自己実現、自身の目標をブログで適えることを心から願って、締めの言葉といたします。

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WordPressの使い方・記事ページの書き方から公開までをじっくり解説

WordPressにてWebサイトやブログを開設し、実際に記事(コンテンツ)の作成を始めてみたものの、特に初心者の方はWordPressの使い方がイマイチ分からなくて戸惑っている方も多いのではないでしょうか。

エディター画面は同じでも、投稿ページや固定ページでメニューが別になっていたり、WordPress5.0から実装されたブロックエディターの使い方や機能が分からなくて肝心の記事作成が滞っていたり…なかなか前に進めない方もいるでしょう。

この記事ではWordPressの投稿ページと固定ページの違いや使い方、ブロックエディターによる記事の書き方、機能について解説します。

さらには他にもあるWordPressの設定方法についても解説しますので、この記事を読んでWordPressの使い方、書き方をマスターして、あなたのWebサイト、ブログを充実させましょう!

WordPressの投稿ページと固定ページの使い方

まずは投稿ページと固定ページの違い、主な用途について説明します。

投稿ページとは、主にブログ記事(コンテンツ)やお知らせとして作成、使用するページです。

複数の記事ページで構成されるため、カテゴリーやタグで分類分けを行うことができ、その分類別に記事を一覧で表示することも出来ます。

一方、固定ページはブログ記事のように複数あるページと言うよりは単体で成り立つページであり、プロフィール(会社概要)やお問い合せフォーム、プライバシーポリシーなどが作られ、使用されるページです。

また、上記のような使い方に限らなくても良いのですが、自身はもちろんWebサイトやブログの構造、構成をユーザー(読者)にも分かりやすく伝えることを考えれば、その通りに使用することをおススメします。

(最近では企業、法人のコーポレートサイトに新着情報をブログ記事として公開したり、ブログサイトに自身のプロフィールを掲載することも増えています。どちらにも使われる機能として備わっていると言えます。)

ページの追加・編集・削除方法

WordPressの投稿は、新規追加ボタンをクリックして記事を作成し、最後に公開ボタンをクリックすればページが追加されて公開されます。

また、一度公開した投稿ページや固定ページを後に編集・削除を行う事もできます。

ここではページの追加・編集・削除の方法を説明します。

ページの追加

早速、ページの追加を行ってみましょう(ここでは投稿ページを例に説明します)

WordPressにログイン後、左横に表示されているメニューの「投稿」にオンマウスするとさらにメニューが表示されるので、投稿一覧をクリックします。

すると、現在投稿されている記事の一覧が表示されますので、上の「新規登録」ボタンをクリックすると、エディター画面に遷移します。

(メニューにて投稿一覧でなく新規登録をクリックすると、一覧表示をスキップしてエディター画面に直接遷移します)

エディター画面にてタイトルを追加し、公開ボタンをクリックすれば(記事はなくても)ページが追加、生成されて公開となります。

記事およびタイトルは後に編集できますので、まずは好きなタイトルをつけて、投稿ページを追加してみてください。

新しい投稿ページが追加されているはずです。

ページの編集

次は投稿したページの編集を行ってみましょう。

ページの追加と同じように、左横に表示されているメニューの「投稿」にオンマウスするとさらにメニューが表示されるので、「投稿一覧」をクリックします。

すると現在投稿されている記事の一覧が表示されますので、先ほど追加した記事のタイトルをクリックします。

クリックするとエディター画面に遷移しますので、タイトル、および記事の編集を行えます。

また、記事一覧にてタイトルにオンマウスするとタイトルの下にメニューが表示され、メニュー内の「クイック編集」をクリックすると、簡易的な編集を行うこともできます。

ページの削除

もちろん投稿したページは削除が可能です。

ページの編集と同じように、左横に表示されているメニューの「投稿」にオンマウスするとさらにメニューが表示されるので、「投稿一覧」をクリックします。

すると現在投稿されている記事の一覧が表示されますので、記事のタイトルにオンマウスするとメニューが表示されます。

メニュー内の「ゴミ箱」をクリックすると該当の記事はゴミ箱に移動し、記事の一覧からは削除されます。

ただし、これは完全に記事が削除されたわけではなく、該当の記事は非公開かつゴミ箱に移動した状態です。

さらに「ゴミ箱」をクリックすると、「ゴミ箱」にある記事一覧が表示され、削除したい記事のタイトルにオンマウスすると「復元」や「完全に削除する」などメニューが表示されます。

ここで「復元」をクリックすると、ゴミ箱に移動する前の状態に戻ります(該当記事は記事一覧に戻ります)。

記事そのものを削除してしまいたい場合は「完全に削除する」をクリックしてください(これを実行すると記事は完全に削除されるため、「復元」することも出来なくなります)。

ブロックエディターの基本的な使い方

以前のエディターはクラシックエディターが標準でしたが、WordPress5.0以降はブロックエディターが標準となりました。

ブロックエディタでは文章や画像をブロックという単位で管理するもので、レイアウトの変更や位置調整をしやすいのが特徴です。

よってここではブロックエディターの基本的な使い方について説明します。

(※ クラシックエディターとはWordPressが提供していた旧エディターです。クラッシックエディターを使って記事を作成したい場合は、プラグインの「Classic Editor」をインストールして有効化すればクラシックエディターを利用することが出来ます)

ブロックエディターを開くと、以下のような画面が表示されます。

1.タイトルを作成する

まずは記事のタイトルを入力します。

灰色で「タイトルを追加」と書かれている部分をクリックして、記事のタイトルを入力します。

2.記事を作成する

次に+が書かれているアイコン(画面上もしくは画面右横に表示されている)をクリックしてブロックを追加します。

追加できるアイコン一覧が表示されますので、ここではテキストを入力する「段落」を選択します。

これでテキストが入力できるブロックが出来ましたので、実際にテキストを入力してみてください。

3.見出しを作成する

テキストを読みやすくするために、適度な文節で見出しを作成しましょう。

+アイコンをクリックするとアイコン一覧が表示されますので、「見出し」を選択します。

後は段落と同じです。実際にテキストを入力して見出しを作成してください。

4.文字を装飾する

さらにテキストを読みやすくするために、重要な単語、文節を太字で強調したり色をつけて読みやすくしましょう。

強調や色をつけたいテキストを選択するとツールバーが表示されますので、太字の場合は「B」を、色を変える場合は「Aのテキスト色」をクリックして色を選択します。

他にも「I」を選択するとテキストがイタリック表記に、下矢印ボタンを選択すると、その他の機能が表示されてフォントサイズの変更や下線を引くこともできます。

5.リストを作成する

テキスト内容を分かりやすく伝える工夫として、箇条書きにしてリスト表示を行うのもひとつの方法です。

リスト表示には番号付きのものと番号無しのものの2種類があります。

リスト表示を行いたいテキストを選択するとツールバーが表示されます。

記事内容に応じて適切なものを選んで使いましょう。

6.画像を挿入する

記事にはテキストだけでなく、画像を添付することも出来ます。

+アイコンをクリックするとアイコン一覧が表示されますので、「画像」を選択します。

貼り付けたい画像ファイルを選択して貼り付けるだけでなく、画像をドラッグ&ドロップすることで簡単に張り付けることもできます。

7.テキストの引用

記事には自身のオリジナルテキストだけでなく、記事内容の根拠や元となった他のWebサイトの記事を引用して紹介することもあるでしょう。

+アイコンをクリックし、「すべて表示」をクリックするとアイコン一覧が表示されますので、「引用」を選択します。

また、引用を行う場合は引用したテキストだけでなく、引用元(Webサイト名やリンク)も明記しておきましょう。

8.リンクを挿入する

記事にはテキストリンクを貼ることも出来ます。

リンク化したいテキストを選択するとツールバーが表示されますので、「鎖のアイコン」をクリックします。

すると入力欄が開きますので、URLをペーストまたは入力してリターンキーをクリックして設定します。

以上が、ブロックエディターの基本的な使い方です。

全ての入力、設定が終わったら画面右上の「公開」ボタンをクリックして完了です。

ブロックの挿入・削除などの機能

記事を作成していると新しいブロックを挿入することでテキストや画像を追加したりするのはもちろん、いらないブロックを削除することも起こるでしょう。

これもブロックエディターでは簡単に行うことが出来ます。

ブロックの挿入

ブロックの挿入を行うには、新しくブロックを挿入したい箇所のブロックとブロックの間にオンマウスします。

すると「+」ボタンが表示されますのでボタンをクリックするとブロックを選択するツールバーが表示されます。

挿入したいブロックを選択することでブロックが挿入されます。

ブロックの削除

ブロックの削除を行うには、削除したいブロックを選択します。

ブロックを選択後、ツールバーから「…」の詳細設定アイコンをクリックするとメニューに「ブロックを削除」が表示されますのでクリックします。

これでブロックの削除は完了です。

ブロックの移動

ブロックは挿入や削除だけでなく、ブロックの場所を移動することも出来ます。

ブロック選択後、ツールバーの上下のボタンをクリックすることでブロックの移動が行われます。

(上を押せば選択したブロックが一つ上に、下を押せば選択したブロックが一つ下に移動します)

また、ブロックは一つだけの選択ではなくshiftキーを押しながら複数のブロックを選択することで、複数のブロックを一緒に移動することも出来ます。

以上の機能を使えば、記事の修正もよりスムーズに行えるでしょう。

他にも使えるWordPressの設定方法

記事の作成におけるブロックエディターの基本的な使い方は以上ですが、ブロックエディター以外にも記事を充実させる機能がWordPressには実装されています。

是非、こちらも実装してあなたの記事をさらに充実させてみましょう。

アイキャッチ画像の設定

記事を一覧表示した際に画像があると読者も記事を読む前にイメージを掴みやすく、また、SNSなど他のメディアでリンクを引用した際に画像があると興味を引きやすいです。

(SNSにてアイキャッチ画像を表示させるにはOGP設定を行わなければなりませんが、ここではその説明は割愛いたします)

WordPressは記事ごとにアイキャッチ画像を設定することが出来ます。

まずはアイキャッチ画像を入れたい記事を開き、ブロックエディターの右上にある投稿ボタンをクリックしてメニューを開きます。

メニューにある「アイキャッチ画像」をクリックすると「アイキャッチ画像の設定」ボタンが表示されます。

クリックして画像ファイルを選択、設定を行いましょう。

カテゴリーの設定

WordPressでは投稿した記事をジャンル分けするためのカテゴリー機能と、投稿記事にタグを付けるタグ機能があります。

特にカテゴリー機能は複数あるブログ記事をグループ分けすることでカテゴリー別に記事一覧を表示することも出来ますので極力設定しておきたい機能です。

まずはカテゴリーを設定したい記事を開き、ブロックエディターの右上にある投稿ボタンをクリックしてメニューを開きます。

メニューにある「カテゴリー」をクリックするとカテゴリーの一覧が表示されるので、該当するカテゴリーにチェックを入れて設定を行います。

また、「新規カテゴリーを追加」をクリックして新しいカテゴリーを作成、設定することも出来ます。

記事のURL(パーマリンク)の設定

WordPressでは投稿した記事に固有のURL(パーマリンク)が自動で割り振られます。

この自動で割り振られるURLを変更することも出来ます。

まずはURLを設定したい記事を開きます。

ブロックエディターの右上にある投稿ボタンをクリックするとメニューが開きます。

メニューにある「パーマリンク」をクリックするとURLスラッグという入力欄が表示されるので、ここに変更したいURLを入れて設定を行います。

URLは分かりやすい文字列にするのが望ましいですが、日本語URLではSNSなどでパーマリンクをシェアした場合に文字列が変換されてしまうため、極力半角英数字にすることが望ましいです。

下書き保存、非公開、パスワード設定

記事がまだ作成途中で公開したくない場合には下書き保存を行いましょう。

ブロックエディターの右上に「下書き保存」ボタンがありますので、これをクリックします。

また、一度公開したページを非公開に戻すことも出来ます。

非公開にしたい記事を開き、ブロックエディターの右上にある投稿ボタンをクリックします。

メニューにある「ステータスと公開状態」をクリックすると表示状態が「公開」になっていますので、これをクリックして「非公開」を選択します。

さらに、記事ページを閲覧できる人を限定するパスワード設定も行う事ができます。

同じくパスワード設定したい記事を開き、ブロックエディターの右上にある投稿ボタンをクリックします。

メニューにある「ステータスと公開状態」をクリックすると表示状態が「公開」になっていますので、これをクリックして「パスワード保護」を選択し、パスワードを入力、設定します。

これでパスワードを入力しないと閲覧ができないページになりました。

まとめ

以上がWordPressの使い方・記事ページの書き方から公開までの一連の設定です。

この記事を見ながら実際に手を動かしてみると理解も早まり、操作にも慣れることが出来るでしょう。

これらの設定をしっかり行うことであなたのWordPressの記事作成が容易になるのはもちろん、読者(ユーザー)にとっても読みやすい記事を提供することに繋がりますので、是非マスターしてくださいね!