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アフィリエイト初心者が月に1万円の報酬を得るまでにやるべきこと

アフィリエイトを始めたばかりだけど報酬を得られない…。アフィリエイトで月1万円の報酬を得るにはどうすれば達成できるのか分からない。と悩んでいる方はいませんか?

実際にアフィリエイトで月1万円稼げない人の割合は65%以上いると調査結果が出ています。

引用:アフィリエイトマーケティング協会

この調査結果によると、アフィリエイトで月1万円以上の収入がある人の割合は、全体の35%(2020年7月)程度です。この結果を見ると月1万円の報酬を得るのは難しいように思えますが、実態は知識が全くない状態でアフィリエイトをしていることが原因です。

アフィリエイトで月1万円の報酬を得るためには、以下の5点をしっかりと理解し、実行する必要があります。

  1. アフィリエイトとはなにか
  2. どんな人の悩みを解決させたいか
  3. 検索順位を上げるためには何をすればよいか
  4. 「収益記事」と「集客記事」の役割を理解し、使い分けられているか
  5. 報酬を得るために必要な期間はどれくらいか

この記事ではアフィリエイト初心者のために、理解しておきたい5つのことと、よくある失敗に関して詳しく解説していきます。

アフィリエイトとはなにかを理解しよう

アフィリエイトの仕組みについて、しっかり理解をした上でブログを運営している人は多くはありません。

アフィリエイトの基本的な仕組みは「商品を紹介すると紹介料がもらえる」ということです。

アフィリエイトの始め方を詳しく知りたい方は【アフィリエイト初心者向け】アフィリエイトの始め方をわかりやすく解説をご覧ください。

アフィリエイトの種類

実際にアフィリエイトで報酬を得る場合、どのような種類があるかを理解しておきましょう。

アフィリエイトは種類がたくさんあるのですが、主に使われるのは3種類です。

  1. ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)
  2. 物販アフィリエイト
  3. クリック型報酬アフィリエイト

この3つを抑えておけば十分です。

これらは記事に合わせて同時に使用することができるので、しっかり登録して使えるようにしておきましょう。

1. ASP(アフィリエイト ・サービス・プロバイダ)

ASPとは、アフィリエイト広告を管理し、広告主とメディア(私たち)を繋げてくれる企業のことです。

ASPに登録すると様々な企業の広告をブログに貼れるようになります。アフィリエイトをするためには、必ずASPに登録しておく必要があります。

ここでは代表的なASPを紹介します。

アフィリエイトを初めた人が必ず登録しておくべきASPです。

ブログ開設した直後にも登録ができ、審査がないのでブログ初心者におすすめです。
既にブログ運営していて記事を書いているという場合は、下記のASPもおすすめです。

ASPによって使うことができる広告の種類が変わってきます。複数登録することで、使いたい広告がなくて困ったという状況を防ぐことができます。

ただし、それぞれ審査がありますので、ブログを20記事程度書いてから申請しましょう。

2.物販アフィリエイト

物販アフィリエイトとは、「楽天」や「Amazon」にある商品を紹介できるアフィリエイトプログラムです。

この2つは登録するだけで、それぞれのショッピングモールに掲載されている商品全てを紹介することができます。

Amazonアソシエイト:紹介料率 2%〜10%

Amazonで販売している商品及びサービスを紹介することができます。
料率について詳しくは「アソシエイト・プログラム紹介料率表」 をご覧ください。

楽天アフィリエイト:紹介料 2%~4%

楽天サービスで販売している商品を紹介することができます。Cookieの保持期間が長いのが特徴です。
料率について詳しくは「楽天アフィリエイト ジャンル別料率一覧」をご覧ください。

Amazonアソシエイトも楽天アフィリエイトも特別紹介料など、日々変更があるのでチェックしてみてください。

Amazonアソシエイトの登録はこちら

楽天アフィリエイトの登録はこちら

3.クリック型報酬アフィリエイト

クリック型報酬アフィリエイトは広告をクリックされるだけで報酬が発生するもので、収益化が最も簡単です。

広告を貼るだけで一定数の報酬が見込めるので、特に初心者の雑記ブログにおすすめです。

クリック型報酬アフィリエイトで有名なのが、「Google Adsense」です。

Google Adsenseは審査が厳しく、ブログに記事がないと合格しないので、記事を10本程度書いてから申し込みましょう。

GoogleAdsenseを設置するまでの手順については、「ブログにGoogleアドセンスを設置するまでの手順【審査のポイントと申請方法も詳しく解説します】」をご覧ください。

どんな人の悩みを解決させたいかを理解しよう

アフィリエイトをしても報酬に繋がる記事とそうでない記事には大きく違いがあります。それは以下の2つです。

  • ペルソナを設定しているか
  • 読者の悩みを解決しているか

順に説明していきます。

ペルソナを設定しているか

アフィリエイトに関する記事でよくある間違いは「誰に対して紹介しているのか」を想像せず、売れたらラッキーだなと思ってブログを書くことです。

あなたは、報酬を得られそうという理由で知り合いに何かを紹介しますか?相手のことを知っているなら、その人が興味もないものを紹介したりはしないはずです。

インターネット上での紹介は、相手の姿・形が見えないので想像しにくいですが、実際に知り合いに紹介するのと同じように考えブログを運営する必要があります。

例えば、高級チョコレートを販売する時を考えてみましょう。世界中の全員に対して高級チョコレートを販売するよりも、「24歳の会社員が自分へのご褒美として、普段よりちょっと贅沢したいときに食べるチョコレート」とした方がどんな言葉遣いでどんな訴求をすべきか想像しやすいですよね。
このように記事を書くときは「購入する人はどんな人か」を想像し、ペルソナを定義することが重要です。

ペルソナで定義する項目の一例を紹介します。

  • 名前
  • 性別
  • 年齢
  • 職業
  • 学歴
  • 収入
  • 既婚・未婚
  • 同居家族構成
  • 休日の過ごし方
  • 趣味

項目を細かく定義していくことによって、紹介する商品を購入したいと思う人を特定して考えることができるようになります。

ペルソナを、細かく設定してしまうと該当する人がいなくて誰も買わないのではないかと思うかもしれません。しかし、1人の悩みを解決する商品やサービスでも、実は世の中に似たような境遇の人はたくさんいます。その人の悩みに深く入り込みやすいので、むしろ購入されやすくなります。

読者の悩みを解決しているか

ブログの記事に、何も考えずアフィリエイト広告を貼ってみてもほとんど場合、報酬を得ることができません。それは「その記事で人の悩みが解決されていない」ことが原因です。

実際にインターネットで何かを検索する時を思い出してください。ほとんどの場合「何かを調べたいとき」ではないでしょうか。

ブログ記事に必要なことは、その人の悩みを解決できるような「情報」を提供することです。ブログに「今日の日記」を書いても誰も興味ないですし、悩みを解決していないので読まれません。

あなたが、今なぜこの記事を読んでいるのかというと「アフィリエイトで月1万円の報酬を得る方法」知りたいからです。

この記事の様に「アフィリエイトで報酬を得る方法が知りたい」という悩みを解決している場合は、必要な人にしっかりと読まれます。

必ず「何かの悩みを解決する」というのを心がけてブログを運営するようにしましょう。

検索順位を上げるためには何をすればよいかを理解しよう

SEOについて

人の悩みを解決する記事を書くといっても、ただがむしゃらに書けば良いというわけではありません。ブログを運営していく上で必ず理解する必要があるのがSEOです。

SEOは「検索エンジン最適化」の略で、人が言葉を検索した際に自分のブログ記事を上位に表示させるための対策のことをいいます。

例えば「風邪 治し方」と検索した場合、下記の画像のようにたくさんページが表示されます。

検索結果の中でページがクリックされる確率は、掲載順によって大きく変動し、4番目以降の結果がクリックされる確率は10%もありません。

検索順位クリック率
1位28.5%
2位15.7%
3位11.0%
4位8.0%
5位7.2%
6位5.1%
7位4.0%
8位3.2%
9位2.8%
10位2.5%

引用:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid (SISTRIX)

この結果を見ると、人が知りたいことを検索した際、最低でも1位~3位に書いた記事が表示されてければ、あなたの書いた記事に来ることはほとんどないことがわかります。

そのためにも、SEOを理解して上位に表示させる記事を書く必要があります。

ビッグワードとスモールワードについて

SEOが大事なことは理解したと思いますが、どうやって上位表示させるのでしょうか。私は「スモールワード」を狙って記事を書くことをおすすめします。

スモールワードとは、「あまり検索されないけども悩みを解決できるキーワード」の事を指します。逆によく検索されるキーワードの事を「ビッグワード」と言います。

ビックワードは、1語か2語であることが多いです。

バスケットボール            →ビッグワード

バスケットボール 上達 公園 練習方法 →スモールワード

スモールワードでは、バスケットボールうまくなるための練習方法を調べていることがわかります。

このように「調べる人の悩みを細かく」することにより、ピンポイントで悩みを解決できる記事を書けるというメリットがあります。また、同じ内容の記事を書く人が少なくなるので、競合が減ります。

「競合が少なく」「悩みを的確に解決」することができる情報であれば、検索順位を上げることは難しくありません。

キーワード選定について

では、スモールワードはどのように調べたら良いのでしょうか。それは「キーワード選定」のツールを使用します。

キーワード選定ツールは、ビックワードを入力するとよく検索されているスモールワードが一覧となって出てくるツールです。

それでは具体的に見ていきましょう。

まずはラッコキーワード開き、調べたい単語を入力します。

今回は例として「英語」と入力しました。

そうすると大量に結果が出てきます。ここに書かれているキーワードがよく検索されているキーワードになります。

左側にある「サジェスト」と書かれている部分は収益が発生しやすいキーワードです。簡単に言うと「○○ おすすめ」のような「誰もがよく調べそうなキーワード」です。ただし、本当に調べたい情報が何かが分からないので「ビッグワード」と考えてください。

右側や下の方にスクロールすると出てくる「単語+単語」に表示されているキーワード「スモールワード」です。

この中には「単語+単語」の2つの組み合わせしか表示されないことが多いです。そこで検索欄にその2語を入力してさらに空白を入れてみましょう。するとより詳細なキーワードを探すことができます。

このようにして、自分が悩みを解決できるというキーワードを探していき、このキーワードをタイトルにして記事を書いていきます。

※サジェストキーワードの全てがビッグキーワードで、その他はスモールキーワードというわけではありません。よく検索されそうなキーワードは、最終的に自分で想像して判断しましょう。

「収益記事」と「集客記事」について

キーワード選定の項で「収益が発生しやすいキーワードはサジェストされたビッグワード」と書きました。しかし一方で「スモールワードを狙って記事を書きましょう」と解説をしています。

なぜこのような言い方をしたのかというと、記事の種類には「収益記事」と「集客記事」の2種類が存在するからです。

  • 収益記事:「サジェスト」の部分のビッグキーワードを狙う記事
  • 集客記事:「単語の組み合わせ」で絞っていくスモールキーワードを狙う記事

スモールキーワードで検索上位を狙っていきアクセスを集め、ビッグワードに移動させて収益を発生させるという方法がオススメです。

この時に重要なのが「収益記事」と「集客記事」は記事の書き方です。

どちらの場合も必ず「キーワードを記事のタイトルに含めて」書いていきますが、その書き方は異なります。

それでは、それぞれの記事の書き方を理解していきましょう。

収益記事の作り方

収益記事では、悩みをすぐ解決できる記事を書く必要があります。

よく「英語勉強 おすすめアプリランキング」などの○○ランキング形式を見かけると思いますが、このランキング記事が収益記事に当たります。

【収益記事の例】(キーワード:英語 勉強 おすすめアプリ)

タイトル:英語勉強おすすめアプリランキングTOP5
記事内容:英語勉強におすすめのアプリを5つ紹介します。
5→○○
理由:
4→○○(アフィリエイト商品を紹介)
理由:
3→○○
理由:
2→○○
理由:
1→〇〇(アフィリエイト商品を紹介)
理由:
まとめ:費用を押さえたい場合は2位がおすすめですが、総合では1位の〇〇がおすすめです。

このような感じで、商品を紹介していきます。

この時に重要なことは、アフィリエイト商品でなくてもランキングに含めて問題ないということです。

アフィリエイト商品だけで全てを紹介しようとするのは難しいので、あくまでも検索した人の悩みを解決するということだけを考えて配置してください。

収益記事はこのようなランキングだけではなく、今読んでいるこの記事のように「アフィリエイトで月1万円の報酬を得る方法」というタイトルで、その中にアフィリエイト広告を貼り付けても流れで購入できるので問題ありません。(ちなみにこの記事にはアフィリエイト広告はありませんが…)

あくまでも「収益に結びつきやすい記事」を収益記事と考えてください。

収益記事はブログ全体の1割を目安に書くようにしましょう。

残りの9割は「集客記事」です。

集客記事の書き方

集客記事はアクセスを集めるための記事を書きます。

アクセスを集めるためには競合とかぶらないようにスモールワードを使って記事を書いていきます。

集客記事の書き方は主に次の4つを意識して書いていきましょう。

  1. タイトル
  2. リード文(問題提起&共感・結果)
  3. 本文作成
  4. まとめ

記事を書くときは上記の内容を当てはめて書くと書きやすいのでオススメです。中でも重要なのは「リード文」です。

リード文とは、文の最初に「何について書いてある内容なのかを解説する」部分です。このリード文で記事の文章が読まれるかどうかが決まるくらい重要です。

リード文の書き方としては、

  • 問題提起→どのような悩みを抱えて検索してきたかを再度確認する
  • 共感→その悩みについて理解をする
  • 結果→この記事では悩みを解決できると伝える

この3つの順番で書いていくようにしましょう。

【集客記事の例】(キーワード:海外旅行 ホテル チェックイン フレーズ)

タイトル
海外旅行でホテルチェックインを英語でするときのフレーズ
リード文
初めての海外旅行で英語を使ってホテルにチェックインする時はどのようなフレーズを使っていいか悩みますよね。 そんな時はこの記事に書いてあるフレーズを覚えていくと、旅行の当日チェックインをする際に焦らずに済みます。
本文
チェックインのフレーズ
まとめ
今回は海外旅行の時のホテルにチェックインする時に必要なフレーズを紹介していきました。 海外旅行に行くときにスラスラと英語が喋れるようになりたいなと思っている方は、こちらの記事からおすすめの英語アプリを紹介しているので参考にしてみてください。

初心者の方はこの記事の構成を真似して組み立ててみてください。

今あなたが読んでいるこの記事も「集客記事」に分類されますので、上記の流れで全て組み立てています。

タイトルでは「アフィリエイト 1万円 報酬」などのキーワードで検索

リード文では「アフィリエイトで1万円の報酬を得るのは大変ですよね(共感)→この記事を読めば達成できます(結果)」

本文「1万円の報酬を得る具体的な方法」

という流れです。

そして、集客記事の役目としては「アクセスを集める」ことです。アクセスを集めることにより収益記事に移動させて、収益記事で商品を紹介するという流れです。

また、必ずしも集客記事は収益記事に移動させる必要はありません。アクセスを集めるだけでも相乗効果で他のキーワードの記事も検索結果の上位表示がされやすくなるからです。

見出しの使い方

本文を作成する際に必ず使用をおすすめするのが「見出し」です。見出しとは「ひと目見て内容が分かる項目」いわゆる「目次」です。

項目が無いとどこに何が書いてあるのかが分からなくなるので、文章が読みづらくなります。必ず見出しの項目を記事上部に付けるようにしましょう。

報酬を得るために必要な期間はどれくらいかを理解しよう

アフィリエイトで必要なこといくつか紹介してきました。報酬を得るためには、これらを意識して地道に継続していく必要があります。

そして記事の数ですが、まず50記事を目安として書いてみてください。もちろん記事の内容や書くジャンルによっては、もっと少なくても報酬を得られる場合や、もっと多く必要な場合もあります。

また、報酬を月1万円得るようになるには、一般的に半年から1年はかかる場合が多いです。

月1万円で1年もかかるのか・・・。と思う方も多いかもしれません。しかし、月1万円を達成したあとは月5万円にするには難しくはありません。

実は最初の達成が一番大変で、始めた人が最も多く辞めていくの壁なんです。そこを乗り越えると、月10万円も夢ではありません。

よくある失敗について

アフィリエイトで月1万円の報酬を得ることができない人は、以下のような失敗に陥りがちです。

  • 簡単に稼げる方法を探す(特別な手法があると思う)
  • 色々な事に手を出す
  • 継続できない

「簡単に報酬を得る方法」というものはありません。そして特別な手法も基本的に存在しません。

アフィリエイトの報酬をえる方法を解説している私も、約7000文字のこの記事を数時間かけて、ここで解説した手法を用いて書いています。

つまり、コツコツ継続して記事の数を増やし、人の悩みを解決していく事が一番の近道です。

まとめ

アフィリエイトで月1万円の報酬を得る方法は、この記事を参考にブログを運営していけば達成に大きく近づきます。

何度も読み返し、意識して実践してみてください。

アフィリエイトはすぐに結果が出るわけではありませんが、時間をかけて着実に進めればきっと報酬につながります!

作成者: 金子晃之

マイクロソフト認定トレーナー。パソコン解説系YouTuber
システムエンジニアとして勤務、その後海外留学を経験し、
帰国後、パソコン教室オルトを創業し、合同会社オルトを設立。
現在は、ブログ「パソニュー」や、「PCスキルを解説するYouTubeチャンネル」を運営。チャンネル登録者数は70万人を超える。

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