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もっと多くの人に見てもらいたい!注目を集めるコンテンツの作り方

サイトを立ち上げて、コンテンツ更新を始めると「もっともっと多くの人に見てもらいたい」という意欲が湧いて来るのではないでしょうか。多くの人の注目を集めるコンテンツを考え、作るためのヒントを今回はご説明して行きます。

人は時事性のあるテーマに注目する

少し古いデータではありますが、総務省が発表した「平成18年度情報流通センサス報告書」によると、平成8年(1996年)から平成18年(2006年)までの間に、私たちが取得し得る、身の回りの情報の量が500倍以上の量に大きく膨れ上がりました。

近年の同様のデータ/統計を見つけることが出来なかったので、一概に評価はできませんが、2006年以降のスマートフォンの普及などを考えると、現在においては平成8年比の500倍では納まらない程の膨大な情報が、私たちを取り巻いていると想定されます。いわゆる、情報爆発がどんどん広がり続けている状態です。

このような情報爆発を考えると、人は「自分の日々の生活に直結する情報」か「時事性があり、世間で話題になっている情報」のどちらかを中心に情報消費して行くようになります。

時事性のある情報はどこで見つけるべき?

「時事性があり、世間で話題になっている情報」が大切と言われても、新聞記者ではないし、どこから情報を探せば良いのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。

しかし、実は難しく考えなくても、「世間で話題になっている情報」を探すためのツールは皆さんの周りに沢山転がっています。

例えば、Yahoo!ニュースやスマートニュースなどのニュースサイトで「トピックス」と呼ばれる目立つ位置に掲載されている記事などをヒントにするのも良いでしょう。

目立つ位置に掲載されているということは、多くの人の話題に上がる可能性が高く、これから話題になるテーマと考えて良いでしょう。毎朝、これらのニュースサイトの「トピックス」を確認し、皆さんのコンテンツの参考にしてみてはいかがでしょうか?皆さんが作成するコンテンツの参考にしてみてください。目立つ位置に掲載されているということは、多くの人の話題に上がる可能性が高く、これから話題になるテーマと考えて良いでしょう。毎朝、これらのニュースサイトの「トピックス」を確認し、皆さんのコンテンツの参考にしてみてはいかがでしょうか?

手軽に話題の情報を探す方法

ニュースサイトを毎朝見ることをルーティンにすることをお薦めしましたが、毎朝チェックして、話題になりそうなものを選ぶことは手間だという方もおられるかも知れません。

「話題の情報」=バズってるTweet?

「バズってる」という言葉も、すっかりと市民権を得たと思います。Twitterなどで多く呟かれている(バズってる)テーマを見つけて、コンテンツの参考にするという方法があります。この方法ならば、話題になるか?を考える手間が省けて、既に話題化しているものに寄り添ってコンテンツを考えることが出来ます。

Twitterには、「話題を検索」(スマートフォンの場合は、虫眼鏡アイコン)という機能が用意されています。

この機能を使えば、「トレンド」という現在多く呟かれているテーマを把握することが出来ます。また、「ニュース」「スポーツ」「ユーモア」「エンターテイメント」というタブを見ると、具体的にどのような内容のコンテンツが、話題になっているか?を見ることができ、コンテンツを考える際に直接的な参考になると思います。

上のような内容の場合には、「食欲の秋」などの季節性のあるテーマが受けているので、そのまま便乗するのであれば、「食欲の秋」で「お手軽」に、できそうなものをコンテンツにしていったりします。

「話題の情報」を他人よりも早く掴むにはリリースの確認が大切?

「バズってる」ものに、便乗する人は沢山いるから、遅れて便乗をしても、情報が埋もれることを心配する方もおられるかも知れません。そんな方も心配ご無用で、情報を早くにキャッチする方法があります。

Twitterなどのバズのきっかけに、メディアのコンテンツがなるケースが多くあります。と言うことは、メディアがコンテンツにしたくなる、メディアのネタ元となる場所を探しに行けば、一足早くに「話題の情報」を見つけることができるかも知れません。

メディアが参考にするのは、企業が発信するリリースなどです。このリリースが一か所に集まっていて、尚且つ人気のリリースはどれなのか?を簡単に見つけられるサービスがあります。それは、「プレスリリース配信サービス」と呼ばれるものです。

この中でも、今回は上場も果たしていて、国内上場企業40%超が活用しているという「PRTIMES」を参考に見て行きたいと思います。

「PRTIMES」内の「ランキング」というタブを押すと、「今月のランキング」など複数の切口で人気のリリースが表示されます。このリリースを確認して、皆さんが作成するコンテンツの参考にされるのが良いと思われます。

また、1リリースずつを見て、話題化の特徴を掴むのが手間だと言う方は、右カラムに記載されている「いま注目のキーワード」を参考にして、コンテンツを考えて行ってみましょう。

具体的には、どのようにコンテンツにする?

「マスク荒れ」というキーワードを使った記事例
出典:https://ww-online.jp/archives/808512

例えば、上のWOMAN WELLNESS ONLINEの「マスク荒れ」を見てみます。COVID-19の影響で、マスクを付けることが生活習慣になっています。このような世相で共感を生む「マスク」の、新たな「注目のキーワード」を上手に取り上げていると思います。当たり前(=マスク)と意外性(=保湿効果ありそうなマスクが肌荒れを招く)のミックスが上手く行われています。

人は、自分の半径5メーターくらいの自分事化しやすいテーマに興味を持ちます。このため、コンテンツを考えるにあたっては、半径5メーターのテーマで、新たな「注目のキーワード」(=意外性)を取り入れると、注目を集めやすくなります。

このようなコンテンツをゼロから考えるのではなく、補助線となる参考サイトを持っておくと、注目を集めるコンテンツも作りやすくなるのではないでしょうか?

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その情報届いてる?Twitterを使い尽くすために、もっとTwitterを理解しよう!

SNSの活用方法と選び方、注目すべき指標についてで取り上げたTwitterについて、今回はもっと深堀りをして見て行きたいと思います。Twitterは、投稿(Tweet)の手軽さがポイントのSNSですが、果たして、皆さんの投稿は届けたい相手に届いているのでしょうか? 

Twitterという世界を知ることから始めよう!

Twitterは、140文字と言う制約の中で、「自由にTweet」をするためのSNSです。このため、皆さんが好きなことを、好きな時にTweetされて良いと思います。

ただ、皆さんが1人でも多くの人にご自身のTweetを届けたいならば、Twitterという世界(カルチャー/お作法)を理解しましょう。ちなみに、世界初のTweetは、Twitterの共同創業者のジャック・ドーシー氏の投稿だと言われています。

Tweetを日本語に直した「呟く」という訳は非常に分かり易く、実態を表していると思います。肩ひじ張らずに力を抜いたような堅苦しくないものが、Twitterでは受け入れられ易いです。

2020年8月31日時点で、世界中で最もReTweet(拡散)したTweetは、ZOZOの創業者である前澤友作氏のお年玉企画に関するものです。

なお、前澤氏が記録を樹立するまでは、Carter Wilkerson氏がファストフードレストラン_ウェンディーズに対して、「何回リツイートされればチキンナゲット1年分を無料でくれる?」とウェンディーズのTwitterアカウントに質問を投げかけ、「1,800万回」と回答された画像を投稿したものでした。

この2つを見て頂いても理解頂けるかと思いますが、着飾らないカジュアルで柔らかな、ホンネのコミュニケーションがTwitterの中では求められています。

どの程度のカジュアルでホンネのコミュニケーションが許されるか?

お仕事でTwitterを使われる方は、「着飾らないカジュアルで柔らかな、ホンネのコミュニケーション」が必要と言われても、どの程度が許容ラインか?ということを悩まれることも多いかと思います。

多くの批判を受けるような「炎上」現象を、お仕事のTwitterアカウントでは是認できないでしょう。どこまでが許容されていてい、どこからかが「炎上」するレベルか?を把握するためには、「拡散」「話題化」しているTweetを見ていくことがお勧めです。

Yahoo!リアルタイム検索で拡散・話題化しているテーマを確認する

Yahoo!ニュースやショッピングなど各種サービスを提供するYahoo!にはリアルタイム検索というTwitterのトレンドを分析するためのツールが用意されています。

このツールを使えば、上に示したようなトレンドランキングを簡単に調べることができ、各順位の詳細が表示されるようになっています。

また、詳細を表示すると、下記のようにTweet数の推移や、ポジティブな捉え方をされているのか?ネガティブな捉え方(炎上など)をしているのか?を簡単に把握することができます。

Yahoo!リアルタイムを見る習慣をつけて頂き、どのようなTweetが受け入れられて、どのようなものが炎上傾向にあるのか?を、身に着けて頂くことがTwitterという世界を理解する近道ではないか?と筆者は考えます。

感性/定性から定量分析への転換

上記の方法で、Twitterの世界観を理解して、受け入れられるTweetを行い始めると、「本当にこれで正しいのか?」と悩まれるようになるかと思います。前に進めば進むほどに悩むのは常です。

悩んだ場合でも、「伝わっているか?」ということをゴールとした場合には、検証するためのツールをTwitterは用意をしてくれています。

https://analytics.twitter.com/user/(ご自身のTwitterのアカウント名)で、Twitterが用意するアナリティクスに接続することができます。

色々な数値を見ることができるのですが、筆者はまずは、「ツイートアクティビティ」(上記)というタブを参照することをお薦めします。

Tweet毎の「インプレッション数(表示回数)」「エンゲージメント数(ReTweetやいいねなど回数)」が一覧で表示されます。これを見ることで、どのようなテーマをTweetした際に、他の人からの支持・好感を集められたか?を簡単に比較することができます。

戦略的にTweetを行って行くためには、「インプレッション数」「エンゲージメント数」が上位30%と下位30%のTweetを抽出して、両者の差異・差分を毎月1回など振り返り行い、下位のようなTweetを辞めるようにしていくという運用をしましょう。上位30%下位30%を比較するためにも、(特に、Twitterを始めて、直ぐの時期は。)多くのTweetを行い、検証をしっかりとできるようにしましょう。

Twitterは万能なのか?

手軽に始めることができ、Tweetのハードルも低く、分析するための無償のツールも多数提供されているTwitterは、Web施策の万能の武器なのでしょうか?

筆者の見解としては、即時性・拡散性はTwitterの武器ではあるが、情報が流れて行く(フローと言われます。)ので、いつでも情報がある(ストックする場)を設けておくことが必要となります。

このため、ご自身でサイトを持つなどして、情報をストックして置く場を設けて、拡散させるために、Twitterを組み合わせて活用することがお勧めです。

企業の公式アカウントはカジュアルにユーザーと接点を持っている

企業の公式アカウントには、ユーザーとの接点を持つため、また「親しみやすさ」を出すために、カジュアルにTweetを発信し、人気となっているものがいくつもあります。
代表的なアカウントをいくつかご紹介します。

◆SHARP(83万フォロワー 2020年9月現在)

https://twitter.com/SHARP_JP/status/1306791769628082176

ユーザーの質問にフランクに回答したり、「末永くお付き合いをお願いします」とリプライしたり、親しみやすいアカウントです。

◆株式会社タニタ(31.9万フォロワー 2020年9月現在)

https://twitter.com/TANITAofficial/status/1306955417654759425

体重計などで有名なタニタの企業アカウントも、「面白くてゆるいTwitter」として認知されています。他社アカウントをリツイートしたり、「今日の一曲」として毎日音楽を紹介したり、「中の人(運営者)」を感じられるアカウントとなっています。

◆とんかつ店まるかつ@奈良(4.7万フォロワー 2020年9月現在)

https://twitter.com/marukatsunara

大手企業に限らず、バズる(拡散)することでフォロワーが増え、来客につなげているケースもあります。とんかつ店まるかつさんは、平成30年の豪雪の際、福井県民のみなさんに割引キャンペーンを始めたことがきっかけにフォロワーが増えました。その後も毎日Tweetをし、ユーザーとの接点を持ち続けています。

人気のアカウントの共通点としては、「更新頻度」が高いことがあげられます。トレンドを発信しつつ、ユーザーとのカジュアルな場の接点として運用することも一種の手法といえるのではないでしょうか。

情報をストックするための場として、是非ともロリポップでオウンドサイト構築に挑戦してみて下さい!