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今すぐ実践できる!WordPressのセキュリティ対策

安全にサイトを運営し続けるためには、継続的なセキュリティ対策を実施することが重要です。

WordPressでサイトを運営しているけれど、セキュリティ対策は何をすれば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。

セキュリティの知識が不安な方でも今すぐ実践できるWordPressのセキュリティ対策方法をご紹介します。

WordPressのセキュリティ対策が必要な理由

サイバー攻撃のターゲットになりやすいWordPress

WordPressは、国内のシェアが82.8%(※1)でありユーザー数が非常に多いCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)です。

カスタマイズしやすいプラグインやテーマが豊富で、個人や会社のホームページ作成に多く活用されている反面、ユーザー数が多いためにサイバー攻撃の標的にされやすいのも事実です。

オープンソースであるため脆弱性を見つけやすく、WordPressの内部構造もわかりやすいため攻撃しやすいと言われています。

(※1)Percentages of websites using various content management systems among the sites that use Japanese:W3Techs.com, 26 October 2020:https://w3techs.com/technologies/segmentation/cl-ja-/content_management

WordPressの脆弱性を狙った攻撃の事例

WordPressに対する攻撃種別としてはWordPress設定ファイルの読み取りが多く、検出箇所はプラグインとテーマの脆弱性を悪用した攻撃の検出が多い傾向にあります。(※2)

(※2)出典:株式会社ジェイピー・セキュア『JP-Secure Labs Report Vol.05』

ロリポップの2020年1月から6月までのWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)の攻撃検出ログを元に集計された分析レポートによる。

WordPressのセキュリティ対策方法

WordPressサイトを安全に運用し続けるためには、自分のサイトの状態を確認し、適切なセキュリティ対策を実施することが必要です。

セキュリティの知識が不安な方でも今すぐ実践できるセキュリティ対策方法をご紹介します。

1. パスワードの強化

WordPress管理画面のアカウント名・パスワードは推測されにくいものにしましょう。

下記のようなパスワードは、不正にログインされやすく危険です。

  • ユーザー名とパスワードが同一
  • 推測されやすい単語を使用している(passwordやadminなど)
  • パスワードが数字または英字のみ
  • ドメイン名と同じ、もしくは類似している
  • WordPressのユーザー名とブログのニックネームが同一

2. プラグインやテーマを最新に

WordPress本体のバージョン、インストールしているテーマやプラグインが古い場合、脆弱性が発見されたバージョンのままになっている可能性があります。

WordPressやプラグインに脆弱性が発見されると、修正された新しいバージョンが公開されます。

最新版にアップデートすることで攻撃を防ぎましょう。

また、使っていないプラグインであっても攻撃の対象となり得るため、不要なプラグインは削除するようにしましょう。

3. WAFを活用して攻撃を防ぐ

WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)は、Webアプリケーションの脆弱性を悪用する攻撃からWebサイトを保護するためのセキュリティ機能です。

ウェブサイトに対するクロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなどの攻撃を自動的にブロックします。

WAFを導入することで、攻撃を効率的に検出・防御することができます。

多くのレンタルサーバーでは、サーバーの管理画面から簡単にWAFの設定ができる機能が提供されているので有効活用するようにしましょう。

ロリポップでも管理画面からWAFを設定することが可能です。

ロリポップ「WAFによる脆弱性対策」

4. プラグインを使ったセキュリティ対策

WordPressには、セキュリティ対策用のプラグインもあります。

ここでは攻撃を防ぐ対策に有効な「SiteGuard WP Plugin」を紹介します。

SiteGuard WP Plugin」は、不正ログイン、管理ページ(/wp-admin/)への不正アクセス、コメントスパムを防ぐことができるプラグインです。

ロリポップでは、WordPress簡単インストールでインストールを行った場合あらかじめ「SiteGuard WP Plugin」が同梱されています。

WordPress管理画面でプラグインを有効化すると利用できるようになります。

ログインURLの変更

WordPress管理画面のログインページURLをデフォルトのURL(wp-login.php)から変更する機能です。

ログイン画面を見つけられないようにすることで、不正にログインを施行される攻撃を受けにくくします。

ログインページ、コメント投稿に画像認証を追加

ログイン画面に画像認証を追加することで、コンピュータープログラムによる自動攻撃から守ります。

また、WordPressにはコメント機能がありますが、悪意のある他者にスパムコメントを大量に投稿されるような攻撃もあります。

コメントスパムが多すぎると、セキュリティやサイトの信頼性に影響が出てしまう可能性があります。

コメントスパムもまた、プログラムで自動投稿される場合が多いと言われています。

コメント欄にも画像認証を入れることで、自動投稿の攻撃からサイトを守りましょう。

コメントスパム対策には、「Akismet」もおすすめです。

その他のセキュリティ対策におすすめのプラグインについては、セキュリティ対策にオススメのWordPressのプラグインをぜひご覧ください。

おわりに

今回は、セキュリティ対策に自信がないという方も簡単に始められるWordPressのセキュリティ対策について紹介しました。

WordPressの最も基本的なセキュリティ対策方法は、最新バージョンにアップデートすることです。

WordPressサイトを安全に運用し続けるためには、脆弱性を検知してすばやく適切に対処する対策と、攻撃を未然に防ぐ対策をどちらも継続的に行うことが重要です。

自分で対策を考えるのが難しい場合は、ツールを活用すれば効率的に対策を行うことができます。

記事で紹介したセキュリティ対策方法を参考に、WordPressサイトのセキュリティを強化しましょう。

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知らないじゃ済まされない!押さえておくべき著作権法・薬機法・景品表示法

サイトを開設して、コンテンツを更新し始めると、言いたいことや伝えたいことが増えて来るかと思います。皆さんのサイトなので好きなことをどんどん伝えて行って頂ければ良いのですが、法律で規制されていることなど気を付けないといけないことが幾つかあります。今回は、コンテンツに関連する法律について説明します。

著作権法

著作権法とは

著作権という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?「●●という番組を勝手にWebに掲載(アップロード)して、著作権侵害で訴えられた」などでニュースで取り上げられたりもしています。

そもそも、著作権法とはどのような法律なのでしょうか?

「著作権法」は、著作物などに関する著作者等の権利を保護するための法律です。

と総務省の国民のための情報セキュリティサイトでもまとめられています。

著作物とは、他人が知ることができるように世の中に表現された物が該当するとされています。このため「私の頭の中では、●●と思っていた。」という、アイディアや考えそのものは、著作物とは認められていません。

世の中に表現された全ての物は著作権が保護がされるのでしょうか?著作権法は、本法で保護されるべき著作物を下記のように定めています。

「思想又は感情を創作的に表現したものであって,文芸,学
術,美術又は音楽の範囲に属するもの」(著作権法 2条 1 項)

また、著作権法10条2項では、下記のように定めて、「創造性」がないものについては、保護の対象外であると定めています。

事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第一号に掲げる著作物に該当しない。

上記を見ただけでもご理解頂けるかと思いますが、著作権法で著作物(≒コンテンツ)に対して、細かな取り決めと保護が為されているので、他人のコンテンツを参考にさせて頂く時には、十分な注意を払う必要があります。

では、著作権法があるので、他人のコンテンツを参考にさせてもらって、コンテンツを作ることはできないのでしょうか?

引用について

著作権法は、32条で引用に関する定めを行い、一定の条件のもとで、他人のコンテンツの利用を許可しています。

公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

本条文において、注意を要するのが「目的上正当な範囲内」でというところです。何を以て正当か?というところですが、一般的には、下記が正当かどうか?の基準とされています。

  • 引用部分がコンテンツの主でなく、他の部分を補強するための従であること
  • カギ括弧を附するなどで引用部分を明確にすること
  • 引用元の明示を行うこと

上記のような要件を満たしていないと、盗用・剽窃として、著作権法侵害として訴えられてしまいます。

このため、他人のコンテンツを参考にさせて頂く場合には、必ず引用の範疇で行うようにして下さい。また、著作権法に関しては、本記事では全てを説明しきれないので、細部が気になられる方は、公益社団法人著作権情報センターの著作権Q&A などもご覧ください。

実際にあった「著作権違反」

著作権については年々厳しい取り締まりが行われています。極端な事例ですが、中学生がテレビアニメの録画を動画サイトにアップロードし、刑事事件として逮捕されたということもありました。

そのほかにも、個人の方が撮ってブログに載せた写真を、企業担当者がキャンペーンに使用し、著作権者との間でトラブルになり、損害賠償を支払うこととなった事例があります。

画像使用において、著作権違反はとても多いケースです。

ネット上に「フリー」と書いてあっても、使用範囲がどこまでOKなのかきちんと確認する必要があります。「使用フリー」でも商用利用は不可、といった画像も多くあるため注意が必要です。

著作権違反をすると、以下のような罰則となる場合があります。

著作権侵害は犯罪であり、被害者である著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます(親告罪。一部を除く)。著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。

また、法人などが著作権等(著作者人格権を除く)を侵害した場合は、3億円以下の罰金となります。

さらに、私的使用目的であっても、無断でアップロードされていることを知っていて、かつダウンロードする著作物等が有償で提供・提示されていることを知っていた場合、そのサイトから自動公衆送信でデジタル録音・録画を行うと、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられます。

なお、「懲役刑」と「罰金刑」は併科されることがあります。

https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime8.html

ブログや動画アップロードが簡単にできる今こそ、著作権については慎重に確認する必要があるといえます。

薬機法

薬機法とは

薬機法とは、正式名称を「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」とする法律のことです。2014年まで、薬事法と呼ばれていた法律が改正されたものです。

「医薬品」、「医薬部外品」、「化粧品」、「医療機器」の4分類については、認められた範囲で標榜して良い医薬的な効能効果が定められています。つまり、上記に該当しない、食品飲料などは、効果効能を標榜してはいけないということでもあります。

(承認前の医薬品、医療機器及び再生医療等製品の広告の禁止)
第六十八条 何人も、第十四条第一項、第二十三条の二の五第一項若しくは第二十三条の二の二十三第一項に規定する医薬品若しくは医療機器又は再生医療等製品であつて、まだ第十四条第一項、第十九条の二第一項、第二十三条の二の五第一項、第二十三の二の十七第一項、第二十三条の二十五第一項若しくは第二十三条の三十七第一項の承認又は第二十三条の二の二十三第一項の認証を受けていないものについて、その名称、製造方法、効能、効果又は性能に関する広告をしてはならない。

気を付けたい効果効能表現について

自社の商品を魅力的に見せたくて、食品やサプリメントの効果を誇張して記載してしまいたくなる時もあるかも知れません。但し、上記でまとめたように薬機法の規制に該当する可能性があるので、気を付けましょう。

例えば、下記は医薬品的な表現に該当すると言われています。明示的な効果の訴求だけでなく、暗示の場合でも規制の対象となることがあります。

  • ガンに効く/高血圧の改善
  • 疲労回復/体力増強
  • 漢方秘法
  • 便秘気味の方に

なお、下記のような表現の場合ですと、単に重要であることを説明しているのみなので、規制の対象外と言われています。

  • ~~(栄養成分)は健康維持に役立つ成分です。
  • 健康維持、美容のためにお召し上がりください。

薬機法そのものや、表現の仕方に関しては、非常に細かな規制が設けられているので、迷った際には、東京都福祉保健局の医薬品的な効能効果についても合わせてご覧ください。

実際にあった「薬機法違反」

薬機法についても年々取り締まりが厳しくなっています。

今年の7月には、医薬品として未承認の健康食品を、肝機能の改善に効果があるように謳った宣伝をしたということで、健康食品会社、広告代理店らが逮捕されるという事件が起きました。

薬機法違反をした場合、業務停止命令、商品回収命令、広告中止命令などの行政処分が課せられることがあります。

上記の7月の事件では逮捕→刑事罰という非常に重い処分で、業界の話題になりました。

景品表示法

景品表示法とは

景品表示法・景表法は、正式名称を「不当景品類及び不当表示防止法」(昭和37年法律第134号)といいます。

薬機法は、「効果効能を認められた範囲から逸脱して標榜してはいけない」という法律ですが、景品表示法は、「虚偽や誇大広告をしてはいけない」という法律です。

例えば、「ぐんぐん肌が若返る!」といった表現は、薬機法の効能の表現、景品表示法での誇大広告といった意味でそれぞれの法律に抵触しています。

薬機法と景品表示法はセットで覚えておく必要があります。

薬機法の管轄は厚生労働省、都道府県庁や警察ですが、景品表示法の管轄は消費者庁、都道府県庁となります。

消費者庁の「景品表示法」についてあわせてご確認ください。

実際にあった「薬機法違反」

みなさんも一度は見たことがあるかもしれませんが、効果効能を過度に謳ったダイエット商品や、コンプレックスを煽る広告などが目立つようになり、近年こういった広告に対し、掲載を禁止する動きもでてきています。

ポータルサイト大手Yahoo! JAPANは「一部の身体的特徴をコンプレックスであるとして表現することは差別意識を温存・助長するものであり、決して許されるべきものではない」とし、「コンプレックス部分を露骨に表現した広告」の掲載を禁止した新基準の運用を始めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8bb992b8cefcfc4115ff304c017903fa93406b76

ダイエットドリンクを販売する会社が出稿していた広告で、あたかも商品を摂取するだけで容易に痩身効果が得られるかのように示す表示をしていた、と消費者庁から指摘をされ、課徴金納付命令が下されるといった事例もあります。

景品表示法関連報道発表資料 2020年度には、景品表示法に基づく措置命令が掲載されています。一読することをおすすめいたします。

コンテンツに関する法律・規制は各種ありますが、ルールを把握した上で、上手に自分たちの伝えたいことを表現していきましょう!

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ご存じですか?ホームページに会社概要と事例が必要な理由!

ホームページを開設したら、「あんなコンテンツやこんなコンテンツを載せよう!」や「問い合わせがいっぱい来たら良いな!」と夢は膨らむばかりかと思います。ただ、ちょっと待って下さい。会社概要や皆さんのお仕事の事例集は掲載しましたか? 今回は、会社概要や事例集が大切な理由についてご説明します。

会社概要はなぜ必要なのか?

多くのホームページには、「会社概要」という項目がありますが、何のためでしょうか?「どのような会社か?」ということの自己紹介としての意味もありますが、それ以外にはどのような目的で使われるのでしょうか?

反社チェック

B2Bの取引をする場合では、皆さんの取引先は、(皆さんを)取引先として社内で登録するために、反社会的勢力でないか?の確認をするために、会社概要を必要とします。

法務省は、「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針について」を公示して、下記のような理由で反社会的勢力との取引を行わないように要請しています。

言うまでもなく、反社会的勢力を社会から排除していくことは、暴力団の資金源に打撃を与え、治安対策上、極めて重要な課題であるが、企業にとっても、社会的責任の観点から必要かつ重要なことである。特に、近時、コンプライアンス重視の流れにおいて、反社会的勢力に対して屈することなく法律に則して対応することや、反社会的勢力に対して資金提供を行わないことは、コンプライアンスそのものであるとも言える。

なお、反社会的勢力で無いか?のチェックを、下記のように常に行うことを求めています。

反社会的勢力とは、一切の関係をもたない。そのため、相手方が反社会的勢力であるかどうかについて、常に、通常必要と思われる注意を払うとともに、反社会的勢力とは知らずに何らかの関係を有してしまった場合には、相手方が反社会的勢力であると判明した時点や反社会的勢力であるとの疑いが生じた時点で、速やかに関係を解消する。

反社会的勢力が取引先や株主となって、不当要求を行う場合の被害を防止するため、契約書や取引約款に暴力団排除条項∗を導入するとともに、可能な範囲内で自社株の取引状況を確認する。

反社チェックにおいては、各種方法で確認が行われていますが、「日経テレコン」などが用いられて、「会社名」「会社の経営者の名前」などを基に調査が行われます。この際に、会社の経営者と同姓同名で、反社チェックの調査結果に上がるケースもあります。

このような場合には、「生年月日」を確認して、同一人物か?の確認が為されるケースが多いです。会社概要には前以て、「経営者の生年月日」も入れておきましょう。(取引先も、「貴社の社長様の生年月日を教えて下さい」などと聞き難いものなので、事前に用意して差し上げる方が親切に思います。)

与信

与信チェックとは

企業間の取引においては、取引が発生する度に現金を支払うのではなく、取引先に信用を供与(与信)して、サービス/物の提供を行った後、一定の期間を設けて、金銭の回収を行います。このため、取引先から金銭が支払われないかも知れないというリスクを負うことになります。

どの程度の金額までならば、支払いが適切に行われるか?を判断するために、与信チェックが行われます。

与信チェックの際に必要な項目は?

与信チェックは、定量/定性の両側面から行われます。項目としては、下記のような点が確認されます。

  • 資本金
  • 売上(直近3か年の推移など、単年度以外の数値)
  • 設立年月日
  • 経営者の名前/経歴
  • 代表的な取引先
  • 事例紹介

資本金や売上などは、定量的な側面でイメージが湧き易く、記載されているホームページも多いです。一方で、「経営者の経歴」や「代表的な取引先」に関しては、記載が不足しているホームページが多いです。

これらの項目は、何を得意としている企業で、どのようなお客さんから支持されているのか?を見て取ってもらうために重要な内容となります。

経営者の経歴としては、下記のようなものを入れておくことをお薦めします。

●◇大学法学部卒業後、株式会社◇△・◇◇株式会社を経て、2008年に△△株式会社に入社。営業部門の統括責任者を経て、営業・商品企画部門の執行役員を担う。その後、2016年に中小企業のDX化を推進するために、当社を設立。1978年3月3日生まれ。

また、「事例紹介」については、お客さんに協力を頂くなどで、具体的な名前を出した上で、「どのようなサービス/物」を提供しているかという事例を掲載していきましょう。何を得意としている企業なのか?ということを分かり易く説明することが出来ます。

法人だけではない!フリーランスも反社チェックはされている!

法人同士、法人と個人事業主(フリーランス)、個人事業主同士(フリーランス同士)において、後々に問題とならないよう契約書の取り交わしは重要です。契約書取り交わし前に「この企業(個人)と契約をしても大丈夫か」といった確認をすることが必要になります。

近年はフリーランスとして活動する方も増えました。多くの会社が、個人の反社チェックを必須としています。

そのため、ホームページを持ち、上記でご紹介したような事項を記載しておくと、契約相手にも安心材料のひとつとなります。

反対に、フリーランスの方でも、契約する企業がどんな会社であるのか資本金や直近の売上などを確認することで、安心して働けるかどうかの判断材料にもなると思います。

会社概要や事例紹介を掲載する重要性をご理解頂けたのではないでしょうか?ホームページを設けた後も、定期的に売上や事例紹介を更新するようにしていきましょう。

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会社用のホームページを持った時に悩まない!用意すべきコンテンツのヒント

サーバーを契約して、Wordpressでホームページを開設した後に、何からはじめようか?と迷う方も多いのではないでしょうか? 今回は、ホームページへの必須記載事項と言えるようなコンテンツについて説明したいと思います。

ホームページに用意するべきコンテンツは?

GMOペパボの場合

  • ニュース
  • サービス
  • 企業情報
  • 株主・投資家情報
  • 採用情報
  • サイト内検索

という項目を、弊社では上記のコンテンツをホームページ内に設けています。また、画像のようなメニュー表示のことを「グローバルナビゲーション」と言います。グローバルナビゲーションは全ページに共通して設置されており、これがあることでホームページを訪れた人はそのホームページの概要を把握しやすくなり、目的の情報にたどり着きやすくなります。

また、「採用活動」も新卒・中途ともに積極的に行っているので、グローバルナビゲーションに項目として設けています。

各コンテンツに記載する内容は?

ここではGMOペパボのホームページを参考に、コンテンツの内容を解説していきます。

ニュース

企業から発信したい情報を「ニュース」というコンテンツで表示しています。「新サービスを開始しました。」「セミナー/イベントを行います。」「●●というサービスと連携することになりました。」などのお知らせを伝えていきます。

サービス

自社がどのようなサービスを展開しているのかを、サービスの種類に応じて項目分け(弊社の場合、「ホスティング」「EC支援」「ハンドメイド」「コミュニティ」という項目に分けています)を行い、サービスの具体的なページへと遷移できるようにしましょう。

具体的なサービスを羅列してもいいのですが、こうすることでお客様は利用目的から求めているサービスに到達しやすくなるため、より親切なホームページになります。

企業情報

ご存じですか?ホームページに会社概要と事例が必要な理由!でもご説明した通り、企業情報ページには情報を充足させましょう。

弊社では、会社概要の1つ手前に「トップメッセージ」や「企業理念」などを用意し、またご来社頂く方にオフィスを見つけて頂きやすいように、「アクセス」なども用意しています。

「会社概要」のページでは、「資本金」や「売上」を記載します。

採用情報

企業や組織を大きくするため、人材採用を行う場合は「採用情報」ページを設けることをおすすめします。

大手求人サイトを活用して人材募集を行うという方法ももちろん効果的ですが、求職者の方は「どんな雰囲気の会社なんだろう?」ということを知りたくなり、皆さんの会社のホームページにお越しになられます。

その中でも、採用情報ページ内の働いている人に関するページがガラガラだと、会社のイメージを掴むことが出来ず、思ったように求人応募をしてもらえないため、しっかり社内の雰囲気が伝わるようなコンテンツを充足させましょう。

また、自社では「採用」に力を入れているため、会社用ホームページとは別に、recruit.pepaboという採用情報用のホームページを作成しています。

会社のサービス紹介をしてお客さんになってもらう相手と、採用として会社の魅力を伝える相手は、別であることも多いので、目的に応じてホームページを2つ持つことも手段として考えられます。

顔ともいえる会社用のホームページ

皆さんも、「この会社はどんな会社なんだろう?」と思ったときに、一度は会社名で検索をかけたことがあるのではないでしょうか。その方たちのニーズを考え、「会社基本情報」「事業内容」「アクセス」「最新ニュース」「採用情報(採用をしている場合)」などを設置することは基本とも言えます。

WordPressでホームページを開設した際に、何から用意しようと迷われた時に、ヒントとなるような内容を今回はまとめました。

一気に全ての項目を満たさなくても良いので、まずは「会社概要」などから用意を始めて、どんどん肉付けする形でホームページのコンテンツを充足させて行ってみてはいかがでしょうか?

会社の顔ともいえるホームページは、是非ともロリポップでサイト構築に挑戦してみて下さい!

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独自ドメインを取得して、レンタルサーバーでWebサイトを運用しよう!

ネット上にWebサイトやブログを持ち、お問い合せの受け口だけでなくプロモーションを兼ねてコンテンツ制作、運用することが必要だ!…と、考えはするものの制作の経験もなく、プログラミングなど技術的な知識も全くないため、何から始めればよいか分からない方もいるのではないでしょうか。

また、作るからには独自ドメインを取得して、かつレンタルサーバーを借りて運用したいという方もいるでしょう。

この記事では独自ドメインの取得からレンタルサーバーを借りるまでを順序立てて解説いたします。 ぜひ参考にして、あなたのオリジナルのWebサイトやブログを制作、運用する手助けとしてください。

独自ドメインとは?

ドメインとは?初心者にもわかりやすく説明」でもご紹介しましたが、独自ドメインとは、自身で好きな名前(文字列)を決めて取得することができる、自分専用のオリジナルのドメインです。

独自ドメインはWebサイトのアドレスとして使用するのはもちろん、独自のメールアドレスとしても使用することも出来ます。

既に取得、登録されてしまっているドメイン名は使うことが出来ませんが、是非、あなた独自のドメインを取得しましょう。

例えば、ムームードメインでは、以下のようにさまざまなドメインが用意されています。

https://muumuu-domain.com/

レンタルサーバーを借りて独自ドメインと紐つけて運用しよう

独自ドメインを取得しただけではまだまだWebサイトを構築、公開することはできません。

Webサイトを公開するにはサイトのデータを保存し、かつ外部に公開するするための場所が必要だからです。

その場所としてレンタルサーバーを借り、そこにWebサイトを構築することで晴れて公開可能となります。

(もちろん自身でWebサーバーを立ち上げる方法もありますが、技術はもちろん大幅な金銭コストもかかりますので、ここでは安価かつ安全性も備えているレンタルサーバーサービスをおススメします。)

レンタルサーバーという「場所」を借り、先程取得した独自ドメインという「名前」を紐付けることでWebサイトを公開する準備が整うのです。

サーバーについては以下の過去記事も参考にしてください。

独自ドメインで運用するメリット

自身のWebサイトを独自ドメインで運用することには以下のようなメリットがあります。

1.オリジナルの名前(文字列)なので、他のWebサイトと区別されやすい

無料のレンタルブログサービスや、独自ドメインを紐つけない共有レンタルサーバーのドメインではサービス側から提供されたドメイン名となってしまうため、同じサービスを使っている他のWebサイトと似通ったドメイン名になってしまいます。あなた自身はもちろんユーザーに対しても分かりにくい(区別がつきにくい)名前になるのを極力避けるためにも独自ドメインを推奨します。

2.Webサイトの価値(SEO)の引継ぎ

Webサイトの運用を続けていると、現状のサーバーでは(サーバーの容量やアクセス負荷などが)満足できなくなり、より良いレンタルサーバーに移転を考えることもあるかもしれません。その時に独自ドメインでなければ移転先でまた新しいドメインを割り振られてしまうことでURLも変わってしまうため、今まで積み上げたWebサイトの価値(SEO)がなくなってしまいます。しかし、独自ドメインであれば新しいレンタルサーバーに独自ドメインを紐つけ直すことで、今までのWebサイトの価値を引き継ぐことができるのです。

3.信用、信頼を得やすい

1.で記したように無料のレンタルブログサービスや独自ドメインを紐つけない共有レンタルサーバーのドメインでは他との区別がつきにくいだけでなく、特に会社、法人としてのドメインともなるとクレジット会社などの決済機関の与信に大きく影響します。引いてはお客さんに不安をも与えてしまうきっかけにもなってしまいます。

独自ドメインで運用する注意点(デメリット)

独自ドメインには逆に注意しなければならない、デメリットも存在します。

1.取得、更新費用がかかる

独自ドメインを取得するには登録料金が必要であり、かつ、継続して使い続けるには定期的に更新料金も必要になります。.netや.comなど一般的なトップドメインは(2020年現在では)登録費用や更新費用は1,000円前後ですが、.jpはそれよりも高く、企業を示す.co.jpのトップドメインは更に高価な5,000円~10,000円ほどの登録費用、更新費用がかかります。独自ドメインを取得するときは運用コスト(ランニングコスト)も十分に考慮してから決めましょう。

2.常に管理が必要

独自ドメインは定期的に更新手続きが発生します。「更新手続きを忘れてしまって独自ドメインの権利を失効してしまった…」なんてことはよくある失敗です。「失効して再取得しようとしたら別の人に奪われてしまっていた!」なんてこともよくあることです。サービスによっては自動的に更新する(お金も自動で引き落とされる)ように設定できますので、常に管理を怠らないようにしましょう。

3.技術的な知識もある程度は求められる

「ロリポップ!」と「ムームードメイン」であれば、独自ドメインの取得からレンタルサーバーの紐つけまでの登録作業を比較的簡単に行えますが、ドメインもサーバーも全く違うサービスにて1から紐付け作業を行うとなると、初心者にとっては難しい作業を強いられることになります。また、セキュリティ対策としてSSLの導入を行うとなった場合なども、初心者には理論の理解はもちろん設定作業も難しく感じるでしょう(ちなみにロリポップでは、簡単にSSL導入が行えますよ)。

マルチドメインとは?

マルチドメインとは、サーバーの領域を分けることで複数のドメインごとにWebサイトを作成、運営することが出来る機能です。

複数の異なるWebサイトを運営したいのならばマルチドメインが可能なのはもちろん、ディスク容量が多いレンタルサーバーのサービスを使うことをおススメします。

(マルチドメインで分割してしまったために、一つ一つのWebサイトの容量が少なくなってしまうこともよくある失敗の一つです。)

また、一つの独自ドメインをサブドメインに分割することでマルチドメインにして複数のWebサイトを構築する方法もあります。

複数の独自ドメインやサブドメインで区切る設定のどちらともロリポップなら簡単に設定可能であり、「ハイスピード」や「エンタープライズ」プランならディスク容量も多いだけではなく、マルチドメイン数は無制限に使用可能です。

ロリポップで『ドメインずっと無料』実施中

2020年9月20日から、ロリポップでは『ドメインずっと無料』というサービスを実施しています。

「ムームードメイン」の対象ドメインと、ロリポップのレンタルサーバーの両方を新規でご契約いただく場合、レンタルサーバーをご契約中はずっと無料でドメインを利用することができます。

ドメインの新規取得・更新が無料になるサービス『ドメインずっと無料について詳しくはこちら

選べるドメインの種類も多く、レンタルサーバープランもライトからエンタープライズまで各種選択可能なので、とてもお得なサービスです。

ロリポップについて詳しくはこちら

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メルマガを侮るなかれ!お客様ごとのコミュニケーションも可能な万能ツール!

今回は、「メルマガ」について説明していきたいと思います。昔からある手法に思われがちな「メルマガ」が、今改めて見直されています。

今、改めてメルマガが注目されている理由

1.ITPにより広告の効果が低下

ITPと言葉をお聞きになられたことがある方もおられるのではないでしょうか?Intelligent Tracking Preventionのことで、Safariに搭載しているAppleによるトラッキング防止機能です。

これまでは、サイトに来訪した(見込みの)お客様に対して、サイトから離脱した後も、「バナー広告」などで、一度ご覧になられた商品などを表示して、自社のことを思い出してもらうことが出来ていました。(思い出してもらい、購入まで至って頂くことも期待できました。)

しかしながら、今は上記のITPにより、Safariユーザーに対しては、追いかけて広告を表示することが出来なくなり、「思い出してもらう」ための機会が減ってしまいました。

このため、サイトに来訪されたお客様に会員登録をしてもらい、「メルマガ」を配信できるようにすることで、ITPの問題をクリアして、サイト来訪された(見込みの)お客様に対して、継続的にコミュニケーションが取れるようになるということで、改めて注目されています。

2.お客様ごとに独自のメッセージを届けることが出来る

サイトに載せているコンテンツは、基本的にはお客様ご自身に今必要とするものを選択してもらう必要があります。

しかし、メルマガでは事前にお客様に年齢・性別・居住地・気になることなどを選択しておいて頂けば、お客様ごとに合わせた適切なメッセージを届けることが出来ます。

全体に対して投げかけられたメッセージよりも、今、自分が気になっている(自分に向けられた)メッセージの方が、読んで頂きやすいですし、その後のアクションにも繋がりやすい傾向にあります。

3.費用を掛けずにメッセージを発信できる

上記の2つで説明したメリットを享受できる手法としては、LINEを活用する方法もあります。LINEの場合ですと、日本にいる方の「3人に2人」が利用していると言うデータもあり、多くの人にとって身近なものとなっています。

また、LINEはプッシュ通知の機能などもあり、お客様の手元に情報を伝えて、見てもらいやすいというメリットがあります。

ただ、通数課金などの料金形態があり、「メルマガ」の送信に対して料金が発生することが費用対効果の点からも要検討と思います。LINE公式アカウント 通数費用シミュレーター でどの程度の費用が必要か?は簡単に分かるようになっています。

LINEに対して、「メール」の場合には、原則配信費は必要としないので、大量に配信する場合にも安心ですね。

メルマガを始めるために大切なこと

メルマガ登録をしてもらうために準備しておくべき項目は?

お客様からすると、「メルマガ」を受け取るために、自分のメールアドレスや、年齢などを入力するのは、大変面倒な作業です。

このため、お客様にとっての何かしらのメリットをご用意し、「そんな特典があるならば、登録しても良いか!」と思って頂く必要があります。

特典としては、下記のようなものが考えられます。

  • 店頭やECで活用できる割引クーポン(B2C/B2Bともに)
  • サンプル商品などのプレゼントキャンペーン(B2C)
  • レポートなどのホワイトペーパーダウンロード(B2B)

皆さんのお客様が「これならば、登録しても良いか!」と思ってもらえるような特典を考えてみましょう。

メルマガ登録で聞いておくべき項目は?

個別のお客様に適した情報を発信するためにも、お客様のことをきっちりと把握するために、メルマガ登録では下記のような内容は伺っておきましょう。

  • お名前
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 性別(男性/女性/回答しない)
  • 生年月日
  • 郵便番号
  • 住所
  • (B2Bの場合には)会社名
  • (B2Bの場合には)部署名

もっと聞きたいこと(例えば、自社の好きな商品など)もあるかと思いますが、項目を増やしすぎると、お客様が面倒に感じて、離脱をしてしまいます。

このため、メルマガを通じて、何度かやり取りする中で、「追加項目」として質問を行うようにしましょう。

ロリポップではどのプランでもメルマガが配信可能

ロリポップではどのプランでもメルマガが配信可能です。

メルマガが簡単に作成できるフォームもあり、予約配信も可能です。

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令和に見直してみたい「メルマガ」の魅力について、改めてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?サイトに掲載したコンテンツを、「メルマガ」を通してお客様に届けるなど、サイトを持つこととの親和性は高いので是非ともトライしてみて下さい!

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