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スマホでWordPressを使う方法を初心者向けに解説!

アフィリエイトブログなどによく使われているWordPress。実は、スマホからでも簡単に記事を投稿したり、既存の記事を修正したりすることができます。

ちょっとした空き時間に気軽にスマホからブログを更新できれば便利だし、記事の投稿頻度のアップにもつながって、素晴らしいことですよね。この記事では初心者でもわかりやすく、スマホからのWordPressの使い方を画像つきで解説します。

スマホからWordPressを使う方法

スマホからWordPressを使う方法は、主にふたつあります。パソコンの場合と同様にブラウザからWordPressにログインする方法と、WordPress公式スマホアプリを利用する方法です。

これらの方法はそれぞれ、できることや特徴が違うので、ご自分の好みやブログの運用に合った方法を試してみてください。

 ブラウザから更新公式アプリ
「投稿」「固定ページ」の新規作成および編集
「メディア」のアップロード
「カスタム投稿」の新規作成および編集×
プラグイン設定の変更×
テーマ設定の変更×
スマホでの操作性

ブラウザから更新する方法

パソコンの場合と同様に、ブラウザからWordPressダッシュボードにログインし、更新する方法です。パソコンで更新する場合と操作がほとんど変わらないので、パソコンからの更新に慣れている人なら、直感的に利用できることが特徴です。

また、後述するWordPress公式アプリを使う場合は利用できる機能に制限がありますが、ブラウザから更新する場合は、WordPressのほとんどの機能をそのまま使うことができます。

カスタム投稿タイプやプラグイン、その他テーマに特有の便利な機能など、さまざまな機能をバリバリ使いこなしている方には、こちらの方法がオススメです。

ただ、ブラウザの操作画面はもともとがパソコン向けに作られているため、スマホからではやや使いにくいところがあるのが難点です。

ブラウザからWordPressダッシュボードにログインする

パソコンの場合と同様に、WordPressダッシュボードにログインします。ブラウザからWordPressのログインURLにアクセスし、ユーザーIDとパスワードを入力します。

ログインすると、パソコンで閲覧しているときと同じような見た目のダッシュボードに入ります。左上の横線が3本のマークをタップすると、サイドバーが現れてメニューを選択できます。

※メニュー項目は使用しているテーマやプラグインによって異なる場合があります。

ブラウザから更新する場合は、後述するアプリの場合とは異なり、「投稿」「固定ページ」以外のカスタム投稿も新しく投稿したり、編集したりすることができます。

プラグインの設定変更なども可能で、WordPressのほぼすべての機能をそのまま利用することができます。パソコンの場合と操作感も同じなので、パソコンでWordPressを使い慣れている人なら、どこに何の機能があるのかがすぐに分かります。

投稿を編集するときは、パソコンの場合と同じくブロックエディターを利用することができます。画面がスマホに合わせて小さくなるだけで、機能や使い方はパソコンの場合と変わりありません。

All In One SEOなどのプラグインを利用している場合、画面を下へスクロールすると、プラグイン用の設定メニューが表示されます。

「公開」ボタンの右隣にある歯車マークをタップすると、記事の公開状態やパーマリンク、カテゴリー、タグなどを設定するメニューが開きます。

WordPress公式アプリで更新する方法

WordPress公式アプリは、画面がスマホ向けに最適化されているため、ブラウザから更新する場合よりも操作性がよく快適に利用できます。

一方で、利用できる機能には限りがあります。「投稿」「固定ページ」以外のカスタム投稿を編集したり、新規投稿したりすることはできません。プラグインやテーマの設定変更もできません。

「投稿」「固定ページ」「メディア」「コメント」などの、WordPressの基本的な機能だけ使えればOKという方には、こちらの方法がおすすめです。

WordPress公式アプリを使うには、まずはApple StoreもしくはGoogle Playからアプリをスマホにインストールします。「WordPress」で検索すればヒットしますが、名前やアイコンの似ている別のアプリと間違えないようにご注意ください。

アプリをインストールしたら、自分のWordPressブログにログインできるよう設定しましょう。アプリを開いて、画面下部の「既存のサイトアドレスを入力」ボタンをタップします。

ログインしたいWordPressブログのアドレスを入力します。

次に、アカウント情報を聞かれます。普段WordPressにログインするのに使っているユーザー名とパスワードを入力します。

次のような画面に移ったらログイン成功です。スマホからWordPressブログを更新する準備が整いました!

スマホアプリ版WordPressのホーム画面は、このような感じです。別のWordPressブログを運営している場合は、画面左上の「サイト切り替え」からサイトを追加することで、複数のWordPressブログをアプリひとつで手軽に更新できるようにすることができます。

ブログ投稿

「投稿」のことです。既存の投稿を編集したり、新しい投稿を作成したりすることができます。

メディア

WordPressにアップロードした写真などのメディア一覧です。新しい画像をスマホからアップロードすることもできます。

サイトのページ

「固定ページ」のことです。既存の固定ページの編集や、新規固定ページの投稿をすることができます。

スマホアプリ版WordPressでは、「投稿」「固定ページ」以外のカスタム投稿を利用することができません。カスタム投稿を活用している方には、ブラウザからWordPressを更新する方法をおすすめします。

テキストエディターは、パソコンで利用できるブロックエディターに似た仕様になっています。画面がスマホ向けに最適化されているため、ブラウザの画面に比べるとスッキリと見やすく、とても使いやすいです。テキストエディターの機能は、ブラウザ版とほとんど変わりませんが、プラグインやテーマ由来の設定の利用はできないので、注意が必要です。

左下の青いプラスボタンをタップすると、執筆メニューが開きます。

見出しや「続きを読む」ボタンなどは、このメニューから挿入することができます。すべて英語表記になっているのですが、パソコンから利用しているときと同じアイコンが表示されているので、パソコンからWordPressを触り慣れている方なら、直感でどれが何だかわかるかと思います。

記事の公開状態やカテゴリー、タグ、アイキャッチ画像、スラッグや抜粋などの設定をするには、画面右上の点が3つ並んだマークをタップし、「投稿設定」を選択します。

スマホからWordPressブログを更新するメリット

スキマ時間を活用して簡単に更新できる

パソコンはスペックによっては立ち上げに少し時間がかかりますし、そもそもわざわざ時間を作ってパソコンの前に腰を据えるのは、忙しい現代人にとってはなかなか大変なことです。

一方でスマホは立ち上げにかかる時間なんてありません。ちょっとしたスキマ時間を活用して、少しずつ記事を書き進めたり、既存の記事のちょっと気になった部分を修正したりすることができます。

日々の生活の忙しさの中で、ブログ更新のハードルを下げられるのは、とても大きなメリットです。

Wi-fi環境がなくてもブログを更新できる

スマホならWi-fi環境のない場所からでも、WordPressにログイン、更新することができます。ちょっと思い立った瞬間、例えば出先からでも、忘れてしまわないうちにブログを更新することができるのです。

質の良い記事が早く増え、アクセス数アップにつながる

スマホを活用して時間を有効に使うことができれば、記事数を早く増やすことができます。また、記事の細かな修正もすぐに行えるため、記事のクオリティアップにもつながります。質のよい記事が増えれば、Googleなどの検索エンジンからの評価が上がりやすく、アクセス数の早期アップも期待できます。

まとめ

スマホを活用してWordPressを更新できれば、効率よく記事を増やしてアクセス数アップにつなげることができます。スマホからでも更新できる環境を整え、スキマ時間を賢く使ってライバルに差をつけ、ブログ運営をより楽しく快適なものにしてください!

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WordPressブログとSNSを連携して、さらに人が集まるブログを作ろう!

あなたのブログの読者はどこからやって来ていますか?

ブログの主な流入元と言えば今までは検索エンジンが大多数を占めていましたが、最近はSNSでブログの記事がシェアされることで、SNSからの流入が増えています。

特に雑記ブログは検索エンジンからは安定した流入は難しいと言われます。しかし、ブロガー個人のSNSアカウントの投稿がきっかけでブログを読まれ、読者やリピーターになることも珍しくありません。

今では個人だけでなく企業、法人もSNSアカウントを開設して積極的にSNSを運営するところも増えてきています。

このように、ブログの記事を届けるツールとして検索エンジンだけでなくSNSを活用する方法は、今や欠かせなくなりつつあります。

この記事ではWordPressで作ったブログとSNSアカウントを連携させてSNSでシェアされやすい仕組みを導入するとともに、さらに人が集まるブログの作り方についても解説します。

読者がくることをじっと待っているだけではなく、SNSを使って積極的に情報を発信し、読者に語り掛けることで、あなたのブログを多くの人に見つけてもらいましょう!

SNSとは

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、ユーザー同士のコミュニケーションを通して人と人の繋がりを維持、促進するための機能を持った「コミュニティ型の会員制オンラインサービス」の総称です。

文章だけのやりとり(メッセージの交換)に限らず、自身のプロフィールを公開する機能や、写真、動画、音声などを投稿するSNSもあります。さらに、グループを作って限られたユーザーだけでメッセージを交換するなどの多様な機能があるのも特徴です。

最近ではホームページやコンテンツ制作に携わる会社はもちろん、そうではない一般の会社やブログを書かない人でもSNSのアカウントを1つは持つぐらいに普及していて、日々、ユーザー同士で盛んにコミュニケーションが行われています。

あなたも何かしらのSNSアカウントを持っていて、日々使用しているのではないでしょうか?

これを機にSNSとブログを連携させ、あなたのブログの情報共有の場としても利用しましょう。

SNSのアカウントを取得しよう

まずはブログと連携させるためのSNSアカウントを取得するために、どのSNSを使うのか決めましょう。

ここでは今現在(2021年6月現在)主に使われている4つのSNSと、その特徴を紹介します。

1.Twitter

日本のアクティブユーザーは約4500万人です。(2017年10月時点)

若年層からシニア層まで幅広く使われているSNSです。

他のユーザーの投稿をリツイートにて自身のフォロワーに簡単に紹介(拡散)できるメリットがあります。

また、その大きな拡散力からバズる(話題になる)ことが多いSNSでもあります。

「フォロワーキャンペーン」「リツイートキャンペーン」などを使えば、安い広告費でフォロワーを獲得できるという特徴もあります。

投稿内容は、商品やサービスの紹介、ユーザーの声、クーポンの配布などが適しています。

2.Instagram

日本のアクティブユーザーは約3300万人です。(2019年3月時点)

ユーザー割合は女性が6割近くを占めていて、20代、30代がコアユーザー層です。

投稿には写真、もしくは動画が必須のため、運用するには時間と労力のコストがかかりますが、ユーザーの反応(エンゲージメント)が高いのが特徴です。

また、ハッシュタグをつけた投稿が盛んに行われる特徴もあり、これを利用してキャンペーンを企画、実施するには適しています。

投稿内容は、商品やサービスの紹介写真や動画、ユーザー写真のリグラム(再投稿)が適しています。

さらに最近は「地図検索機能」という新しい機能も追加されました。

3.Facebook

日本のアクティブユーザーは約2600万人です。(2019年4月時点)

匿名ではなく本名での登録が推奨されているSNSであり、30代、40代がコアユーザー層であることから、ビジネス傾向の話題や、それを求めるユーザーが多いのも特徴です。

グループとしてのコミュニティを形成しやすい(グループ限定機能が備わっている)SNSでもあります。

投稿内容は、商品やサービスの紹介、関連情報の紹介、読み物としてのコラム、動画配信などが適しています。

4.LINE

日本のアクティブユーザーは約8600万人です。(2020年10月時点)

全年齢層をカバーしている(全年齢層で使われている)SNSですが、仲の良いユーザー同士のチャットツールとして使われる傾向が強く、他のSNSとは違って不特定多数に情報を周知するにはあまり適さないSNSだともいえます。

ただ、クローズドなやりとりが主であるからこそユーザーの生活に密着しやすく、また、既読通知機能があることでユーザーの反応が早いのが特徴です。

クローズドなため、まずは情報を受け取ってもらうためにユーザーにフォローをしてもらわなければなりません。投稿内容は、一部のユーザーに向けたクーポンの配布、セール、キャンペーン情報の投稿が適しています。

この他にもTikTokやPinterest、Clubhouseなど、さまざまなSNSがありますが、最初は自身の使いやすいSNS、かつブログと連携しやすいSNSを選んで使うと良いでしょう。

もちろん、1つに絞るのではなく複数のSNSを使っても構いません。

ブログは主にテキストで作られるメディアでもありますので、最初はTwitterとFacebookをおすすめします。

SNSと連携しよう

どのSNSを使うかを決めてアカウントを取得したら、次はあなたのブログとSNSを連携させましょう。

SNSでブログ記事がシェアされるには、記事の内容が良いのはもちろん、読者が「シェアしたい」と思ったときにすぐに行動に移せる仕組みであることも重要です。

たとえば、読者が他の人におすすめしたいと思ったブログ記事を見つけても、その記事にSNSシェアボタンが設置されていなければ、読者にタイトルやURLリンクをコピーして貼る手間をかけてしまうことになります。

シェアしたいのに簡単に出来ない、面倒臭いと思わせてしまうことは、読者がシェアを止めてしまう充分な動機になるのです。

よって、読者がシェアしやすい環境、設定にすることもブログでは大切なのです。

シェアボタン設置のコツ

ブログの記事をシェアしてもらう仕組みで、設定が簡単かつ、読者にとっても分かりやすいものはSNSのシェアボタンの設置です。

シェアボタンを設置する場所によってシェアされる率は変わりますが、一般的にシェアされやすい(シェアボタンが押されやすい)場所は以下の3つです。

1.タイトルの真下

とにかくすぐにシェアしたいという読者が押しやすい場所です。

極端な読者であれば、記事を読まなくてもタイトルだけを見てシェアするという人も一定数存在します。

2.記事ページの一番下

テキスト記事を読了し終えた場所、動画やマンガを見終えた場所にシェアボタンがあると、読者はシェアボタンを押しやすいです。

記事をすべて読み終えた、見終えたということは、記事内容を理解して納得しているのはもちろん、それを他の人にも伝えたいという心理状況にもなっていることが多いからです。

3.スクロールに合わせて追従させる(フローティング)

記事を読み進めている(画面をスクロールしている)読者の視界に常に存在し、記事の途中でもシェアを行いたい、または戻って記事を見直しているユーザーもシェアを行いたいと思った時にすぐにシェアができる仕組みです。

ただし、読者の視界に常に存在するため、ボタンが大きすぎるなど画面占有率が高いと、逆に目障りに感じる読者も増やしてしまいます。

この3つの中から1つだけ選ぶのではなく、すべてを選ぶのも1つの方法です。しかしすべて設置すればそれだけシェアも増えるという単純なものでもありません。

自身のブログにて読者が活用しやすい(よく押されている)ボタンはどれかを検証、分析して適切な場所にシェアボタンを設置しましょう。

おすすめのプラグイン

また、WordPressであればプラグインによってブログとSNSアカウントとの連携や、ブログ記事にSNSシェアボタンを簡単に設置することができます。

WordPressテーマによっては、最初からSNS連携やSNSシェアボタンが用意されているものもありますが、私は以下の2つのプラグインをおすすめします。

1.AddToAny Share Buttons

TwitterやFacebookなどの主なSNSのシェアボタンが用意されており、種類も100種類以上あります。

スクロールに合わせて追従するフローティング機能もあり、また、CSSやJavascriptのコードを追加記述できる項目もあるので、自身でカスタマイズして管理できるところがメリットのプラグインです。

AddToAny Share Buttons

2.Social Media Share Buttons Popup & Pop Up Social Sharing Icons

200種類以上のシェアボタンが用意されており、ボタンの動作も「シェア」だけでなく「いいね!」や「フォロー」など選ぶことができます。

スクロールに合わせて追従するフローティング機能はもちろん、ブログ記事を読み終えた後(記事ページの一番下)にポップアップでシェアボタンを表示させたり、メルマガ登録を促すフォーム機能などもあるプラグインです。

Social Media Share Buttons Popup & Pop Up Social Sharing Icons

さらに一工夫を加えよう

SNSでシェアされるにはブログ記事にシェアボタンを設置することはもちろん、その投稿を見た人がさらにシェアをしてくれる工夫も加えたいところです。

その一工夫としてOGP設定というものがあります。

OGPとは「Open Graph Protocol」の略称で、TwitterやFacebookなどSNSでコンテンツへのURLリンクを貼って投稿した際に、投稿に差し込まれるサムネイル画像や概要文を設定した通りに表示させる仕組みのことです(Twitterでは、「Twitter Card」とも呼ばれています)。

OGP設定を行う理由は、概要文やサムネイル画像が一緒に表示されている投稿のほうが「いいね!」や「シェア(リツイート)」される数が圧倒的に増える傾向にあるからです。

また、その投稿を観た他のSNSユーザーも、タイトルとURLだけが表示されている投稿よりも概要文やサムネイル画像がある投稿のほうが目に留まります。

(あなたもSNSを使っていると文章だけの投稿よりも、画像が表示されている投稿に目が行くことがあるはずです)

目に留まるので「いいね!」や「シェア」が行われる数も増えるという好循環を生み出すのです。

OGP設定は面倒かつ難しいですが、SNSでのシェアはもちろん周知・集客を増やすきっかけになりやすいので取り入れて欲しい設定です。

以下にFacebookとTwitterのOGPの設定方法、およびコードを掲載しますので、ぜひ、自身のブログに導入してください。

OGPの基本設定

OGPの基本設定について、まずは以下のコードをhead要素としてホームページに設置しましょう。(これはWordPressで言うところのTOPページ以外の投稿ページや固定ページなどに適用される設定です)。

<head prefix=”og: http://ogp.me/ns# fb: http://ogp.me/ns/fb# article: http://ogp.me/ns/article#”>

このコードは、FacebookのOGP設定を使用すると宣言するものです。

次に、下記の基本かつ必須のプロパティを設置します。

<meta property=”og:title” content=” ページの タイトル” />

<meta property=”og:type” content=” ページの種類” />

<meta property=”og:url” content=” ページの URL” />

<meta property=”og:image” content=” サムネイル画像の URL” />

<meta property=”og:description” content=” ページのディスクリプション(説明文)” />

これで、FacebookやTwitterでは上記で設定した通りに表示されるようになります。

「ページの タイトル」「ページの種類」など、あなたのブログに合うように適宜変更してください。

特にページのタイトルは記事ページのタイトルがそのまま使われますが、FacebookはPCが50文字、スマートフォンは48文字、TwitterはPCが34文字、スマートフォンは20文字までしか表示されません。

よってブログ記事のタイトルは出来れば20文字に納める(納まりきらない場合は前の20文字で意味や内容が通じるよう工夫する)ことを考えてつけてみてください。

FacebookやTwitter独自の設定

上記の基本設定以外に、FacebookやTwitter独自の設定も必要になります。

こちらも忘れないように設定しておきましょう。

Facebook独自の設定 

FacebookにOGPを表示させるためには、以下の設定も必要になります。

<meta property=”fb:admins” content=”FacebookのadminID” />

ここにあるFacebookのadminIDとは、Facebookの個人アカウントのID番号です。

もう一つはadminIDでなくapp-IDというIDを取得して設定する方法もあります。その場合はapp-IDを取得して以下のタグを設定します。

<meta property=”fb:app_id” content=”Facebookのapp-ID” />

個人のFacebookアカウントと紐づけるよりも、ブログ独自のアプリIDを取得するほうが良いので、ここでは後者の方法に沿って説明します。

app-IDを取得するには、以下のように行います。

(1)Facebook開発者アプリのページから新規アプリケーションを作成します。 

(2)右上のメニューから「マイアプリ」をクリックします。

(3)アプリのメニュー画面になりますので、「アプリを作成」ボタンをクリックします。

(4)アプリタイプを選択するメニューが表示されます。今回のようにブログの場合は「なし」を選択し、次へをクリックしましょう。

(5)アプリ表示名を入力します。名前は自由に入力できますので分かりやすい名前をつけましょう。アプリの連絡先メールアドレスはFacebookのアカウントと紐づいたメールアドレスが表示されています。適宜変更してください。入力が終わったら「アプリを作成」をクリックします。

(6)これでアプリIDが取得できました。アプリIDをコードの「Facebookのapp-ID」に入れてブログに実装し、合わせてFacebook側の設定も出来る限り行いましょう。メニューにある「設定」をクリックし、更に「ベーシック」をクリックしましょう。

(7)「プライバシーポリシーのURL」や「利用規約のURL」、「カテゴリ」など選択してページ下部の「プラットフォームを追加」をクリックします(この設定はいつでも変更できますので、プライバシーポリシーのURLなどは実際にページを作った後にでも設定してください)。

(8)ページ下部の「プラットフォームを追加」をクリックするとプラットフォームを選択メニューが表示されますので、「ウェブサイト」を選択します。

(9)「ウェブサイト」の入力欄が開きますので、「サイトURL」にブログのURLを入力して「変更を保存」をクリックしてください。

(10)最後に、アプリの設定を有効化するために画面左上の「開発中」スイッチをクリックします。「ライブモード」に変更されますので、これでFacebookの設定は完了です。

Twitter独自の設定

Twitterでの表示設定にも、以下のような独自の設定が必要になります。

<meta name=”twitter:card” content=” Twitterカードの種類” />

<meta name=”twitter:site” content=”@Twitterアカウント” />

「Twitterカードの種類」は以下の通りです。

  • Summary Card : 一般的な表示形式。content=”summary”と指定してください。
  • Large Image Summary Card : イメージ画像がSummaryカードよりも目立つ形式。content=”summarylargeimage”と指定してください。
  • Photo Card : 画像が大きく表示される形式。content=”photo”と指定してください。
  • Gallery Card : 複数の写真を表示する形式。content=”gallery”と指定してください。
  • App Card : アプリケーションを紹介、表示したい時に使う形式。content=”app”と指定してください。

このメタタグをOGP設定タグ同様にWordPressにて、<head></head>タグの間に埋めこむと完了です。

また、WordPressはTwitterカード設定をプラグインでも行う事ができます。

タグを埋め込むことが難しいという方は、以下のプラグインを使って設定してみてください。

2つとも基本的な設定は行う事ができますので、お好みで選んでください。

  • Twitter Cards Meta

連携するTwitterアカウント、表示する画像の大きさなどを設定できます。

  • JM Twitter Cards

こちらも連携するTwitterアカウント、表示する画像の大きさなどを設定出来ます。画像のalt設定も行えるのが特徴です。

さらに、Card validatorはTwitterカードが正しく設定されているか(投稿するとTwitter上でどういう表示となるか)を確認することができます。事前に確認してみると良いでしょう。

まとめ

ブログに限らずホームページ(メディア)は読者が自発的に検索エンジンを使って検索し、その検索結果から流入することが多いものです。

対してSNSは自身のフォロワーの投稿やシェアによるSNSのタイムラインに流れてくる情報に触れることで興味、関心が湧き、そこから流入してきます(もちろんSNS上でも検索を行って自ら探すこともありますが)。

SNSは自身で情報を探し出すのではなく、流れ込んできた投稿やシェアから情報を取得することが多いため、受動的な情報取得だといえます。だからこそSNS運用は自分から積極的に情報を発信して読者に気付きを与えることが重要となるのです。

ただし、ここでのSNSの利用(投稿)はあくまでブログの記事を読者に届けるための方法の1つであり、SNSはあくまでコミュニケーションツールであるということは心に留めておいてください。

また、ブログの更新情報だけを発信するSNSアカウントでは、そのSNSアカウントの個性もパーソナリティも全く見えてきません。

そんなSNSアカウントではフォローされることが少ないのはもちろん、投稿から読者が流入することもほとんどありません。読者も興味が湧きにくいのでブログを読もうという気にもならないでしょう。

そうならないようにするにはSNSのプロフィールをブログと同じにしたり(同じ人が運営していることを示す)、ブログ記事の概要説明やサムネイル画像を設定したりしてSNSへ投稿を行ってください。

ブログへの流入を増やすためのツールとしてではなく、自身のSNSアカウントも1つのメディアであるという気持ちでSNSを運用しましょう。

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Googleサーチコンソールのデータを元にブログ改善を行う具体的な方法を解説

ブログ運営に欠かせないGoogleサーチコンソールの設定から使い方までを解説」の記事にて基本的な操作やチェックするべき項目とデータについては一通り紹介しました。 この記事では、実際にGoogle Search Console(以下「Googleサーチコンソール」と表記します)を使って分析、改善していくかを具体的に解説します。

分析するうえで大切なことは、決めた目的、目標を成立させるための成分や要素、条件を明らかにすることです。

また、分析にて得たデータを施策、方法にまで落とし込んだうえで改善を行うことがとても重要です。

Googleサーチコンソールを元にした改善方法がよくわからない…という方は是非この記事を読んで ブログ改善に活用してください。

Googleサーチコンソールをどう使うか?

Googleサーチコンソールは、Google Analytics(以下「Googleアナリティクス」と表記します)と合わせて分析を行うためのツールとしてよく用いられますが、取得できるデータには違いがあります。

Googleサーチコンソールはブログに流入する前の読者(ユーザー)の行動分析データの取得、特にGoogle検索から流入する読者のデータを取得することができるツールです。

また、ブログの状態を確認することもできます。

(最近ではページの読み込み速度やレンダリングの状態なども判定する機能として「ページエクスペリエンス」が追加されました)

もう一方のGoogleアナリティクスは、ブログに流入した後にユーザーが起こした行動分析データを取得できます。

読者がどのページから入ってきてどのページに移動したか、または直帰したかなどの行動データが分かります。

取得できるデータの違いからわかるように、GoogleサーチコンソールはGoogle検索から流入する読者を分析して改善につなげることに適しているツールです

「Googleから検索流入したキーワード」や、そのキーワードでGoogle検索された場合の「平均掲載順位」や「合計表示回数」などのデータを取得できるため、いわゆるSEOの改善に向いている、検索流入する読者を増やすための改善に役に立つ分析ツールだとも言えるでしょう。

これを踏まえたうえで、次節からブログのSEOの改善につながるデータ分析、および方法を説明します。

改善する際に見るべき重要ポイント

ではさっそく、Googleサーチコンソールにて見るべき項目とデータ、そして改善の方法について説明します。

検索パフォーマンスのクエリ

あなたのブログがGoogle検索結果にどれだけ表示され、そこからどれだけ流入したか、また、その際に検索されたキーワードが一覧として表示されるのが「検索パフォーマンスのクエリ」です。

検索クエリ(キーワード)を見るには、Googleサーチコンソールにログインし、画面左横の「検索パフォーマンス」をクリックします。

すると以下のような画面が表示され、画面下部に「クエリ(キーワード)」一覧が表示されます。

このクエリが検索キーワードを表しており、クリック数と表示回数が表示され、クリック数が多い順に並んでいます。

また、画面上部の「平均CTR」をクリックすると「CTR(クリック率)」、「平均掲載順位」をクリックすると「掲載順位」がキーワードごとにも表示されます。

さらに期間でのデータを絞り込みや、画面表示数も選択することができます。

次に、改善につなげるためのクエリの分析方法を説明します。

クエリの分析方法

Googleサーチコンソールにて直近の4週間(過去28日間)の検索キーワードを表示させてみましょう。

表示させるには期間を「過去28日間」に指定します。

画面には、直近の4週間で検索流入が多いキーワードが多い順に表示されているはずです。

表示されているキーワードは、あなたのブログにてメインとなり得るテーマやジャンルと関係するキーワードでしょうか?

雑記ブログであればテーマやジャンルはバラバラなのでキーワード全体も一貫性がないと思われますが、特化ブログであればメインのテーマやジャンルと深い関係のあるキーワードが並ぶ傾向にあります。

もし、そうでないならば、特化ブログであるにも関わらずブログが特化されていない、専門性が薄いブログだと検索エンジンに評価されてしまっているかも知れません。

こうなってしまう原因の1つは、その検索キーワードを検索した読者の意図に沿った記事がブログにない、あっても意図を満たしているとは言えずに検索順位が低いために表示もクリックもされない記事になってしまっていることが大きな要因です。

たとえば、とある結婚相談所のブログの場合、経営者が日々の業務について定期的に記事を書いていて記事数もそれなりにありましたが、検索流入はほぼないという状況に陥っていました。

なぜならば結婚相談所について知りたい、利用したいと考える読者にとって欲しい情報が書かれた記事がなかったからです。

結婚相談所について知りたい、利用したい読者は「婚活 (条件)」や「結婚相談所 (場所)」などのキーワードで検索しますが、条件についての具体的なアドバイスはもちろん、事務所の住所や対象地域が書かれていなければ、検索にすら引っかかりません。

(※条件や場所はより具体的であればあるほど、それにマッチした記事が検索結果に表示されます。)

改善方法は、その検索キーワードで検索した読者の意図を想像し、欲しい情報は何かを考えて、その情報を記事に盛り込むことです

また、その情報を掲載する記事は新規でつくるのか、それとも既存の記事をリライトするかで迷うこともあるかもしれません。

迷ったならば、もう一歩踏みこんだ分析を行いましょう。

クエリの一覧から該当のキーワードをクリックします。

該当のキーワードでデータにフィルターがかかった状態になりますので、「ページ」のタブをクリックしてください。

すると、そのキーワードで検索したユーザーがブログのどのページに移動したか、そのキーワードで検索したときにGoogleの検索画面に表示されるブログページが表示されます。

つまり一番表示数が多く、順位も高い記事ページがその検索キーワードの意図を満たしていると評価されているということがわかるのです。

一番表示数が多いページが想定したページと同一であるならばリライトを、想定していないページであれば新しい記事ページをつくるのが良いでしょう。

同様の改善をすべてのキーワードで行うことが理想的ではありますが、さすがにそれは無理でもあります。最初は①自身が重要視しているキーワードで、②検索順位が「11~30」のキーワードを対象にして改善を行ってみてください。

すでに検索順位が高いキーワードを改善するよりも、ある程度検索順位が低いキーワードを対象に改善するほうが伸びしろがあるからです

改善を何度か繰り返して行えば、何となくでも勘所を掴みはじめますので、そこから範囲を広げるなり逆に範囲を狭める(ピンポイントで行う)のも改善の工夫ですよ。

検索パフォーマンスのページ

先程の「クエリ」は検索キーワードごとのデータによる分析、改善でしたが、これをページ(URL)単位で行うこともできます。

ページごとのデータを見るには検索キーワードと同様にGoogleサーチコンソールにログインし、画面左横の「検索パフォーマンス」をクリックします。

画面下部のキーワード一覧にて、「クエリ」タブの横の「ページ」タブをクリックしてください。

すると、あなたのブログのページがGoogle検索結果にどれだけ表示されたかがクリック数(流入数)が多い順に表示されますので、検索流入が多いブログページ(のURL)が一目で分かります。

また、これもクエリと同様に、画面上部の「平均CTR」をクリックすると「CTR」、「平均掲載順位」をクリックすると「掲載順位」が表示されます。

次に、改善につなげるためのページの分析方法を説明します。

ページの分析方法

クエリの分析と同じく、Googleサーチコンソールにて直近の4週間(過去28日間)で検索結果に表示されたページを表示させてみましょう。

表示させるには期間を「過去28日間」に指定します。

画面にはあなたのブログにて直近の4週間の間で表示が多いページが順に表示されているはずです。

表示されているページは、あなたのブログにて読者を多く集めたいページや、メインとなり得るテーマやジャンルと関係するページになっているでしょうか?

特に特化ブログの場合で、メインとなり得るテーマやジャンルと深い関係のあるページが上部に並んでいない場合は注意が必要です。

キーワードと同様に特化ブログであるにも関わらずテーマやジャンルと関係が薄いページばかりが並んでいるということはブログが特化されていない、少なくとも検索エンジンには専門性が薄いブログだと評価されてしまっているかもしれないからです。

こちらももう一歩踏みこんで、詳しく分析するためにページの一覧から分析したいページをクリックしましょう。

すると、該当のページのURLでデータにフィルターがかかった状態になります。「クエリ」のタブをクリックすると、そのページにどういったキーワードで検索流入しているかが表示されます。

つまり、そのページは検索流入の多いキーワードの意図を満たしているページとしてGoogleに評価されているということがわかるのです。

もしこの流入キーワードが、自身が想定していないキーワードで、かつ、多くの流入があるならば、その記事を書き替えて修正を行う(リライトする)よりも想定したキーワードで新しい記事を書くことが改善方法です

なぜならば、その記事は偶然の産物ではあれども、検索流入を多く獲得している記事ページなので、「なぜその記事はそのキーワードで評価されているのか」をじっくり分析することで、読者と著者であるあなたとの意図や視点の違いを明らかにできるからです。

こちらもすべてのページ(記事)を改善対象にすることが理想ではありますが、さすがにそれは無理でもあります。

よって、最初は①表示回数、検索流入数が多いページで、②自身が想定した検索キーワードとは違っているページの上位10ページを対象にして新しい記事を作成する改善を行ってみてください。

また、まったく検索流入もない、読者のニーズ自体がないページを改善するよりも、③検索キーワードが想定よりもズレていても検索流入があるページは、読者のニーズを掴んでいるとも言えます。あえてズレた検索キーワードをテーマにしてブログ記事を改善(リライト)してみてください。

デバイス

あなたのブログがパソコンで検索され見られているのか、それともスマホやタブレットで検索されて見られているのかもGoogleサーチコンソールで調べることができます。

デバイスページごとのデータを見るには検索キーワードと同様にGoogleサーチコンソールにログインし、画面左横の「検索パフォーマンス」をクリックします。

画面下部のキーワード一覧にて、真ん中の「デバイス」タブをクリックしてください。

すると、あなたのブログがどのデバイスを使って検索されているか、また、クリック数(検索流入)が多いデバイスの順に表示されます。

また、これもクエリやページと同様に、画面上部の「平均CTR」をクリックすると「CTR」、「平均掲載順位」をクリックすると「掲載順位」が表示されます。

次に、改善につなげるためのデバイスの分析方法を説明します。

デバイスの分析方法

Googleサーチコンソールにて表示が多かったデバイス順に表示させましょう。

「デバイス」タブの表示回数をクリックするとGoogle検索結果にて表示回数が多いデバイス順に表示されます。

(デバイスについては4週間程度で使用比率が大きく変わることがないので、最初の設定の直近3ヵ月で良いです)。

最近はスマートフォンの普及の拡大により、どんなテーマ、ジャンルでもモバイルでの閲覧が多い傾向にありますが、扱うテーマによっては(たとえばBtoBや学術的なものなどは)、モバイルよりもパソコンのほうが圧倒的に多い場合もあります。

たとえばモバイルでの閲覧が多いのであれば、検索ユーザーは外出先で閲覧している人が多いと想定されます。

スマートフォンの小さい画面でも分かりやすくて読みやすいように、複雑な図や画像、長文を避けて端的な図や画像、短い文章表現で記事を作成するなど、 読者が短時間で内容を把握しやすくすることが改善策の一つとなります。

逆にパソコンでの閲覧が多いのであれば検索ユーザーはパソコンを使ってオフィスや部屋で腰を据えて閲覧している、仕事など業務の傍らで検索している人が多いと想定されます。

モバイルとは逆にしっかりとした根拠や丁寧な説明を示した記事を作成することで読者の納得感を高めることが改善策の一つとなります。

もちろんテーマやジャンルによってはそれが当てはまらないこともありますが、デバイスによって検索ユーザーの傾向も変わることを考慮して改善を行うと良いでしょう。

まとめ

以上がGoogleサーチコンソールを使ううえで重要かつ定期的にチェックしておきたい機能です。

また、分析は一度行って終わりにするのではなく、ずっと続けていくことで更なる改善にも繋がりますので、分析に使ったデータも都度記録しておくことをおすすめします。

たとえば今回の改善を行った4週間後に同様のデータを取得して見比べることで、改善がどれだけの成果を生み出したかを確認できるからです。

検索順順位が上がったか下がったか、どれだけ表示回数、クリック数が増えたか減ったかなどの変化は、今回だけでなくこれから続けていく改善の指標にもなり得ますので、しっかり記録していきましょう。

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ブログ運営しよう

ブログ運営に欠かせないGoogleサーチコンソールの設定から使い方までを解説

ブログを運営していく上で欠かせないことは、日々記事を更新するだけではありません。
公開した記事をさらに良いものにするために改善を行うこと、そして改善点を具体的に知るためにブログの分析を行うことも欠かせないのです。
分析を行うためのツールとしてよく用いられるのがGoogle Analytics(以下「Googleアナリティクス」と表記します)やGoogle Search Console(以下「Googleサーチコンソール」と表記します)です。
この2つはGoogleから無料で提供されており、特にGoogleサーチコンソールは自身のブログを登録することでGoogleから検索流入したクエリ(キーワード)やブログの問題点などを通知してくれるとても便利なツールです。
この記事ではGoogleサーチコンソールの設定から主な機能の使い方までを解説します。
この記事を参考に、あなたのブログをGoogleサーチコンソールで分析し、改善していきましょう。

Googleサーチコンソールとは

Googleサーチコンソール(以前の名称はGoogleウェブマスターツール)とは、Googleから無料で提供されているサイト分析ツールです。
自身のサイト(ブログ)を登録することでGoogleから検索流入したキーワードや、そのキーワードでGoogle検索された場合の平均掲載順位、合計表示回数や平均クリック率などの検索パフォーマンスを確認することができます。
さらにGoogleにインデックス登録されているページの確認や、ブログの問題点や関連する情報を通知してくれるため、ブログを開設したら、必ず登録しておきたいツールだと言えます。
一方のGoogleアナリティクスはブログに流入した後にユーザーが起こした行動分析データを取得するアクセス解析ツールであるのに対して、Googleサーチコンソールはブログに流入する前の読者(ユーザー)の行動分析データの取得や、ブログの状態を確認するためのツールであると言えます。
2つとも無料で使えるツールですので、どちらも登録しておくのはもちろん、取得、分析したいデータによって使い分けましょう。

サーチコンソールの設定を行おう

ではさっそく、Googleサーチコンソールを使うべく、ブログの登録を行いましょう。

  1. Googleアカウントを取得
  2. プロパティを追加
  3. ブログの登録
  4. 所有権の確認を行う

順に説明していきます。

1.Googleアカウントを取得

Googleサーチコンソールの登録を行うにはGoogleアカウントが必要になります。
GmailのアカウントやGoogleアナリティクスのアカウントをすでに取得しているのであれば、同じアカウントを使うとよいでしょう。
Googleサーチコンソールの入り口ページにて「今すぐ開始」ボタンをクリックしてログインを行います。

(アカウントがない場合は、ログイン画面の「別のアカウントを使用」からアカウントを作成して、登録を行います)

2.プロパティを追加

新規登録でログインを行うと以下のようなGoogleサーチコンソールの画面が表示されます。

また、すでに登録を行っているアカウントの場合は最初のサマリー画面が表示されますので、左横のメニューから「プロパティを追加」をクリックします。

3.ブログの登録

次にブログの登録を行います。
登録には「ドメイン」での登録と「URLプレフィックス」の2つ方法があります。

登録はどちらからでも行えますが、Googleアナリティクスにも連携することを考慮して「URLプレフィックス」のほうを選択しましょう。
なぜならばGoogleアナリティクスと連携する場合はGoogleアナリティクスに登録しているプロパティと同じURLでなくてはならないからです。
そのため、ブログのURLを指定でき、複数の確認方法がある「URLプレフィックス」のほうが簡単に登録を行うことができるのでおススメです。
URLプレフィックスの入力欄に、登録するブログのURLを入力して、続行ボタンをクリックします。

4.所有権の確認を行う

続行ボタンをクリックすると、所有権のポップアップが表示されます。
ブログの所有権を確認する方法は以下のとおりです。

  • HTMLファイル
    自身のブログのサーバー内にGoogleが指定するHTMLファイルをアップロードして認証を行います。
  • HTMLタグ
    表示されているメタタグをブログのセクション内に貼り付け認証を行います。
  • Googleアナリティクス
    使用しているGoogleアナリティクスのアカウントを使って認証を行います。
  • Googleタグマネージャー
    使用しているGoogleタグマネージャーのアカウントを使って認証を行います。
  • ドメイン名プロバイダ
    表示されているTXTレコードをブログにDNS設定して認証を行います。

一番簡単な認証方法は「Googleアナリティクス」か「Googleタグマネージャー」との連携ですが、どちらも取得していない場合は「HTMLファイル」を自身のブログのサーバー内にアップロードするのが良いでしょう(HTMLを理解していて、かつ、カスタマイズできる方ならば「HTMLタグ」を埋め込むほうを選択するのも良いでしょう)。
設定後、確認ボタンをクリックして「所有権を自動確認しました」というメッセージが表示されたら登録は完了です。

主な機能の使い方

Googleサーチコンソールには様々な機能がありますが、ここでは定期的にチェックしておきたい機能をピックアップして説明します。

検索パフォーマンス

検索パフォーマンスは、あなたのブログがGoogle検索結果にどれだけ表示され、そこからどれだけ流入したか、検索されたキーワードの平均検索順位などのデータを見ることができる機能です。
Googleサーチコンソールにログインし、画面左横の「検索パフォーマンス」をクリックすると以下のような画面が表示されます。

画面上部に表示されている指標の意味は以下のとおりです。

  • 合計クリック数:Google検索結果にブログが表示され、クリックされた回数
  • 合計表示回数:Googleの検索結果にブログが表示された回数
  • 平均CTR:Googleの検索結果にブログが表示された回数のうち、クリックされた平均の割合(CTR:クリック率)
  • 平均掲載順位:Googleの検索結果に表示されたブログの平均掲載順位

上部に表示されるのは、ブログ全体の数値を表したものになります。
また、画面下部では、その内訳である個別のキーワードやブログページについての結果が表示されます。
個別に調べることができる指標は以下のとおりです。

  • クエリ:Googleで検索し、あなたのブログが表示されたキーワード
  • ページ:Google検索結果に表示されたブログのページURL
  • 国:Google検索したユーザーの場所(国)
  • デバイス:Google検索したユーザーが使用したデバイス(機器)
  • 検索での見え方:Google検索の表示方法(動画やリッチリザルト)
  • 日付:日別のクリック数、表示回数

特に「クエリ」と「ページ」、「デバイス」は、ブログを改善するために見るべき重要なポイントでもあります。
どんなキーワードでどのページが検索されているか、また、スマートフォンやタブレットで多く見られているのかなどを定期的にチェックしてブログの状況を確認しておくようにしましょう。
(検索パフォーマンスによる具体的な改善方法は、次の記事「Googleサーチコンソールのデータを元にブログ改善を行う具体的な方法(6月公開)」にて解説します)
このデータは、最大で直近16ヵ月の期間でデータを絞り込んだり、比較して表示することが出来ます。

URL精査

画面左横の「URL精査」をクリックして、画面上部の欄に調査したいブログページのURLを入力してください。
入力してエンターキーを押すと、ブログページの状態が表示されます。

ブログページのインデックス登録の状況や、ページに問題が生じていないかなどの情報が表示されます。
もし、インデックス登録されていなければ、「インデックス登録をリクエスト」をクリックしてリクエストを行いましょう。
(Googleにインデックス登録されない限り、検索結果には表示されません)
また、ページの問題も表示されますので、合わせて問題の解消も行いましょう。

カバレッジ

画面左横の「カバレッジ」をクリックすると、ブログ内のページがどれだけインデックスされているか、また、エラーがあってインデックスされていないのか表示されます。
画面上部に表示されている指標の意味は以下のとおりです。

  • エラー:何らかの問題がページに生じ、インデックスされていないページの数
  • 有効(警告あり):何らかの問題がページに生じているが、インデックスはされているページの数
  • 有効:Googleの検索結果にインデックスされているページの数
  • 除外:エラーはないがインデックスされていないページの数

特にエラーが出ているページについてはエラー内容を確認して修正し、エラーの解消を行いましょう。
各エラー内容、および修正方法は以下のGoogle公式のヘルプページを参考にして対応してください。
インデックスカバレッジレポート
また、除外ページの数が多いと気になってしまうかもしれませんが、除外されたページのほとんどは正規化して束ねられたページや、インデックスされたページと重複してしまっているページが除外されているだけであるため、特に気にすることはありません。

サイトマップ

画面左横の「サイトマップ」をクリックすると、新しいサイトマップを追加する枠と、送信されたサイトマップの一覧が表示されます。
サイトマップとは、ブログ全体の構成を表し、検索エンジンにインデックスさせたいページをリストアップしたファイルです。
サイトマップ送信を行うことで検索エンジンにクロールされやすくなり(検索エンジンからブログの更新情報をチェックされやすくなり)、インデックスもされやすくなります。
代表的なサイトマップにsitemap.xmlやRSSフィードがあります。
WordPressではバージョン5.5以降から自動でwp-sitemap.xmlというサイトマップが生成されますが、残念ながらカスタマイズが出来ないため、登録するURLをメニューから選んでサイトマップを生成するプラグイン『Google XML Sitemaps』でサイトマップを生成することをおすすめします。
登録は「新しいサイトマップの追加」の枠からURLを入力して送信ボタンをクリックします。
「送信されたサイトマップ」の一覧に表示された後にGoogleに正常に認識されると、ステータスに「成功しました」と表示されます。
インデックス登録のためにも、サイトマップの登録はぜひともやっておきましょう。

ページエクスペリエンス

画面左横の「ページエクスペリエンス」をクリックすると、モバイルでのページエクスペリエンスの状況が表示されます。
この機能は2021年3月に実装された新しい機能であり、MFI(モバイルファーストインデックス)における、モバイルでのユーザーエクスペリエンスの状況を示したものです。
2021年6月に予定されているGoogleアップデートより検索評価の対象となり、「ウェブに関する主な指標」「モバイルユーザビリティ」「セキュリティの問題」「HTTPS」の4つの指標で評価されます。
各指標の意味は以下のとおりです。

  • ウェブに関する主な指標:読み込み(Largest Contentful Paint(LCP))、インタラクティブ性(First Input Delay(FID))、視覚的安定性(Cumulative Layout Shift(CLS))の点で優れたユーザーエクスペリエンスを提供していることを示す。
  • モバイルユーザビリティ:そのページがモバイルフレンドリーであることを示す。
  • セキュリティの問題:悪意のあるコンテンツ(マルウェアなど)や不正なコンテンツ(ソーシャルエンジニアリングなど)が含まれていないことを示す。
  • HTTPS:HTTPSで配信されているかを示す。

画面下の「ページエクスペリエンスシグナル」に各指標についての評価が表示されますので、定期的にチェックしておきましょう。
各エラー内容、および修正方法は以下のGoogle公式のヘルプページを参考にして対応してください。
ページエクスペリエンスレポート

セキュリティと手動による対策

Googleの品質評価担当者が目視チェックを行い、Googleの定めるウェブマスター向けガイドラインにブログが違反していると判断された場合、手動でインデックスから削除されたり、評価を落とす対策が取られることがあります。
そのような対策が取られた場合は、「手動による対策」に検出された問題が表示されます。
問題が表示されたらすぐに修正を行い、再審査リクエストを行いましょう。
また、「セキュリティの問題」には、ブログがハッキングされたり、マルウェアを仕込まれることで生じるセキュリティの問題が表示されます。
こちらも定期的にチェックして自身のブログはもちろん、被害を拡大させないように対処しましょう。

リンク

画面左横の「リンク」をクリックすると、外部のサイトやブログからリンクされている自身のブログページのURLや、外部リンク元のドメイン、リンク元のアンカーテキスト、内部リンクの多い自身のブログページのURLが表示されます。
外部リンク先のサイトやブログを実際に確認することで、自身のブログページで人気があるページを知ることができるだけでなく、外部のサイトやブログで自身のブログの記事がどのように紹介されているか(どのように認識されているか)についても知ることが出来ます。
次に内部リンクは、リンクの数が多い順に表示されますので、自身のブログで重要と位置付けているページにしっかりリンクが集まっているかを確認するために使うと良いでしょう。
また、外部リンク先をチェックしていると、自身のブログと内容的にもまったく関係がない外部サイトやブログから大量のリンクを貼られていることを発見することがあります。
しかし、関係のない被リンクや自動的に生成された被リンクであってもGoogleはリンクを否認する必要はない(Google側で無効にする)と発表していますので、特に対策は必要ありません。

まとめ

以上がGoogleサーチコンソールを使う上で重要かつ定期的にチェックしておきたい機能です。
GoogleサーチコンソールはSEOの面からもユーザーが求める記事(コンテンツ)を知り、改善を図るためのデータを取得できるのはもちろん、問題発見やセキュリティの面でも欠かせない、ブログの日々の健康管理チェックツールだと言えます。
Googleアナリティクスと合わせて使えば、さらにあなたのブログの改善にも繋がります。
ぜひ定期的にチェックしてブログの記事だけでなく、ブログ全体の質の向上に活用しましょう!

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サイト開設しよう ブログ運営しよう

サイトが更新されない? キャッシュとのうまい付き合い方

ロリポップCRチームのエンジニアの kunit です!

みなさんは、普段WordPressで記事を更新したのにも関わらずなかなか記事が更新されなくて困ったことはありませんか?

記事がなかなか更新されない現象には、「キャッシュ」というものが関わっていることが多いです。

キャッシュはうまく利用すればサイトの表示を速くすることができますが、使い方を間違えると上記のような問題に悩まされることになります。

今回は、このキャッシュについて、種類や仕組みなどをじっくりと解説し、キャッシュとの上手な付き合い方について説明していきます。

キャッシュとは

キャッシュって何?

キャッシュという仕組みを知る上で、まずはみなさんのサイトがどのような流れで表示されているかを追いかけてみましょう。

WordPressを使ってサイトを公開している場合、ページを表示するまでに次のような流れとなります。

  1. サイトを閲覧する人がブラウザ(Google Chromeなど)に見たいページのURLを入力する
  2. ブラウザがURLに応じたWebサーバーに対してアクセスを行う
  3. WebサーバーはPHPを実行してデータベースからデータを取得してページを組み立てる(WordPressの動作)
  4. Webサーバーは組み立てたページをブラウザに渡す
  5. ブラウザはサーバーから渡されたページを表示する

実は、みなさんが普段ページを見るまでにはこのようなことを行われているのです。

これをページを読み込むたびに行っていると、各段階でそれぞれ時間がかかるため、ページの表示が遅いと感じることになります。

そこで、ページが表示されるまでのいくつかのポイントで出来上がったものを再利用すれば時間短縮になるのではないかと考えたものがキャッシュという仕組みになります。

例えば、上記の流れであれば、3つのポイントで再利用(=キャッシュ)できる場所があります。

  1. PHPを実行してページを生成
    再利用:生成したページ
    短縮:PHPの実行やデータベースからデータを取得する時間
  2. 生成したページを返却
    再利用:ブラウザに渡すページや画像/JS/CSS等
    短縮:Webサーバーからページを生成する素材を読み込む時間
  3. ページを表示する
    再利用:サーバーから渡されたページや画像/JS/CSS等
    短縮:Webサーバーにアクセスをする時間

このようにいろんな段階でページや画像/JS/CSS等を残して(=キャッシュ)おくことによりページの表示速度を上げることができるようになります。

キャッシュを使う上で起こる問題点

キャッシュを使うことにより、本来実行される処理やアクセスが省略され、ページを表示するまでの時間が大幅に短縮されますが、次のような問題が発生することがあります。

  • 画像を差し替えたのに、古い画像が表示されたままになっている
  • WordPressの管理ツールから記事の更新をしたのに、更新が反映されない

これらの問題はキャッシュを利用してページが表示されているために発生する問題となります。この問題に関しては、どこでキャッシュが行われているかをきちんと把握し、不必要となったキャッシュを適切に削除することにより対処できます。

これ以降、キャッシュの種類とどこでキャッシュされているのか、どのように削除を行うのかということを説明していきます。

ブラウザキャッシュ

ブラウザキャッシュとは

ブラウザキャッシュを利用すると、一度Webサーバーから取得したページや画像/JS/CSS等をブラウザ側で保持されます。

そして、次に同じページにアクセスした際にはWebサーバーからデータを取得するのではなく、ブラウザ側に保持しておいたデータを使ってページを表示することができます。

特に画像は容量が大きくなりがちなため、キャッシュすることによりアクセスの時間や容量を減らすことができるブラウザキャッシュがよく利用されます。

ブラウザキャッシュの欠点

ブラウザキャッシュの欠点としては次のようなことがあります。

  • サイトを閲覧した人によって表示されている内容が違う可能性がある
  • 一度ユーザー側にキャッシュされたものをサイト提供者側から強制的に削除する方法がない

ブラウザキャッシュの消し方

ブラウザキャッシュは次のような方法で削除することができます。

ブラウザの強制リロードを行う

ブラウザキャッシュを無視してページを再読み込みします。

例えば、Google Chrome であれば、次のように操作することにより強制リロードを行うことができます。

  • Windowsの場合は、Shift を押しながら F5 キーを押す
  • macOS の場合は、Cmd と Shift を押しながら R を押す

強制リロードのやり方はブラウザやOSごとに違いがあるため、ご利用のブラウザでどのように操作すれば強制リロードができるかを確認しておきましょう。

ブラウザの設定からブラウザキャッシュを削除する

ブラウザの強制リロードでうまく行かなかったときのみ試すようにしましょう。

サイトを更新したにも関わらずなかなか更新が反映されないという場合には、まずはブラウザの強制リロードをおこなって更新が反映されるかの確認をしましょう。

ブラウザの強制リロードをおこなっても更新の反映されない場合は、別のところでキャッシュされている可能性が高いため、これ以降の部分を確認していきます。

WordPressのキャッシュ系プラグイン

WordPressのキャッシュ系プラグインとは

WordPressはPHPというプログラミング言語で記述されたプログラムで、Webサーバー上でPHPのプログラムが実行され、データベースからデータを取得してページを生成しています。

このプログラムが実行される時間やデータベースからデータを取得する時間は複雑なページ構成になるほど長くなります。

毎回プログラムの実行やデータベースからのデータ取得を行わずに一度生成したページを再利用しようと考えられたのがWordPressのキャッシュ系プラグインとなります。

WordPressのキャッシュ系のプラグインは、一度生成したページをファイルとしてサーバー上に保持します。次回同じページが閲覧された際に保持しているファイルを返却することにより大幅な時間短縮を行います。

キャッシュ保存の流れ

キャッシュ利用の流れ

WordPressでよく利用されるキャッシュ系プラグインとしては次のようなものがあります。

これらのキャッシュ系プラグインはとても強力で、うまく利用すれば表示完了までに数秒かかっていたサイトが、1秒もかからずに表示されるといった変化をもたらすことができます。

利用上の注意としては、キャッシュ系プラグインは複数同時に使うものではないので、それぞれ個別に試してみて、ご自身のサイトにあったものを1つ選択するようにしましょう。

キャッシュ系プラグインの欠点

キャッシュ系プラグインも利点ばかりではありません。次のような欠点も存在します。

  • 記事を更新しても更新が反映されない
  • キャッシュファイルが大量に生成された結果、逆にサイトが重くなる
  • キャッシュファイルが大量に生成された結果、容量が増えすぎる

これらの問題は必要に応じてキャッシュをクリアすることによって解決することができます。

利用されているキャッシュプラグインで提供されているキャッシュの削除もしくはクリアという機能を利用して、キャッシュがあまり増えすぎないように管理しましょう。

ロリポップ!アクセラレータ

ロリポップ!アクセラレータとは

ここまで、ブラウザキャッシュとWordPressのキャッシュ系プラグインの解説を行ってきました。

最後に、ロリポップが提供しているキャッシュ機能であるロリポップ!アクセラレータについて解説します。

ロリポップ!アクセラレータは次のように動作することにより、サイトの表示速度を速くします。

  • ブラウザとWebサーバーとの間にキャッシュサーバーというものが存在してそこでキャッシュされる
  • Webサーバーが返却した内容をキャッシュサーバーで保持することにより、次回同じページや画像/JS/CSSへのアクセスがあった場合、Webサーバーにはアクセスせずに内容を返却することができる

キャッシュ保存の流れ

キャッシュ利用の流れ

ロリポップ!アクセラレータを使うと次のような利点があります

  • Webサーバー上でPHPが動作する時間やデータベースからデータを取ってくる時間をかけずにすむ
  • PHPの動作やデータベースからデータを取ってくるという処理は大量な同時アクセスにあまり強くないが、Webサーバーを介さずにキャッシュサーバーがデータを返却するため、大量な同時アクセスに耐えることができる

ロリポップ!アクセラレータは上記のような利点があるため、ページ表示速度の向上だけではなく、アクセスが大幅に増えるような場合に強力な支援を行うことが可能となります。

ロリポップ!アクセラレータの使い方

ロリポップ!アクセラレータはユーザー専用ページの「サーバーの管理・設定」メニューの「ロリポップ!アクセラレータ」から利用することができます。

ロリポップ!アクセラレータはドメインごとにON/OFFすることができます。

また、ONの場合では設定により2段階の使い方が可能です。

  • 初期設定
    • ページおよびCSS/JS/画像全てのキャッシュする
  • css js ico jpg jpeg png gif の拡張子のファイルのみキャッシュする
    • CSS/JS/画像のみをキャッシュする

ネットショップではあるサイト閲覧者のページがキャッシュされて、別のサイト閲覧者にそれが表示されると個人情報漏洩のトラブルに繋がる可能性があります。

このようなことが発生するのを防ぐために、ネットショップのようなWebサイトではCSS/JS/画像のみをキャッシュすることをおすすめします。

なお、WordPressの管理画面は全てキャッシュするという設定にしても、ロリポップ!アクセラレータのキャッシュサーバーにはキャッシュされないようになっているので、管理画面のためにCSS/JS/CSのみをキャッシュするにする必要はありません。

ロリポップ!アクセラレータが作成したキャッシュの消し方

ロリポップ!アクセラレータはページおよびCSS/JS/画像を強力にキャッシュするため、ページ更新時に反映の妨げになる場合があります。

その場合は、ユーザー専用ページの各ドメインの設定ボタンを押すと表示されるダイアログにキャッシュの削除というボタンがあるので、それを利用してキャッシュの削除を行ってください。

まとめ

今回は、3つのキャッシュについて解説しました。

キャッシュはうまく使うことによりサイトの表示速度を速くすることができますが、キャッシュされたデータを適切に削除することを怠ると、サイトの更新が反映されないといったトラブルが発生するので気をつけましょう。

サイトの表示が重いと感じた際には、まずはロリポップ!アクセラレータをONにしてサイトの表示速度が速くなるかをためしていただくことをおすすめします。

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ブログ運営しよう 収益化しよう

特化ブログを収益化するための10のステップを紹介

特化ブログについて、「始めたものの思うほどアクセスが集まらず収益化ができていない」「これから始めたいけど、アクセスを増やすだけでなく収益化を図れるかが不安」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

特化ブログは雑記ブログよりも収益化が容易な傾向にありますが、特化すれば必ず稼げるというわけでもありません。

特化ブログだからこそ意識しておかねばならないことや、ブログ以外での活動も大いに影響を及ぼすメディアでもあるので、労力は雑記ブログ比べて何倍もかかります。

この記事では特化ブログにて収益を出すための工夫やヒントについて解説します。

特にブログ以外の活動については簡単に出来ることではないものもありますが、あなた自身が実現できる範囲で実施して、特化ブログの収益化を目指しましょう。

特化ブログとは?

まずは特化ブログについて軽くおさらいをします。

特化ブログはその名の通り、テーマやジャンルが絞られた記事を綴るブログです。

雑記ブログと違い、特化ブログは専門性を求められるブログであり、色々な話題をテーマにして記事を書くことは避けられます。

また、テーマやジャンルの専門的な知識がなければ読者を満足させる記事を書けないのはもちろん、情報の真偽も求められるブログでもあります。

そのため、雑記ブログに比べるとネタも記事も少ない傾向にあり、情報の真偽の裏取りはもちろん、読者に専門知識を分かりやすく噛み砕いて説明するために文章を推敲するなど、1つの記事にかける時間も手間も大きくなってしまいます。

特に特化ブログを運営、記事を書く人の最大の悩みが、このネタ切れを起こすという問題です。

ただし、特化ブログは情報の新鮮さよりも専門性や正確性が求められますので、定期的に更新する工夫として常に記事やネタをストックしておくとよいでしょう。

他にも特化ブログには色々なメリット・デメリットがあります。以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

【初心者向け】特化ブログの始め方・書き方から公開まで、じっくり解説

特化ブログを収益化する10の方法

特化ブログを収益化する方法は大きく分けて10個のステップがあります。

  1. テーマ、ジャンルを決める
  2. ブログの構造、構成を決める
  3. 想定読者を描き、読者目線で記事を書く
  4. 情報の正確性を意識して書く
  5. どこから集客するかを意識する
  6. ユーザーの反応を見て、記事をリライト(改善)する
  7. 検索クエリ(キーワード)から意図を読む
  8. 視点を変えて記事を派生させる
  9. リンクされやすい記事を書く
  10. ネット以外の活動をする

順に説明していきます。

1. テーマ、ジャンルを決める

1つ目は特化ブログで一番大事な「テーマ、ジャンルを決める」ことです。

単純にテーマやジャンルを決めれば良いわけではく、そのテーマ、ジャンルの専門を名乗るだけの知識、知見があることが望ましいのはもちろん、特化ブログの目的が収益化であるならば、世の中の需要に合わせることも必要になります。

好きだからという理由だけでテーマやジャンルを選ぶと定期的な記事更新は実現できても、世の中の需要と合わずにアクセスも集まらない、収益化もままならないという状況に陥ることにもなります。

特化ブログなのに収益化できていない理由の多くは、このミスマッチによって起こるものです。

以下の記事にテーマ、ジャンルごとに難易度と収益性を記載していますので、参考にしてみて下さい。

【ブログジャンル一覧】初心者におすすめアフィリエイトジャンルの選び方

また、テーマやジャンルは、あなた自身が日々の勉強、情報収集も苦ではないものが望ましいです。

収益性が高いテーマやジャンルは必然的に競合の数も多くなります。

その中から勝ち抜き、読者にあなたの特化ブログを選んでもらうには、プロと呼べるくらいの専門家でないと難しく、これまでの実績の積み重ねも見られるため、続けることが苦しく感じるテーマやジャンルは選ばないようにしましょう。

2. ブログの構造、構成を決める

2つ目は「ブログの構造、構成を決める」ことです。

特化ブログはブログ全体で情報を整理して読者に届ける、読者に分かりやすい構造にすることでより良い特化ブログへと昇華されます。

特化ブログのメリットは、先にテーマやジャンルが決まっていて、ブログの構造から考えられる点です。

また、この構造を適切に組み立てることで収益化の実現にも近づきます。

特化ブログは更新日時で記事を羅列するよりも、ジャンル別の一覧ページや、主要な情報をまとめた「まとめ記事」を作ってブログのTOPから遷移できるようにしておくと、読者にもよく読まれる記事となります。

なぜならば雑記ブログは最新の記事を読みたい読者、特化ブログはテーマやジャンルに沿った正確性のある記事を読みたい読者が集まる傾向が強いからです。

また、特化ブログは必然的に関連する記事も多くなるので、その記事同士をリンクで繋ぐと読者が複数の記事を回遊するきっかけにもなります。

このまとめ記事を作ることと、関連記事を増やすことを予め意識して、ブログ全体の構造、構成(どの場所にどの記事を配置するのか)を行うと良いでしょう。

また、特化ブログは情報の信頼性を上げるためにプロフィールページ(運営者概要ぺージ)も作成しておくことをおすすめします。

専門性な記事を書くことはもちろんですが、特化ブログは記事を書いた人やブログを運営している企業はどういう所なのかも気にする読者も多いです。

著者の名前や管理している企業、団体名を出すということは、その記事を書いた人や企業が責任を持って運営してることを示し、信頼性が増す要因になります。

3. 想定読者を描き、読者目線で記事を書く

3つ目は「想定読者(ペルソナ)を描き、読者目線で記事を書く」ことです。

想定読者を決めて記事を書くと記事の質はもちろんアクセス数も上がります。

特化ブログはテーマ、ジャンルが決まっているからこそかなり具体的に想定読者を決めて記事を書くことが求められます。

また、特化ブログは検索キーワードも一般的なキーワードよりも専門的なキーワードで検索されて流入することが多いため、想定読者を絞りやすい(どんな属性の読者に読まれているのか分かりやすい)とも言えます。

想定読者をある程度絞れるということは、検索意図(目的)を読み解き、検索意図に適う情報を提供する(記事を書く)のはもちろん、記事に関連する商品やサービスを紹介すれば購入や申し込みにも繋がり、収益化も可能になります。

特化ブログはとにかく多くの人を集めようとするのではなく、自身のブログのテーマ、ジャンルに興味を持っている人を集めることが肝要です。

4. 情報の正確性を意識して書く

4つ目は「情報の正確性を意識して書く」ことです。

特化ブログは雑記ブログ以上に、情報に専門性も正確性も求められるため、情報の正確性を担保しなければなりません。

情報の正確性を担保する方法は、信用できる情報を然るべきところから引用して根拠を示す(一次情報を示す)ことです。

引用せずにただ伝えるだけよりも「ここに元となる情報が書かれていましたよ」と引用先を示すほうが、読者も信用して情報を受け取れます。

また、特化ブログの記事には自身の専門性や知識を明示するためにも個人的な考察を加えることがあるでしょう。

前述のように特化ブログは情報に専門性も正確性も求められるため、個人的な意見(考察)と公的な事実がごっちゃになって書かれている記事では読者は混乱し、誤解の元にもなってしまいます。

「意見(考察)と事実をしっかり分けて記事を書く」

これは特化ブログでは徹底しなければならないことです。

記事を書く際は以下のことに気を付けてみてください。

  • 意見(考察)は知らない人への説明なので丁寧に
  • 事実は(誤解を招かないよう)余計な情報をつけずに端的に

この工夫は収益化に寄与するだけでなく、記事を読みやすくするための工夫でもありますので是非取り入れましょう。

5. どこから集客するかを意識する

5つ目は「どこから集客するかを意識する」ことです。

特化ブログは検索エンジンからの流入と相性が良く、多くの人がSEOを意識して特化ブログを運営、記事の作成を行います。

よって、特化ブログの記事は検索キーワードとその検索意図を充分に意識して書くことが求められます。

ただし、人は知っている言葉(単語)でしか調べない、検索しないように、知らない言葉で調べることはほぼありません。

専門的であればあるほど一般には知られていない言葉を使って記事を書くことも増え、やはりそのような記事はなかなか検索されない、検索流入も少ない記事になってしまうことがあります。

そうならないように専門的な言葉をなるべく簡単かつ、一般の人に分かる言葉で言い換える、もしくはカッコ書きにして見た目でも分かりやすく書くようにしましょう。

また、特化ブログは専門的である特徴をうまく利用して、専門用語を分かりやすく解説する辞書のような記事ページを作成するのも工夫のひとつです。

さらに、検索エンジン以外の経路から読者を増やすことも収益化を助けますので、積極的に行うことをおすすめします。

例えば、メルマガのテーマやジャンルも必然的に同じものになります。

テーマやジャンルが決まっているということは、それに興味がある、情報を欲しがっている人を集めるきっかけにもなります。

記事に書かれている情報をピックアップし、ブログの更新情報をお知らせしてブログへの流入を促しましょう。

今ならSNS(Twitter、Instagramなど)を使って多くの人に知らせるのも方法のひとつです。

6. ユーザーの反応を見て、記事をリライト(改善)する

6つ目は「ユーザーの反応を見て、記事をリライト(改善)する」ことです。

前出の通り、特化ブログは検索エンジンからの流入と相性が良く、多くの人がSEOを意識して特化ブログを運営、記事の作成を行います。

検索流入を増やすべく記事数を増やすことが良いのはもちろんですが、ただ闇雲に増やすのではなく、定期的に過去の記事を見直すことを私はおすすめします。

特に専門的な情報は記事を書いたときに最新であったとしても、時間が経てば古い情報になりますし、関連する情報も増えることもあるでしょう。

その際に一から新しく記事を作って公開するのもよいですが、以前の記事を現状に合わせて追記、修正すれば新しく記事を作るよりも時間も手間もかかりません。

また、以前からその記事を読んでいる読者に新しい情報を提供することにもなります。

もし、新しく記事を作るのか、古い記事をリライトするかで迷ったならば、過去の情報が残っていることが有益に働くかどうかで考えて下さい。

例えば、とあるソフトウェアのバージョンアップが起これば過去のバージョンは古い情報となってしまいますが、記事を消さずに最新バージョンの記事を別にすれば、古いバージョンの記事はアーカイブとして残せます。

さらに不具合が生じた時には過去の記事を参考しして元のバージョンに戻すこともできますし、古いバージョンの不具合の原因を調べる時にも役に立つ情報として活用できます。

7. 検索クエリ(キーワード)から意図を読む

7つ目は「検索クエリ(キーワード)から意図を読む」ことです。

読者のニーズをより具体的に掴んで、それに適う情報を掲載するのです。

アクセス解析が出来るのであれば、是非検索流入のキーワードもチェックしてみましょう。

なぜならば検索キーワードには読者の意図が多分に含まれているからです。

例えばサッカーの特化ブログで「ドリブル 方法」で検索流入があったとすれば、読者は「自分自身がうまくドリブルが出来る方法」を知りたいという意図があると推測できます。

「ドリブル 技」ならば、「プロのサッカー選手が使うドリブルの技を知りたい」という意図があると推測できます。

また、検索キーワードの意図に合った記事は検索結果でも上位表示されやすく、検索流入を増やすSEOでも有効に働きます。

このように、検索キーワードの第二、第三キーワードから読者の意図を読み取ることは新しい記事を増やすだけでなく、リライトによる記事の改善にもなりますので、定期的に行うようにしてください。

8. 視点を変えて記事を派生させる

8つ目は「視点を変えて記事を派生させる」ことです。

例えば先ほどのサッカーの特化ブログの場合、「ドリブル 方法」で検索している読者は「自分自身がうまくドリブルが出来る方法」を知りたいという意図があると推測できるように、その読者にはそれを行う為の道具、スパイクも合わせて紹介するのも良いでしょう。

ドリブルの方法を具体的に説明するのはもちろんですが、読者がよりスムーズに行動に移せるための手助けも一緒に行うことを意識して記事を作るのも工夫の一つです。

さらに派生させて、自分に合うスパイクの選び方などを紹介するのも良いでしょう。

(3つ目の「想定読者(ペルソナ)を描き、読者目線で記事を書く」を合わせれば、より正確に意図を掴むことが出来るでしょう。)

9. リンクされやすい記事を書く

9つ目は「リンクされやすい記事を書く」ことです。

リンクされやすい記事とは、人に紹介されやすい、引用されやすい記事です。

リンクが増えることは読者が流入するきっかけも増えることにもなります。また、リンクが増えると検索順位も上がる傾向にあります(他のブログやWebサイトで紹介される、引用されるということは質が良い記事だと検索エンジンも評価するため)。

ただし、人からのリンク(被リンク)を増やそうと思っても、その通りに自然と被リンクが増えることはなかなかありません。

被リンクを増やしたいならば、「自分ならどんな記事を人に紹介するか」と考えて記事を書くと良いでしょう。

誰にでも分かりやすく説明されている記事や、他のブログには書かれていないオリジナルの情報が書かれている記事などが思い浮かぶ筈です。

特に専門的で根拠もある一次情報の記事は引用されやすく、特化ブログだからこそそのような記事を書くことを常に意識しておきましょう。

10. ネット以外の活動

最後の10つ目は「ネット以外の活動」も積極的に行うことです。

前述のように特化ブログは情報に専門性も正確性も求められるだけでなく、記事を書いた人やブログを運営している企業はどういう所なのかも気にする読者も多いです。

名前を出すということは、その記事を書いた人、企業が責任を持って運営してることを示し、情報の信頼性が増すきっかけにもなります。

ただし、ただ名前を出せばよいわけではありません。

その記事を書いた人がどんな実績がある人なのか、どんな専門的な知識がある人なのかが分かってこそ、情報の信頼性が生まれます。

同様に、その特化ブログはどんな企業が運営していて、どんな商品、サービスを展開しているかが分かってこそ、情報の信頼性が生まれます。

例えばこの記事も、筆者である私のプロフィールが掲載され、サイトの運営元がロリポップであることが明示されているからこそ、情報の信頼性が担保されているとも言えるのです。

もし、この記事にどちらも掲載されていなければ、情報の信頼性はそんなには大きくならない、読者であるあなたも全てを信用して読むことはない筈です。

情報の信頼性を生むにはネット以外の活動を積極的に行い、実績を作ることです。

逆説的ではありますが、特化ブログを名刺代わりに使うのも良いでしょう。

「自分はこれだけの知識や技能を有しています」ということを特化ブログによってアピールすることで、外から声がかかることはそんなに珍しいことではない時代です。

講演を頼まれたり、書籍の執筆を依頼されたり、リアルでの経験が実績となれば特化ブログの権威性もさらに上がり、引いては特化ブログの最終目的であった収益化が適うのです。

まとめ

以上が特化ブログを収益化させる大きな10の方法です。

特に特化ブログはテーマとジャンルによって難易度と収益性が決まってしまうと言っても過言ではありませんが、この10の方法を愚直に行えば、アクセス数も収益額も伸びる可能性が充分にあります。

特化ブログは記事単体でアクセス数、収益額を増やすという考えではなく、専門性はもちろん、権威性、信頼性をブログ全体で獲得する考えで運営しましょう。

特化ブログは長い目で見る。

これこそが特化ブログの収益化の最大のコツです。

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【初心者向け】特化ブログの始め方・書き方から公開まで、じっくり解説

ブログを立ち上げるにあたり、特定のテーマ、ジャンルの記事を書くことを決めた人はもちろん、すでに雑記ブログを立ち上げていて、それとは別にブログを立ち上げようと考えている人におススメするのは「特化ブログ」です。

「特化ブログ」とは、その名の通りテーマやジャンルを絞り、専門的な情報を元にした記事を書くブログです。

最近では企業や法人も特化ブログ(オウンドメディア)を開設し、自社の商品やサービスの紹介や、業務に関連する情報を読者(ユーザー)に提供することも増えてきています。

この記事では特化ブログについて詳しく解説すると共に、始め方から記事の書き方、公開までをじっくり解説します。

特化ブログのメリットとデメリット

特化ブログのメリット

特化ブログのメリット・デメリットについては『雑記ブログと特化ブログの違い、特徴とは?メリットとデメリットを解説』でも解説しましたが、ここではもう少し詳しく説明します。

特化ブログのメリットは大きく分けて3つあります。

  1. 専門性、権威性、信頼性を得やすい
  2. 検索流入が伸びやすい
  3. 収益化しやすい

1. 専門性、権威性、信頼性を得やすい

まず1つ目は、「専門性、権威性、信頼性を得やすい」ことです。

特化ブログの記事はテーマやジャンルを絞って書かれるため、必然的に専門的なブログとなります。

また、特化ブログは権威性と信頼性も一緒に構築されやすい傾向にあります。

例えば、税理士や税理事務所が税に特化して書いた記事は、読者も記事内容に間違いはないだろうと認識、判断するので信頼を得やすいです。

しかし、有資格者でない一般人が税について書いた記事は、読者が間違っているのではないかと疑わしくも感じてしまいます。

さらに、その記事が掲載されたブログも税に特化されたブログなのか、もしくは他のことも書かれた雑記ブログなのかで読者に与える印象も大きく変わります。

誰もが前者のほうが専門性を感じ、著者や掲載しているブログに権威性も信頼性も感じるでしょう。

特化ブログだからこそ専門性が担保され、かつ権威性と信頼性も合わせて得ることができると言えます。

2. 検索流入が伸びやすい

2つ目は、「検索流入(SEO)の面で伸びやすい」ことです。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンは、基本的に検索ユーザーが入力した検索クエリ(キーワード)の意図に則した情報が掲載されている記事ページを検索結果の上位に表示させる仕組み(アルゴリズム)になっています。

また、記事の内容はもちろん、それを書いた著者や掲載しているブログ(Webサイト)の専門性、権威性、信頼性(各項目の頭文字を取ってE-A-Tと呼ばれている)も評価に繋がります。

そのため特化ブログは検索評価や検索順位が上がりやすくなり、結果的に検索エンジンから訪問するユーザーも多くなるのです。

3. 収益化しやすい

3つ目は、「収益化しやすい」ことです。

特化ブログはテーマやジャンルを絞って専門的な記事を掲載しているからこそ集まってくる読者の属性も一貫しやすく、読者のニーズや意図も掴みやすいのです。

読者のニーズや意図が掴めれば、記事を用意しやすくなります。
読者の悩みや問題の解決方法、ヒントとなる情報を記事に書くことで、素早く、かつ簡単に解決に導くための商品やサービスを一緒に紹介することもできます。

例の税理士や税理事務所の特化ブログなら、分かりにくい勘定科目などを解説し、使いやすい会計ソフトなどを紹介すれば、その記事からその会計ソフトを購入、申し込まれる確率も上がり、収益化にも繋がりやすいのです。

特化ブログのデメリット

特化ブログのデメリットについても、もう少し詳しく説明します。

特化ブログのデメリットも大きく分けて3つあります。

  1. 専門知識が必要となる
  2. 書きにくいから続けにくい
  3. 世間の需要と一致しにくい

1. 専門知識が必要となる

まず1つ目は、記事を執筆するあなた自身に「専門知識が充分にあるか」ということです。

特化ブログはただ単にテーマやジャンルを絞って記事を書けば良いというわけではなく、それについての専門的な知識がなければ論理的な記事を書けないのはもちろん、書いた記事の内容も説得力も薄くなってしまいます。

特化とは専門家を名乗るということでもあり、専門家には普通では知りえない知識や見解も求められます。

特化ブログの読者はそのくらいの厳しい目で記事を読んでいることを常に意識してください。

また、特化ブログの記事を書く、ネタを集めるためにも日々の勉強、情報収集も欠かさないようにしましょう。

2. 書きにくいから続けにくい

2つ目は、専門性が必要だからこそ「記事を量産しにくい、記事を書き続けることが難しい」ことです。

前述のように専門を名乗るということは、それを裏付けるだけの知識も求められます。

記事内容の真偽の裏取りや独自の見解はもちろん、読者に専門知識を分かりやすく噛み砕いて説明するにも文章を推敲しなければならないため、1つの記事にかける時間も手間も大きく、量産は難しいと言わざるを得ません。

また、ブログは雑記であれ特化であれ、定期的に記事を更新することが読者を集めるための大切な工夫ですが、テーマやジャンルを絞っているからこそ記事ネタも狭いものになりがちです。

そもそも情報が少ないため定期的な更新すらも難しい状況にも陥ることがあります。

特化ブログは情報の新鮮さよりも専門性や正確性が求められますので、定期的に更新する工夫として記事をストックしておくとよいでしょう。

もう一つの工夫として、同じテーマの記事であっても視点や前提条件を変えれば別の記事としても成り立ちます。

深く掘り下げた記事の数が増えることは特化ブログの専門性を上げることにも繋がりますよ。

3. 世間の需要と一致しにくい

3つ目は、「世間の需要と専門性が一致しているかでアクセス数が大幅に変わる」ことです。

テーマやジャンルを絞っているからこそ検索流入を獲得しやすく、読者のニーズも意図も掴みやすいことが特化ブログのメリットです。

しかし、あまりに絞りすぎるとその情報を欲しがっている読者が少なく、場合によっては誰も望んでいない、世間のニーズは全くないために検索流入がないことも起こります。

「とあるキーワードで検索1位になった!」と喜んでも、そのキーワード自体が誰も検索しないものならば検索流入すらないのです。

また、特化ブログは収益化し易いことがメリットではありますが、マネタイズのポイントがアフィリエイトによる商品の紹介やサービスの申し込みであった場合、自身のテーマやジャンルに沿うアフィリエイトがなければ、収益化も難しくなります。

Google AdSenseなどのバナー広告によって報酬を得る方法もありますが、専門的であるからこそ記事内容と自動表示される広告内容が一致せずにクリック率や報酬が低くなることも起こり得るからです。

メリットデメリット
専門性、権威性、信頼性を得やすい専門知識が充分にあるか問われる
検索流入(SEO)の面で伸びやすい記事を量産しにくい、記事を書き続けることが難しい
収益化し易い世間のニーズ、意図と専門性が一致しているかでアクセス数が大幅に変わる

特化ブログを始めるために調査、準備しておくこと

特化ブログは雑記ブログと比べると、始めるための調査、準備することが多く、時間をかける必要もあります。

そんな特化ブログを始めるにあたり、調査、準備しておくことは4つあります。

  1. テーマ、ジャンルを決める
  2. ブログの全体の構造設計を行う
  3. 想定読者(ペルソナ)を決める
  4. 必ず情報の真偽を確かめる

1. テーマ、ジャンルを決める

1つ目は、「テーマ、ジャンルを決める」ことです。

単純にテーマやジャンルを決める、絞れば良いわけではく、そのテーマ、ジャンルの専門を名乗るだけの知識、知見があることが望ましいです。

あなた自身が日々の勉強、情報収集も苦ではないテーマ、ジャンルであると尚良いでしょう。

ただ、特化ブログの目的が収益化であるならば、世の中の需要に合わせることも必要になります。

以下の記事にテーマ、ジャンルごとに難易度と収益性を記載していますので、参考にしてみて下さい。

【ブログジャンル一覧】初心者におすすめアフィリエイトジャンルの選び方

2. ブログの全体の構造設計を行う

2つ目は、「ブログ全体の構造設計を行う」ことです。

「ブログなのだから記事を書けばよいだけ?」と思うかもしれませんが、ブログ全体で情報を整理して読者に届ける、読者に分かりやすい構造にすることを考えると尚良いブログへと進化します。

特に特化ブログはテーマやジャンルが決まった上でブログを開設しているため、更新日時だけで記事を羅列するよりも、ジャンル別の一覧ページや、主要な情報をまとめた「まとめ記事」を作ってブログのTOPから遷移できるようにしておくと、読者にもよく読まれる記事となります。

また、特化ブログは必然的に関連する記事も多くなり、その記事同士をリンクで繋ぐと、読者が複数の記事を回遊するきっかけにもなります。

このまとめ記事を作りやすいことと、関連する記事が多くなることを予め意識して、ブログ全体の構造設計(どの場所にどの記事を配置するのか)を行うと良いでしょう。

また、ブログの構造設計の1つとして、特化ブログは情報の信頼性を上げるためにプロフィールページ(運営者概要ぺージ)も作成しておくことをおススメします。

(※ 詳しい理由は、特化ブログを収益化するための10のステップを紹介で解説しています)

3. 想定読者(ペルソナ)を決める

3つ目は「想定読者(ペルソナ)を決める」ことです。

雑記ブログでも特化ブログでも言えることですが、想定読者を決めて記事を書くと、記事の質やアクセス数が上がる要因になります。

むしろ特化ブログはもっと具体的に想定読者を決めて記事を書くことが求められると言えます。

想定読者をある程度絞れることや収益化にも繋がりやすいことが特化ブログのメリットでもあり、要点でもありますので、しっかり考えて想定読者を決めましょう。

4. 必ず情報の真偽を確かめる

4つ目は「情報の真偽を調べる」ことです。

これも雑記ブログであっても真偽が定かではない噂レベルの記事や間違った情報を発信すると、自身はもちろん運営するブログの信頼や評判も落ちてしまいます。

特化ブログはミスによる信頼や評判の落ち方が雑記ブログよりも大きいものとなります。

そのようなことが起こらないよう、記事を書く前は必ず情報の真偽を確かめることを習慣付けましょう(真偽がハッキリしないものはネタとして扱わない、記事にしないほうがよいでしょう)。

特化ブログ投稿の書き方のコツ

それでは、特化ブログの記事を投稿してみましょう。

雑記ブログの記事投稿にコツがあるように、特化ブログにも記事投稿のコツがあります。

それは、信用できる情報を然るべきところから引用して根拠を示す(一次情報を示す)ことです。

特化ブログは情報に専門性も正確性も求められます。

そんな特化ブログの記事で間違った情報はもちろん真偽がハッキリしない情報を提供することは、自身はもちろん運営するブログの信頼や評判を落としてしまかねません。

記事に書かれていることが正しい、間違っていないことを示すために公的な機関から発表された情報を引用して根拠にするのです。

引用せずにただ伝えるだけよりも「ここに元となる情報が書かれていましたよ」と引用先を示すほうが情報の正確性も担保されるので、読者も信用して情報を受け取れるのです。

読まれやすい特化ブログを書くコツ

さらに記事の質を上げるためのコツは、人に読まれやすく、記事を完読してもらうよう読みやすい文章構成を行うことです。

これも基本的なことは雑記ブログと同じなのですが、特化ブログの記事は専門性や正確性が求められる特性のため、どうしても説明臭い記事、文章になる傾向があります。

そんな特化ブログの記事を読みやすくする文章、構成のコツは以下の4つです。

  1. タイトルや見出しを分かりやすく
  2. 接続詞や助詞を正しく使う
  3. 意見(考察)と事実を分ける
  4. 結論を最初に書く

1. タイトルや見出しを分かりやすく

まず1つ目は「タイトルや見出しを分かりやすい」文章にすることです。

雑記ブログの記事と同様に、タイトルと見出しだけを読んでも大筋の記事内容が掴めるような端的な文章にすることが望ましいです。

2. 接続詞や助詞を正しく使う

2つ目は「接続詞や助詞(てにをは)を正しく使う」ことです。

これも雑記ブログの記事と同様に接続詞や助詞を間違えると意味も内容も間違って伝わる、誤読してしまいやすいので記事を書き終えたら一度は読んで確認してみましょう。

実際に声に出して読むと、つまずく場所や文章表現がおかしい場所に気が付きますよ。

3. 意見(考察)と事実を分ける

3つ目は「意見(考察)と事実をしっかり分けて書く」ことです。

特化ブログの記事には自身の意見(考察)を加えることがありますが、特化ブログは情報に専門性も正確性も求められるため、個人的な意見と事実がごっちゃになって書かれた記事では読者も混乱し、誤解の元にもなってしまいます。

もちろんこれは雑記ブログの記事も意識すべきことですが、特に専門性も正確性も求められる特化ブログは徹底しなければならないことだと言えます。

前節の『特化ブログ投稿の書き方のコツ』にも書いたように、引用も合わせて使うと読みやすく、理解しやすい記事になるでしょう。

4. 結論を最初に書く

4つ目はブログにおいては一番大事なこと、「ブログの記事構成では結論を最初に持ってくる」ことです。

これも雑記ブログの記事であっても意識すべきことなのですが、特化ブログは特に意識しておかねばなりません。

なぜならば特化ブログの記事を読む読者は、まずは結論を知りたくて記事を読む読者が圧倒的に多いからです。

そして、結論を知った上でその理由、根拠も欲しがるからです。

記事に関しては最初に結論、次にその理由、根拠を説明し、そして例を紹介して最後にもう一度結論を述べてまとめる構成が完読されやすいカタチなのです。

特化ブログの集客、収益化の方法

最後に、特化ブログの集客、収益化について解説します。

ブログにおいて理想的な集客、収益化は「検索エンジンから流入する読者(ユーザー)を増やすこと」です。

特に特化ブログは検索キーワードも一般的なキーワードよりも専門的なキーワードで検索されて流入することが多いため、想定した読者を集客できる可能性も高くなります。

記事に適するキーワードを把握して、そこから検索意図(目的)を読み解き、検索意図にあう情報を提供する(記事を書く)ことが特化ブログの集客のコツです。

アクセス解析が可能であれば、定期的に記事ごとに流入キーワードをチェックしましょう。

検索意図に合う情報を提供できているかを確認し、できていないならば検索意図を適えることを充分に意識して記事の修正、追記を行ってください。

場合によっては新しい記事を書いて集客を図りましょう。

また、検索流入を増やすために、タイトルや見出しに検索ボリュームのあるキーワードを入れるというテクニックもありますが、そのキーワードが特化ブログと関係のないキーワードならば、記事内容とタイトルや見出しが乖離してしまいやすく、逆効果となる場合があります。

特に専門用語は定義や意図がハッキリ決まっているものも多く、曖昧な使い方をすれば意味はもちろん記事内容も曖昧になりやすいからです。

収益化の面では、特化ブログは記事の情報に興味がある読者が集まりやすく、記事に関連する商品やサービスを紹介することで購入や申し込みにも繋がりやすい傾向にあります。

よって雑記ブログよりも収益化は簡単ですが、専門的だからこそ読者も限られるため、多数の読者がこぞって購入、申し込みを行うことも少ないので、いかに成約率を上げるかが特化ブログの収益化の最大のコツでもあります。

特化ブログの収益化については収益化の仕組み(アフィリエイトなど)を含めて特化ブログを収益化するための10のステップを紹介でさらに詳しく解説しますので、そちらも合わせてご覧ください。

まとめ

特化ブログは雑記ブログと違って自由度が低く、さらに読者の潜在的なニーズを読み解くことも求められます。

ただ、難しくて手間も時間もかかるからこそ、信頼を獲得すればファンやリピーターが生まれやすいです。

テーマやジャンルを絞っているからこそ、読者も関連する他の記事も読みたい(調べたい)気持ちになるはずです。

また、読者が何度も訪問してくれるリピーターになることは安定したアクセスはもちろん、収益化にも繋がりますので、ぜひ特化ブログに挑戦してみてください!

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雑記ブログを収益化するための4つの方法を解説

すでに雑記ブログを始めている方はもちろん、これから雑記ブログを始める方も気になるのは「多くの人に見てもらいたい(アクセスを増やしたい)」ということと、「お金も稼ぎたい(収益化を図りたい)」ということではないでしょうか。

しかしながら、雑記ブログは収益化が難しいブログでもあります。

それは、雑記ブログは特化ブログに比べて差別化が難しいためです。

特化ブログのようにテーマやジャンルが絞られていないため専門性、権威性、信頼性を構築しにくく、記事として取り扱うネタも個人の日記や時事問題や世の中のトレンドなど、誰でも書ける記事にもなりやすいのです。

しかし、雑記ブログは絶対に稼げないというわけでもありません。

この記事では雑記ブログにて収益を出すための工夫やヒントについて解説します。

ぜひ、あなたの雑記ブログで収益を上げましょう!

雑記ブログとは?

まずは雑記ブログについて軽く説明します。

雑記ブログとはその名の通り記事のテーマやジャンルが決まっておらず、自身の日記や流行っているマンガの感想、芸能や時事問題についての見解、意見などを記事として書く、まさしく雑記を記すブログを指します。

また、雑記ブログはその自由さから、世の中で話題となっている事をネタにして書かれることも多い傾向にあり、特にそのような雑記ブログはトレンドブログとも言われています。

雑記ブログにはメリット・デメリットがあります。記事を書きやすい、続けやすいことが最大のメリットですが、差別化が難しく、収益化が難しいことが最大のデメリットでもあります。

(雑記ブログのメリット・デメリットについては、雑記ブログの始め方から書き方、公開までじっくり解説 で詳しく説明しています。)

もしブログの目的が収益化であるのならば、雑記ブログよりも特化ブログのほうが比較的簡単にかなえることが出来るため、特化ブログをおすすめします。

もちろん雑記ブログの最大のデメリットである収益化の難しさも工夫次第では解決します。

次に、雑記ブログでも着実に収益を上げる方法を説明します。

雑記ブログを収益化する4つの方法

雑記ブログを収益化する方法は大きく分けて4つあります。

  1. 記事をたくさん書いてみる
  2. 得意な記事、アクセスの多いテーマ、ジャンルを見つける
  3. 収益を得られる仕組みを導入する
  4. 記事を増やす。追記、修正をする

順に説明していきます。

1. 記事をたくさん書いてみる

1つ目は「記事をたくさん書いてみる」。「習うより慣れよ」のことわざ通り、とにかく記事を書いてみることです。

雑記ブログを始める人のほとんどは初めてブログを書く人、もしくは専門的な知識がない人、自分の得意なことが分からない人です。

そんな人に「専門的で自分の得意な事、自分しか知り得ない事を誰にでも分かりやすく、かつ、定期的に記事を書いて発信していきましょう」とアドバイスしても、記事どころか一文も書くことすら出来ないことは想像に難くありません。

やったことがないスポーツで、いきなりプロ選手と同様のパフォーマンスを期待する方が間違っているのと同じで、ブログも最初から期待しすぎると現実とのギャップに苦しんでしまいます。

幸い、雑記ブログは何でも好きなことを書けるブログです。

いきなりプロと同様の質を追い求めるのではなく、いずれそこに到達するためのトレーニングを重ねるという意味でも、まずは記事を書くこと、そして記事を書くことを習慣化しましょう。

とはいえ、初めてブログを書く場合「そのトレーニング方法すらも分からない」「自分で目安やノルマを決めることも出来ない」という方もいるでしょう。

そこで私が提案するのがブログ60日トレーニングです。3つの段階に分けてブログを書いていきましょう。

  1. 最初の20日は、毎日1,000字以上の記事を書く(テーマ、ジャンルは何でも良い)
  2. 次の20日は、最初の20日に書いた記事と同じテーマ、ジャンルの記事を書く(視点や前提、結論を変えた記事を書く)
  3. 最期の20日は、これまでに書いた記事を1日に2つ修正、追記する(情報の追加や、関連する記事同士にリンクを貼るなど)

恐らく初めてブログを書く人にとって毎日1,000字以上の記事を書くことは難しい、いや、文章を書き慣れている人であっても難しいことだと思います。

ですが、上記のブログ60日間トレーニングをこなすことが出来れば、文章を書くことにさほど抵抗を感じず、記事のネタ探しや改善にも取り組めるようになれます。

地味すぎる、もっと手っ取り早くできるコツを教えて欲しいとバカにせずに実際にやってみてください。

裏を返せばその基本的なことすらもやらないから、いつまで経っても収益化も実現出来ないとも言えます(基本的にトレーニングは地味なものですから…)。

2. 得意な記事、アクセスの多いテーマ、ジャンルを見つけよう

2つ目は「自分の得意な記事、アクセスの多いテーマ、ジャンルを見つける」ことです。

1つ目で示したように定期的に記事を書き、記事数が多くなってくると自身のブログの記事の傾向や、常にアクセスがある、多く読まれている記事が次第に見えてきます。

自由に書いている雑記ブログなのに、特定のテーマやジャンルの記事が多くなるということは、あなた自身がそのテーマやジャンルについての情報を多く発信できる、知っているということです。

つまり、それがあなたの強みであると言えます。

自分の得意なテーマやジャンルの記事ならネタに困ったり、
定期的に更新したりすることも苦に感じづらくなるでしょう。

また、自分自身しか知らない情報や、考察も加えることができれば、他のどこにも掲載されていないオリジナルな情報を読者に提供することにもなります。

オリジナルな情報を提供することは他のブログとの差別化にも繋がります。

読者もあなたのブログにしかない情報を求めてやってくる、集客、収益化のきっかけに充分なり得ます。

また、特定の記事に常にアクセスがあるということは、その記事で扱っているネタは世の中の人が関心を持っていて、情報を求めているから読まれていると言えます。

収益化を図るネタとしては、世の中のニーズを表したこちら記事のほうが重要です。

出来る事ならアクセスの多い記事のテーマ、ジャンルの記事を増やしていきましょう。

この考え方を更に発展させると、自分の得意な記事やアクセスの多いテーマ、ジャンルの記事を増やしていけば、雑記ブログを徐々に特化ブログにシフトさせいくこともできます。

ただ、雑記ブログを特化ブログに変えるよりは、特化ブログを別に立ち上げることをおすすめします。

その理由は、雑記ブログを特化ブログに変えてしまうと書きたいことや好きな事を書ける場所としての雑記ブログではなくなってしまうため、ブログが続かなくなるという本末転倒にもなりかねないからです。

この方法は雑記ブログの収益化というよりは、雑記ブログをきっかけにして特化ブログで収益化を図る方法ですが、収益化を図るための大事な考え方のひとつなので知っておいてください。

3. 収益を得られる仕組みを導入する

3つ目は「収益を得られる仕組みを導入する」ことです。

雑記ブログで収益を得られる仕組みとしてよく使われるのは広告の掲載やアフィリエイトの導入で、この2つは初心者でも実装し易い方法でもあります。

広告にも多くの種類、方法がありますが、一般的なものはバナー広告です。

広告サービスの1つであるGoogle AdSenseは、雑記ブログにバナー広告を掲載し、読者がその広告をクリックすると、広告主のページへ誘導した対価としてあなたに報酬が支払われる広告です。

Google AdSenseの優れている点は、掲載する広告が自動で選ばれて表示されるところです。

通常の広告は掲載するページ、場所、広告内容などを自分で決めなければなりませんが、Google AdSenseは掲載したいページの場所にタグを埋め込むだけで、そのページに適した広告を自動で選んで表示します。

そのため、広告を選んで貼る手間がほぼなくなり、記事を書くことに集中できるので雑記ブログには適した広告サービスだと言えます。

手軽に収益を得られるGoogle AdSenseですが、広告を掲載するには審査があり、承認されるにはいくつかの条件もあります。

まず、ブログのドメインは独自ドメインでないと承認されません。

以前は主な無料ブログサービスのドメインを利用したブログでも承認されていましたが、2021年5月現在では独自ドメインでないと承認されなくなりました。

次に、広告を掲載する雑記ブログにある程度の記事がないと承認されません。

Google AdSense側も広告を掲載するに値するかどうかを審査するのですから審査対象となる記事がない、あっても極端に少ないのではなかなか承認されません。

ある程度の記事を揃えた後に申請しましょう。

このある程度の数はハッキリしていません(公式でも発表されていません)が、記事数は30程度、記事の文字数も1000文字以上は揃えておきたいところです。

但し、この数はあくまで目安です。これよりも少ない数で審査に通ることもありますし、これより多くても審査に通らないこともあります。

また、広告主はどういう記事に広告を掲載したいかを考えて記事を書くことは質のよい記事を書くことにも繋がり、更に読者が増え、収益化に繋がるきっかけにもなります。

さらに詳しい情報や審査の手順は、こちらの記事で紹介してますので、ぜひご覧ください。

ブログにGoogleアドセンスを設置するまでの手順【審査のポイントと申請方法も詳しく解説します】

もうひとつの収益化の方法、アフィリエイトの導入は自分で掲載する広告を決めて、広告主のページへ誘導する広告です。

Google AdSenseと違い、クリックしただけでは収益にはならず、広告主のページで商品購入やサービスの申し込みが行われて初めて報酬を得られるサービスです。

その特性からも言えるように、アフィリエイトは雑記ブログよりは特化ブログに向いている広告サービスだと言えます。

そんなアフィリエイトサービスの中でもAmazonアソシエイトは雑記ブログに向いているサービスです。

Amazonアソシエイトはあなたの雑記ブログで紹介した商品が購入されると報酬を得ることができます。

雑記ブログの記事に適した商品を選んでバナー広告を貼ることは、この記事を読む読者はどんな商品が欲しいと思うかを考えることであり、読者の意図を適える記事は収益も上がります。

さらに詳しい情報や審査内容は、以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

アフィリエイト初心者が月に1万円の報酬を得るまでにやるべきこと

4. さらに記事を増やし、追記、修正してみよう

雑記ブログは好きなように記事を書いて記事数を増やせばよく、もちろん少ないよりも多い方が良いのですが、ただ闇雲に増やすだけではかなりもったいない、収益化も遠きものとなってしまいます。

記事を増やすだけでなく、定期的に過去の記事を見直して追記、修正することをおすすめします。

記事を書いたときに最新だった情報も時間が経てば古い情報になりますし、関連する情報も増えることもあるでしょう。

一から新しく記事を作るのもよいですが、以前の記事を現状に合わせて追記、修正すれば新しく記事を作るよりも時間も手間もかからないだけでなく、以前からその記事を読んでいる読者に新しい情報を提供することにもなります。

また、追記、修正の方法は最新の情報を掲載するだけのものではありません。

読者のニーズをより具体的に掴んで、その情報を掲載するのもひとつの方法です。

雑記ブログを続けていて記事数も多くなってくると、常にアクセスがある、読まれている記事が次第に見えてきます。

特定の記事にアクセスがあるということは、その記事で扱っているネタは世の中の人が関心を持っている(需要がある)から読まれていると言えます。

追記だけでなく関連する記事をリンクにて案内すれば、読者はリンクを貼った記事も閲覧してくれる可能性が高まります。

さらに言えば、アクセス解析から検索流入のキーワードもチェックしてみましょう。

それは、検索キーワードには読者の意図が多分に含まれているからです。

例えば「カレーライス 材料」で検索流入があったとすれば、読者は「カレーライスに入れる具材や調味料を知りたい」という意図があると推測でき、「カレーライス レシピ」ならば、「カレーライスの作り方、手順を知りたい」という意図があると推測できます。

手順だけでなく具材や調味料、道具を記事内で合わせて紹介すれば購入してくれる読者も現れ、収益化にも繋がるでしょう。

このように、検索キーワードの第二、第三キーワードから読者の意図を読み取ることは記事を増やすだけでなく、追記、修正による改善にもなりますので、定期的に行うようにしてください。

まとめ

以上が雑記ブログを収益化させる大きな4つの方法です。

特に記事の増やし方や追記、修正に迷ったときは、「記事をたくさん書いてみる」で紹介したトレーニング方法を参考にして実施しましょう。

また、迷った時ほど初心に戻り、基本をしっかりこなすことを意識してみてください。

そして視点や前提、結論を変えることで記事を増やし、情報の追加や関連する記事同士にリンクを貼ることで、記事だけでなく雑記ブログ全体の質を上げていけば、自ずと収益化にも繋がりますよ。

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【初心者向け】雑記ブログの始め方・書き方から公開まで、じっくり解説

ブログは、大きく「雑記ブログ」「特化ブログ」の2種類に分類されます。
「雑記ブログ」は、明確なテーマやジャンルを絞られていない様々な記事が公開されているもので、「特化ブログ」は、その名の通りとあるテーマやジャンルに特化した専門的な記事が公開されているものです。

この記事では雑記ブログについて詳しく解説すると共に、始め方から記事の書き方、公開までをじっくり解説します。

「WordPressでブログを開設したものの、何を書けば良いのか分からずに手が止まってしまう」という方は、是非この記事を参考にして、まずは雑記ブログにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

雑記ブログのメリットとデメリット

雑記ブログのメリット

雑記ブログのメリット・デメリットについては『雑記ブログと特化ブログの違い、特徴とは?特筆すべきメリットとデメリット』でも解説しましたが、ここではもう少し詳しく説明します。

雑記ブログのメリットは大きく分けて3つあります。

  1. 書きやすいから続けやすい
  2. 時事ネタを扱いやすい
  3. 需要を知ることができる

1. 書きやすいから続けやすい

まず1つ目は、「記事を書きやすい」ことです。

テーマやジャンルを絞っていない雑記ブログだからこそ、自身が書きたいこと、好きなことを記事として書くことができます。

また、記事を書いている本人が楽しみやすいので「ブログが続きやすい」というメリットもあります。

テーマやジャンルを絞っていない雑記ブログだからこそ、自身が書きたいこと、好きなことを記事として書けるだけでなく、また、記事を書いている本人が楽しみやすいので「ブログが続きやすい」というメリットもあります。

ブログを始める初心者が挫折しやすい一番の理由は記事のネタがなくなってしまうことや、記事を書くこと自体に飽きてしまうことです。しかし、書きたいことや好きなことを書く雑記ブログでは、その自由さから記事のネタに困ることや、飽きたと感じることも少ないでしょう。

2. 時事ネタを扱いやすい

2つ目のメリットは、「時事問題や世の中のトレンドについて記事を書きやすい」ことです。

1つ目のメリットにもあるとおり書きたいことや好きなことを書ける雑記ブログは、時事ネタや流行について自分の意見や考察を述べることに適した場所だといえます。

また、時事ネタや流行はあなた自身が興味を持っているのと同じように、多くの人が注目、関心を持っていることでもあり、すぐにでも情報を欲しがっている人が多いからこそアクセスを集めやすい記事となる可能性が多分にあります。

ただし、時事ネタや流行でアクセスを集められるのは一時的なものであり、特にセンシティブな時事ネタを扱うと、注目を集めやすいからこそ炎上しやすい記事にもなりやすいデメリットもあります。

3. 需要を知ることができる

3つ目のメリットは、「自分の強みの発見と世の中の需要が分かる」ことです。

雑記ブログを続けて記事数も多くなってくると、最初は見えなかった自身のブログの記事の傾向や、常にアクセスがある、読まれている記事が次第に見えてきます。

自由に書いている雑記ブログなのに、とあるテーマやジャンルの記事が多くなるということは、あなた自身がそれだけの情報を発信できる、知っているということでもあり、それは自分の得意なテーマ、ジャンルであり、強みであるといえます。

また、特定の記事にアクセスがあるということは、その記事で扱っているネタは世の中の人が関心を持っている(需要がある)から読まれているのです。

自分の得意なテーマやジャンルの記事を増やせば雑記ブログを徐々に特化ブログにシフトさせることもできますし、場合によっては雑記ブログとは別に特化ブログを立ち上げて記事を移動することも1つの方法です。

雑記ブログのデメリット

雑記ブログのデメリットについても、もう少し詳しく説明します。

雑記ブログのデメリットも大きく分けて3つあります。

  1. 差別化が難しい
  2. 検索流入が伸びにくい
  3. 収益化が難しい

1. 差別化が難しい

まず1つ目のデメリットは、「個性が出にくい、差別化も難しい」ことです。

雑記ブログの記事を書きやすいというメリットは、裏を返せば誰でも書ける記事だからこそ元ネタも被りやすく、他と比較しても個性や特徴が出にくいデメリットにもなります。

雑記ブログでも個性や特徴を出しているものもありますが、それは各分野の有名人や元々名が知れている人など、他の分野での肩書きや実績がすでにある人だからこそ個性や特徴があるものとして受け入れられているのです。

ただし、実績や肩書きがない人は個性も特徴も出せないのかというとそうではありません。

誰でも書けるネタであっても独自の着眼点や別の分野の情報、自身の経験や知識を加えて記事を構成すれば、他のブログにはないオリジナルの記事となりますし、それを雑記ブログに多く積み重ねていくことで次第に個性、特徴へと昇華されていくのです。

2. 検索流入が伸びにくい

2つ目のデメリットは「検索流入(SEO)の面で伸びにくい」ことです。

雑記ブログに多い日記のような記事は他人に読んでもらうことを前提に書かれていないのはもちろん、検索ユーザーの検索意図までも考慮して書かれていない(そもそも検索するユーザーは自分が欲しい情報を探しているからこそ検索する)ため、検索流入はどうしても少なくなります。

また、日記ではない記事であったとしても、雑記ブログはテーマやジャンルが絞られていないため検索評価は上がりにくいです。

なぜならば検索エンジンは専門性、権威性、信頼性(各項目の頭文字を取ってE-A-Tと呼ばれている)を重視しているため、専門ではない雑記ブログの検索評価は上がりにくく、結果として検索順位も上がりにくくなるからです。

そんな雑記ブログの記事の検索流入を少しでも上げるには、記事の主題を絞り、納得できる結論を書くことです。

検索エンジンに内容を認識されやすい、評価されやすい文章構成は主題が明確かつ、結論に理由や根拠もある文章構成です。

また、主題が明確かつ、結論に理由や根拠もある文章構成は、おのずと人も内容を理解しやすい文章の記事となってしまいます。

3. 収益化が難しい

3つ目のデメリットは「収益化が難しい」ことです。

前述のように雑記ブログは専門性、権威性、信頼性を構築しにくく、数は多くても一定の属性に絞られない読者に特定の商品やサービスを紹介しても購入や申し込みまでに繋げることは難しいのです。

雑記ブログで収益をあげるコツは、商品やサービスの感想を具体的に書くことや、身近な悩みについて自身の解決方法を伝える記事を書くことです。

また、自分と同じ悩みを持つ人に解決の糸口となる情報を提供することは、あなた自身の信頼を重ねることにもなり、引いては雑記ブログの収益を上げていくきっかけにもなるのです。

メリットデメリット
記事を書きやすい、ブログが続きやすい個性が出にくい、差別化も難しい
時事問題や世の中のトレンドについて記事を書くとアクセスが集まりやすい検索流入(SEO)の面で伸びにくい
自分の強みや世の中の需要を知ることが出来る収益化が難しい

雑記ブログを始めるために調査、準備しておくこと

雑記ブログのメリット・デメリットを一通り認識、把握したら、次は雑記ブログを始めるための調査、準備を行いましょう。

基本的に雑記ブログは書きたいことや好きなことを書くブログであるため、前もって調査、準備することはあまりないのですが、だからといって好き勝手に記事を書いても多くの人に読まれる記事にはなりにくいでしょう。

そんな雑記ブログを始めるに当たり、調査、準備しておくことは2つあります。

  1. 想定読者(ペルソナ)を決める
  2. 必ず情報の真偽を確かめる

1. 想定読者(ペルソナ)を決める

1つ目は「想定読者(ペルソナ)を決める」ことです。

本も読者がいて実際に読まれるからこそ価値を発揮するように、ブログも読む人がいる、読者がいてこそ成り立つメディアです。

最初はかなりざっくりで構いませんので、想定読者を決めましょう。

性別や年齢、趣味嗜好など読者をある程度想定して記事を執筆することで、読みやすい記事にもなりやすいです。

特化ブログは読者を具体的に想定することが求められます。色々な人が読む雑記ブログであっても記事を書く前に読者を想定するのとしないのとでは記事の質はもちろん、アクセス数もかなり違ってきます。

2. 必ず情報の真偽を確かめる

2つ目は「情報の真偽を調べる」ことです。

特に雑記ブログに多いトレンド記事にいえることですが、真偽が定かではない噂レベルの情報、間違った情報・デマも多いです。その記事をそのまま鵜呑みにして自分のブログに記事を書いてしまうと、意図はなかったとしても結果的にデマを広めてしまう、場合によっては読者を騙してしまうことにもなり兼ねません。

また、自身はもちろん運営する雑記ブログの信頼や評判を落としてしまうことにもなります。

そういうことが起こらないよう、記事を書く前は必ず情報の真偽を確かめることを習慣付けましょう。むしろ真偽がハッキリしないものはネタとして扱わない、記事にしないほうがよいでしょう。

雑記ブログ投稿の書き方のコツ

雑記ブログについて一通り説明も終わりましたので、いよいよ記事の書き方について解説します。

ただ、せっかく記事を書くのですから少しでも良い記事になるよう、記事投稿のコツを合わせてまとめます。

雑記ブログの記事はどうしても日記のような記事になる傾向があり、前述の通り、日記的な記事は自身の考えたことをつらつらと連ねるだけの内容になりがちです。

また、日記は主題がハッキリしないから検索もされにくい(人はもちろん検索エンジンもその記事が何について書かれているか認識できない)デメリットがあることも説明しました。

そのデメリットを消すためにも雑記ブログの記事を書く時は「日記を書く」という意識ではなく、「自分ではない誰かに物事を伝える読み物を書く」という意識を持って書いてください。

調査、準備で説明した通り、読者を想定し、自分ではない誰かが読むことを意識することで、誰にでも分かるように記事を書く(端的かつ文章表現に気を使う)ようになります。

一般には知られていない言葉を多用していないか、記事の主題が絞られているか…など、自分以外の人、読者を意識するからこそ記事の質が上がりますし、記事の主題が絞られると人にも検索エンジンにも内容を認識されやすい文章構成になりやすいです。

ちなみに検索流入を増やすために、タイトルや見出しに検索ボリュームのあるキーワードを入れるというテクニックがありますが、それを意識しすぎると記事内容とタイトルや見出しが乖離してしまった記事になることが往々にして起こります。

キーワードを使うという手段を目的にせず、あくまでキーワードは適切なものを適切な場所で使うものだと意識して記事を書いてください。

読まれやすい雑記ブログを書くコツ

さらに記事の質を上げるために、記事を人に読まれやすく、完読してもらう工夫についても説明します。

読まれやすく完読される記事とはすなわち、読みやすい文章、構成にするということです。

読みやすい文章、構成のコツは以下の4つです。

  1. タイトルや見出しを分かりやすく
  2. 接続詞や助詞を正しく使う
  3. 画像や箇条書きを使う
  4. 結論を最初に書く

1. タイトルや見出しを分かりやすく

まず1つ目は「タイトルや見出しを分かりやすい」文章にすることです。

タイトルと見出しだけを読んでも大筋の記事内容が掴めるような端的な文章にすることが望ましいです。

2. 接続詞や助詞を正しく使う

2つ目は「接続詞や助詞(てにをは)を正しく使う」ことです。

接続詞や助詞を間違えると意味も内容も間違って伝わる、誤読してしまいやすいので記事を書き終えたら一度は読んで確認してみましょう。

実際に声に出して読むと、つまづく場所、文章表現がスムーズではないところに気が付きますよ。

3. 画像や箇条書きを使う

3つ目は「文章だけでなく画像や箇条書きを使う」ことです。

文章だけでなく図で説明を加えたり、重要ポイントを箇条書きにすることで読者は内容を整理、理解しやすくなります。

また、関連する画像を適度に入れることで合間のアクセントとなり、長文でも読みやすい記事になります。

4. 結論を最初に書く

4つ目はブログにおいては一番大事なこと、「ブログの記事構成では結論を最初に持ってくる」ことです。

小説の構成は起承転結だと言われますが、雑記ブログの記事、ましてや個人の日記に近い記事で起承転結の構成の記事では、記事を完読する前に多くの読者は途中離脱してしまいます。

ブログに記事に関しては最初に結論、次にその理由、根拠を説明し、そして例を紹介して最後にもう一度結論を述べてまとめる構成だと完読されやすい記事になります。

雑記ブログの集客、収益化の方法

最後に、雑記ブログの集客、収益化について解説します。

ブログにおいて理想的な集客、収益化は「検索エンジンから流入する読者(ユーザー)を増やすこと」です。

検索エンジンから流入する読者を増やすということは集客を行う、お客様を増やすこととほぼ同じです。

検索意図(目的)を持っている読者に自身のブログ記事を閲覧してもらえるということは、あなたのブログ記事は読者の検索意図(目的)に適う情報を提供していると言えるからです。

また、ブログ記事に関連がある、それを使ってもらうことで読者の目的や悩みを解決できる商品やサービスを合わせて紹介すれば購入や申し込みにも繋がりやすく、引いてはブログで収益を上げることにもなります。

しかし、前述のように雑記ブログは専門性、権威性、信頼性を獲得するのが難しく、検索流入(SEO)の面でも増えにくいデメリットを抱えているため、集客、収益化は簡単には適わないと言わざるを得ません。

そんな雑記ブログの記事で集客、収益化を適えるには、読者が得をする記事を書く、すなわち価値を与える記事を書くしかありません

ただ「良かった」「面白かった」というありきたりの感想を伝えるのではなく、自分が実際に使った商品やサービスについて他の人が知りたいであろう情報を自分の言葉で具体的かつ分かりやすく伝えることが肝要となります。

また、身近な悩みについて自身の解決方法を分かりやすく伝えることも読者に価値を与えることになります。

どこにも掲載されていない自分だけのオリジナルな情報を提供することは他の同様のブログ記事との差別化となり、それこそが雑記ブログの信用や評判を上げる要因にもなります

信用や評判は一朝一夕で獲得できるものでもありません。

だからこそブログは長期的かつ定期的に記事を投稿、発信していく必要があるのです。

少し余談になりますが、雑記ブログとSNSは相性が良いので、私はSNSを並行して運用することをおススメします。

SNSは目的を持って閲覧されるよりも、特定のアカウントの発信する情報を知りたくて閲覧するために使われることが多く、特定のアカウントの発言として雑記ブログを紐つけることで集客のきっかけにもなりやすいです。

例えばTwitterで雑記ブログの記事の概要とリンクをつけてつぶやけば、興味のある人はリンク先の記事を読んでくれるのはもちろん、元々そのアカウントの発言に興味があるので記事にある商品やサービスにも興味を持ちやすく、収益化しやすいのです。

まとめ

今回は初心者の方の目線で雑記ブログのメリットやデメリット、雑記ブログの書き方をまとめました。

雑記ブログの収益化は難しいと書きましたが、自由に書けるという魅力は捨てがたいです。そのためには書き方がとても大切だということも解説させていただきました。

雑記ブログの書き方に悩んでいた方は、この記事を読んでぜひ挑戦してみてくださいね。

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雑記ブログと特化ブログの違い、特徴とは?メリットとデメリットを解説

WordPressでブログを開設する際に考えることであり悩むこと、それは「ブログで扱うテーマやジャンルを決めること」ではないでしょうか。

テーマを決めずにブログを開設してしまうと、ジャンルがあやふやで見てもらいづらいブログになってしまいます。
また、テーマ選択に慣れていないまま始めてしまい、記事ネタに困ったり記事すら書けなくなって、止めてしまうということもありがちな一例です。

そこで初心者におすすめしたいのが「雑記ブログ」「特化ブログ」といったジャンルです。

ここではブログを「雑記ブログ」と「特化ブログ」の2つに分け、双方の違いや特徴、メリットとデメリットについて詳しく説明します。

雑記ブログと特化ブログの違い・特徴

ブログは大きく分けてテーマやジャンルを決めずに記事を連ねる「雑記ブログ」と、逆にテーマやジャンルを決めて記事を連ねる「特化ブログ」の2つに分けられます。

雑記ブログはその名の通り、テーマやジャンルを持たない記事、例えばその時に流行っている映画、ドラマの感想や、時事問題についての見解など、自身が気になったこと、好きなことを記事として書くブログです。

雑記ブログはその性質上、タイムリーな話題について書かれることが多い傾向にもあり、そのようなブログはトレンドブログとも言われます。

特化ブログはこちらもその名の通り、テーマやジャンルを絞った記事が書かれるブログで、違う話題については記事にしないブログでもあります。
(もちろんテーマやジャンルに関係が深いものであれば、少々ズレていても記事として取り上げることはあります)

また、初めてブログを開設する人の多くが「雑記ブログと特化ブログだと、どちらのほうが自分に向いているのか?」という疑問を抱きます。

結論から言ってしまえば「自分がやりたい方で始めましょう」なのですが、「それが分からない、決められないから教えて欲しい」という本音を抱えた人が大多数でしょうから、次の節より雑記ブログと特化ブログのメリット、デメリットを詳しく解説します。

メリット・デメリットを踏まえて、自身に合うブログはどちらかを考え、決めてみてください。

雑記ブログのメリットとデメリット

雑記ブログのメリット

雑記ブログのメリットは大きく分けて3つあります。

  1. 書きやすいから続けやすい
  2. 時事ネタを扱いやすい
  3. 需要を知ることができる

では、順に説明していきます。

1. 書きやすいから続けやすい

まず1つ目は、雑記ブログのメリットにおいて最大のメリットでもある「記事を書きやすい」ことです。

テーマやジャンルを絞っていないのですから、自身が書きたいこと、好きなことを書けばよいからです。

また、書きたいことや好きなことを書くと、楽しむこともできるため「ブログが続きやすい」というメリットもあります。初心者にありがちな早々に飽きてしまうことが少なくなります。

2. 時事ネタを扱いやすい

2つ目のメリットは、「時事問題や世の中のトレンドについて記事を書くとアクセスが集まりやすい」ことです。

流行とはそれだけ多くの人が注目、関心を持っていることであり、情報を欲しがっている、それも即時に手に入れたいと願っている人が多いため、アクセスを集めやすいのです(但し、これは一時的なことでもあります。詳しくはデメリットにて説明します)。

3. 需要を知ることができる

3つ目のメリットは、「自分の強みや世の中の需要を知ることが出来る」、場合によっては雑記ブログだけでなく後の特化ブログの開設のヒントも手に入れられることです。

雑記ブログで色々な記事を書いていると、最初は見えなかった自身のブログの記事の傾向や、世間で求められている情報が次第に見えてきます。

自分が書きやすいテーマやジャンルの記事はもちろん、特定の記事にアクセスが集まることで、そのテーマやジャンルの記事を増やせば雑記ブログを徐々に特化ブログにシフトすることもできます。

場合によっては雑記ブログとは別に特化ブログを立ち上げて記事を移動するのも良いでしょう。
自分では気が付かなった得意な事、世間の意外な需要などを見つけることが出来るのは雑記ブログならではのメリットだと言えます。

雑記ブログのデメリット

メリットが多い雑記ブログですが、デメリットもあります。
雑記ブログのデメリットも大きく分けて3つあります。

  1. 差別化が難しい
  2. 検索流入が伸びにくい
  3. 収益化が難しい

こちらも順に説明していきます。

1. 差別化が難しい

まず1つ目のデメリットは、雑記ブログは記事を書きやすい、裏を返せば誰でも書ける記事だからこそ「個性が出にくい、差別化も難しい」ことです。

雑記ブログは時事問題やトレンド、そして自身の日記が主な記事となる傾向のため、名前も顔も知られていない人の書く記事はどうしても軽視されてしまう(例えば自身が読者となって考えると、何処の誰が書いたか分からない記事を真に受けることはない)のです。

リアルな生活でも知らない人の話はあまり真剣には聞かない、話半分で聞くことと同じです。

残念ながら実績や肩書きはもちろん、個性も特徴もない雑記ブログは世の中には溢れていて、更に個性も特徴も出しにくい雑記ブログではブロガーとしての専門性、権威性、信頼性をも構築しにくいのです。

雑記ブログでも個性や特徴を出して成功しているものもありますが、それは各分野の有名人や元々名が知れている人など、他の分野での肩書きや実績が既にある人だからこそ成り立つものでもあります。

2. 検索流入が伸びにくい

2つめのデメリットは「検索流入(SEO)の面で伸びにくい」ことです。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンは基本的に検索ユーザーの検索意図に則した記事ページを検索結果の上位に表示させます。

そもそも個人的な日記は人に読んでもらうことを前提に書かれていません。

検索ユーザーの意図まで考慮して書かれる雑記ブログの記事はとても少なく、時事問題、トレンドも人が興味を持って検索し、アクセスが集まる時間もほんのわずかな期間でしかありません。

さらに検索エンジンは前述の専門性、権威性、信頼性を重視している(各項目の頭文字を取ってE-A-Tと呼ばれている)ため、検索の評価も上がりにくい、引いては検索順位も上がりにくいのです。

3. 収益化が難しい

3つめのデメリットは「収益化が難しい」ことです。

これも前述のように雑記ブログは専門性、権威性、信頼性を構築しにくいだけでなく、記事のテーマやジャンルがバラバラな雑記ブログだからこそ集まってくる読者の属性もバラバラになりやすいからです。

属性がバラバラで「時事問題やトレンドについて知りたい」という人に、特定の商品購入やサービスの申し込ませようとするのは難しいです。なぜならば、その記事を見た理由が特定の商品が欲しいのではなく、サービスに申し込みたいわけでもないからです。

やたらと広告が多くて記事が読みにくく、途中で記事を読むのを止めた。なんてことがあなたにもありませんか?

むしろ記事に関係のない商品やサービスを不自然に薦めたり、広告の露出を多く挟みすぎると逆に嫌悪感すら与えてしまいます。

メリットデメリット
記事を書きやすい、ブログが続きやすい個性が出にくい、差別化も難しい
時事問題や世の中のトレンドについて記事を書くとアクセスが集まりやすい検索流入(SEO)の面で伸びにくい
自分の強みや世の中の需要を知ることが出来る収益化が難しい

特化ブログのメリットとデメリット

特化ブログのメリット

特化ブログのメリットは大きく分けて3つあります。

  1. 専門性、権威性、信頼性を得やすい
  2. 検索流入が伸びやすい
  3. 収益化し易い

では、順に説明していきます。

1. 専門性、権威性、信頼性を得やすい

まず1つ目は、特化ブログのメリットにおいて最大のメリットでもある「専門性、権威性、信頼性を得やすい」ことです。

テーマやジャンルを絞っている、特化している時点で専門性があると言えますし、専門性は権威性も信頼性も一緒に構築されやすいのです。

例えば保険会社に勤めている社員やファイナンシャルプランナーが保険に特化した記事を書けば、記事内容も間違いはないだろうと判断されて一定の説得力も生まれて信頼を得やすいでしょう。

逆にそうではない、素人に分類される一般人が保険について記事を書いても、情報が不足しているのではないか、間違っているのではないかと懐疑的に感じてしまいやすいものです。

また、その記事が掲載されたブログも保険に特化したブログなのか、他のことも書かれた雑記ブログなのかで読者(ユーザー)に与える専門性、権威性、信頼性も大きく変わります。

誰もが前者のほうが専門性も権威性も信頼性もあると感じるのは言うまでもありません。

特化ブログだからこそ専門性、信頼性が担保されて権威性も生まれるのです。

2. 検索流入が伸びやすい

2つ目のメリットは「検索流入(SEO)の面で伸びやすい」ことです。

前述の通りGoogleやYahoo!などの検索エンジンは基本的に検索ユーザーの検索意図に則した記事ページを検索結果の上位に表示させます。

また、専門性、権威性、信頼性(E-A-T)も重視しているため、それが適う特化ブログは検索の評価も上がりやすい、つまり検索順位も上がりやすいのです。

3. 収益化し易い

3つめのメリットは「収益化し易い」ことです。

特化ブログは専門性、権威性、信頼性を構築しやすいだけでなく、テーマやジャンルを絞っているからこそ集まってくる読者の属性も一貫しているので読者のニーズも意図も掴みやすいのです。

読者のニーズも意図も掴めれば、例えば読者の悩みや問題の解決方法、ヒントとなる情報を提示し易く、解決を早期かつ容易に導くための商品やサービスを一緒に紹介し易いとも言えます。

また、テーマやジャンルを絞っているからこそ読者も他の記事を読みやすく、何度も訪問してくれるリピーターにもなりやすいのです。

こうして見ると、雑記ブログのデメリットがそのまま特化ブログのメリットになると言えます。

ただし、特化ブログであったとしても関係のない商品やサービスを紹介したり、広告の露出を多く挟みすぎたりすると嫌悪感を与えてしまうのは雑記ブログと同じですので注意しましょう。

特化ブログのデメリット

こうして見ると断然特化ブログの方が良いと思えるかもしれませんが、特化ブログにもデメリットはあります。

特化ブログのデメリットも大きく分けて3つあります。

  1. 専門知識が必要となる
  2. 書きにくいから続けにくい
  3. 世間の需要と一致しにくい

こちらも順に説明していきます。

1. 専門知識が必要となる

まず1つ目は、記事を執筆するあなた自身に「専門知識が充分にあるか」ということです。

特化ブログはただ単にテーマやジャンルを絞れば良いというわけではありません。

テーマやジャンルを絞っても、それについての専門的な知識がなければ記事を書けないのはもちろん、書いた記事の内容も説得力も薄くなってしまいます。

2. 書きにくいから続けにくい

2つ目のデメリットは専門性が必要だからこそ「記事を量産しにくい、記事を書き続けることが難しい」ことです。

記事内容の真偽の裏取りや独自の見解はもちろん、読者に専門知識を分かりやすく噛み砕いて説明するにも文章を推敲しなければならないため、1つの記事にかける時間も手間も大きくなってしまいます。

また、テーマやジャンルを絞っているからこそ必然的に記事に書くネタも狭いものになりがちであり、そもそも情報が少ないため定期的な更新すらも難しい状況に陥ることもあるでしょう。

ブログは雑記であれ特化であれ、定期的に記事を更新することが読者を集めるための大切な工夫です。

情報の新鮮さよりも専門性や正確性が求められる特化ブログは、記事をストックしておくのはもちろん、同じテーマの記事であっても視点や条件を変えて書いた記事を定期更新、投稿することを心がけてみてください。

3. 世間の需要と一致しにくい

3つめのデメリットは「世間のニーズ、意図と専門性が一致しているかでアクセス数が大幅に変わる」ことです。

テーマやジャンルを絞っているからこそ集まってくる読者の属性は一貫しています。

読者のニーズも意図も掴みやすいのは特化ブログのメリットではありますが、あまりに絞りすぎるとそれを望んでいる読者自身が少なすぎて、場合によっては世間のニーズは全くないことでアクセスが伸びないこともよく起こります。

また、特化ブログのメリットとして収益化し易いことを挙げましたが、マネタイズのポイントがアフィリエイトによる商品の紹介やサービスの申し込みであった場合、自身のテーマやジャンルに沿うアフィリエイトがなければ紹介料を得ることすら出来ません。

どんなテーマ、ジャンルを選ぶかを決めかねているならば、難易度と収益性を纏めた以下の記事を参考にしてみて下さい。

【ブログジャンル一覧】初心者におすすめアフィリエイトジャンルの選び方

メリットデメリット
専門性、権威性、信頼性を得やすい専門知識が充分にあるか問われる
検索流入(SEO)の面で伸びやすい記事を量産しにくい、記事を書き続けることが難しい
収益化し易い世間のニーズ、意図と専門性が一致しているかでアクセス数が大幅に変わる

ちなみに最近はアフィリエイトを介さずに自社の商品やサービスを提供するためにブログ(オウンドメディア)を自前で始める法人、企業も増えています。

オウンドメディアは自社の商品、サービスはもちろん、それに関する情報を提供することが主な目的ですので、正に特化ブログと言えますね。

あなたにおすすめなのは雑記ブログか?特化ブログか?

ここで最初の質問である「雑記ブログと特化ブログだと、どちらのほうが自分に向いているのか?」という質問の答えをまとめます。

メリット、デメリットを読んでもピンと来ない方は「雑記ブログ」をおすすめします。

ピンと来ないのは具体的なイメージを持てないぐらいに圧倒的に書く経験が足りないからであり、そういう方はまずは何でも良いのでブログを書きましょう。

最初から収益を出したい、アクセスを増やしたいという気持ちがあると思います。
しかし、いきなり結果を出したり収益やアクセスが増えるというのは非常に難しいです。

まずは記事を書くことを始めましょう。
自分の得意なことが具体的に分かっている人や専門的な知識を持っている人は「特化ブログ」をおすすめします。

世間のニーズ、意図を踏まえつつ、ブログの定期的な更新が行えればアクセスは順調に伸びていくでしょう。

特化ブログは続ければ続けるほど専門性、権威性、信頼性も増すので、ブログ以外での仕事の依頼チャンスも広がる可能性も含んでいます。

あなたの傾向おすすめは…
自分の書きたいように書きたい雑記ブログ
メリット・デメリットを読んでもピンと来ない雑記ブログ
特化ブログを書くには知識も経験も乏しい雑記ブログ
自分の得意なことが具体的に分かる雑記ブログ
専門的な知識を有している特化ブログ
自身のブランディングを兼ねたい特化ブログ

まとめ

以上が雑記ブログと特化ブログのメリット、デメリットです。

そして、どちらのブログにも共通することは定期的に記事を更新することが読者を集める、リピーターを増やすための工夫でもあります。

例えば雑誌と一緒で毎週〇曜日、毎月〇日など発売日が決まっているからこそ読者はその日に合わせて購読するように、ブログも更新するタイミングが予め決まっている、知られていれば読者もそのタイミングに合わせてブログに訪問するようになります。

また、どちらのブログも読者を意識して記事を書くこと、読みやすさや分かりやすさはもちろん、読後感を意識して記事を書くだけでも記事の質がかなり上がります。

それだけで雑記ブログの日記が誰にも読めるコラム記事に、特化ブログの専門記事が誰にも理解できるレポート記事に昇華されるのです。

最後にあなたの自己実現、自身の目標をブログで適えることを心から願って、締めの言葉といたします。