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ロリポップが高速化・安定化のために取り組んでいること

ロリポップはあらゆる人の表現活動を支えたいという思いから、誰にでも手の届く価格で使いやすいレンタルサーバーを提供しています。

時代とともにインターネットを取り巻く技術や環境も進化しており、サーバーに求められる水準も日々高まっています。

その中でロリポップは、ロリポップ!爆速宣言を中心としたサーバーの高速化・安定化に取り組んでいます。

なぜ高速化・安定化に取り組むのか?

レンタルサーバーは契約していただいているお客様に提供していますが、その先にはお客様が作成したホームページを見ているサイト閲覧者が存在しています。

ホームページの速いレスポンスはお客様とその先のサイト閲覧者を幸せにする

と考えており、サーバーの高速化・安定化を行うことで少しでも速いレスポンスをいつでも返せるように取り組んでいます。

スマートフォンの普及により、誰でも簡単にいつでもインターネットに触れることが可能になりました。今ではPCよりもスマートフォンから閲覧するユーザーの方が多くなっています。

しかしこれは、どのような環境でサイト閲覧者がホームページを閲覧しているか分からないということも意味しています。例えば、

  • 家の中で固定回線のWifiに繋いでいる
  • 都市から離れた環境で3G回線に繋いでいる
  • 地下鉄で4G回線に繋いでいる
  • 通信キャリアの速度制限で低速通信をしている

など様々な場面が想定されます。モバイルルーターも普及しており、必ずしもPCで固定回線で繋いでいるという環境ではなくなっています。

更に5Gの提供も始まり、今後ますます高速化していくことが想定されます。

この様に変化していく時代に合わせ、お客様に常に快適なサービスを提供するために、私たちはサーバーの高速化および安定化に取り組んでいます。

高速化・安定化のために取り組んでいること

ロリポップSRE(信頼性向上チーム)の取り組み

ロリポップでは主に安定性向上のためSREの取り組みを行っています。SREとは、Site Reliability Engineeringの略でウェブサイトやサービスの信頼性向上に重点を置いた活動を表します。

どのような取り組みを行っているかを説明すると

  • サーバーが安定したレスポンスを返せていることをを監視
  • 定めた基準をクリアしているサーバーの割合を目標値(KPI)として観測

を行い、サーバーの安定稼働を目指しています。

多くのお客様が利用するレンタルサーバーだからこそ、サーバーの負荷状況は日々変化しており、SREでの日々の監視が重要となっています。

サーバーが落ちたり、高負荷状態が続いている場合は即時アラートが出るようになっており、それについては即時対応をしております。

具体的にどんなことをやっているのか?

  • 実際にお客様に提供しているサーバーにWordPressを設置し、レスポンスタイムを毎分計測
  • 毎朝各サーバーの数値を確認
  • 高負荷サーバーがあれば詳細を確認し、原因の追求と解決を行う

という確認を行っています。

問題がおきた時の対処法は?

レンタルサーバーは複数のお客様で共用しているサーバーですので、少なからず、他のお客様の影響を受けてしまいます。

例えば、サーバーを共用している他のお客様のホームページがテレビで取り上げられたり、SNSで話題になるなどして、アクセスが集中するとその影響を受けてしまう可能性があります。

瞬間的なアクセス増加であれば高負荷状態のアラートをすぐに検知し、他のお客様に迷惑をかけないよう対処を施します。

ホームページ自体が人気となり、定常的にアクセスが増加し、サーバーに高負荷をかけ続けていることになると、こちらから対象のお客様にプラン変更のご提案をさせていただいています。上位プランに変更することで、これまで高負荷だったホームページを快適に利用できるようになります。結果として、高負荷状態のホームページを運営されていたお客様はもとより、負荷をかけていないお客様も快適にご利用いただけるようになります。

SREの取り組み目標値達成率

そういった対応を日々行い、お客様に適切なプランでロリポップをご利用いただくこともサーバーの安定化に繋がっております。私たちは、定めた基準をクリアするサーバーの割合を指標としており、本取り組み開始以降、下記グラフのように改善しています。

「ロリポップ!レンタルサーバー」でのSREの取り組み目標値達成率のグラフ

ハイスピードプランの提供

市場のニーズに合わせて、2019年9月2日にハイスピードプランの提供を開始しました。

Webサイトでビジネスをされている方にとっては「Webサイトを高速に表示できるかどうか」がビジネスに左右します。

Webサイトの表示に時間がかかるということは、それを見に来てくれているお客様が離脱して機会損失に繋がります。、また、Webサイトの表示スピードはGoogle検索評価にも影響すると言われています。

そのような背景やお客様の要望もあり、速さに特化したプラン「ハイスピードプラン」の提供を開始しました。

ハイスピードプラン提供の背景について詳しくはこちらで公開しています。

ロリポをなめるな! 新プランリリースの裏側に迫る!

ロリポップ初のLiteSpeedの導入

速さを求める上でサイトを表示させるためのソフトウェア「Webサーバー」を何にするかも大切になります。今回、これまでのWebサーバーよりも速さと安定性を兼ね備えた「LiteSpeed」を採用しました。名前からして速そうですよね。

LiteSpeedは人気のCMSであるWordPressとの相性がとてもよく、これまで使用していたものよりも10倍のパフォーマンスを出せるということで、速さに特化するハイスピードプランで採用しました。

※LiteSpeed…WordPressなど様々なCMSとの相性を重視した、第4世代のWebサーバー。高速化・高負荷時の安定性に優れています。WordPressの速度は、Apacheと比較すると84倍の性能です。(litespeedtech.com の「WordPress Perfomance by Server」の数値参照)

エンタープライズプランアップデート

2020年4月15日には、ビジネスユース向けのエンタープライズプランのアップデートを行いました。

このアップデートはハイスピードプランの提供がきっかけでした。ハイスピードプランの提供を開始したところ、エンタープライズプランをご利用のお客様からもLiteSpeedを使いたいという声が寄せられました。

エンタープライズプランのお客様はビジネスで使うことが多いからこそ、速さに拘りたいはずと考え、LiteSpeedの導入、そして時代に合わせて容量も1TBご用意いたしました。

実際ロリポップはどのくらい速くて安定してるの?

ここまではロリポップが取り組んでいることを中心にお伝えしました。その取り組みの結果、ロリポップの速度がどのくらい向上したのかを検証しました。

検証方法

  • 各webサーバでWordpressにテストデータを入れた物を作成
  • 毎分WordpressのTopページを表示する際のクエリーを投げ、完了するまでの時間を計測

テストサイトのTopページ表示が完了するまでにかかる時間を毎分各サーバーで計測しています。

検証結果

ライトプラン・スタンダードプランのサーバーで表示が高速になり、安定性が向上しました。ハイスピードプランは高速な状態で安定していることも検証できました。

より高速にできる要素の発見

0.5秒〜1秒だったレスポンスタイムが約0.25秒となり、
最大で約4倍の高速化に成功しました。(縦軸のmsはミリ秒のこと)

※検証用に設定したスタンダードプランのサーバー
※検証期間(2019年8月1日〜2020年5月31日)
※検証用に抽出したサーバーのデータベースにテストデータの入ったWordpressサイトを設置し、TOPページの表示速度を計測

サーバーをより高速にできる要素を特定し、一気に改善することができました。

日々のチューニングで徐々に改善

約0.75秒だったレスポンスタイムが約0.50秒に改善!
1.5倍の高速化と安定性の確保に成功しました。

※検証用に設定したライトプランのサーバー
※検証期間(2019年9月1日〜2020年7月31日)
※検証用に抽出したサーバーのデータベースにテストデータの入ったWordpressサイトを設置し、TOPページの表示速度を計測

サーバーに負荷をかけている要素を日々調整し、少しずつ速いレスポンスになるよう改善しました。

3ヶ月間の安定稼働

グラフから3ヶ月間安定して稼働していることが分かります。レスポンスタイムも約0.035秒ととても高速です。

※検証用に設定したハイスピードプランのサーバー
※検証期間(2020年4月1日〜2020年6月30日)
※検証用に抽出したサーバーのデータベースにテストデータの入ったWordpressサイトを設置し、TOPページの表示速度を計測

お客様自身でできる速度改善方法があります

ロリポップの設定でできる速度アップ方法

ロリポップ!アクセラレータをオンにする

この機能をオンにするだけで、WordPressで制作されたサイトで24倍のパフォーマンス改善がみられました。アクセス急増などの高負荷時に特に役に立ちます。

仕組みや設定方法など詳しくはロリポップ!アクセラレータ機能紹介をご確認ください。

PHPをモジュール版に変更する

スタンダードプランをご利用中のお客様でPHPが「CGI版」のお客様はぜひ「モジュール版」へ変更を行ってください。(昔からロリポップをご利用いただいているお客様はCGI版のままのことがあります。)
CGI版よりもモジュール版の方が7倍速くレスポンスを返せることが過去のテストでも実証されています。

それだけでもホームページの表示速度が速くなりますので、試してみてください。

詳しくはCGI、SSI、PHP、SENDMAILについてをご確認ください。

Webサイトの速度アップ方法

高速化についてはサーバー側の問題だけでもありません。

「ホームページに載せている画像を圧縮」「WordPressのプラグイン同士の相性・数」「キャッシュの活用」「HTMLの記述」など、様々な要素があります。

ページの表示速度が速くならないという場合には、サーバーの他にも見直してみてください。GoogleのPageSpeed Insightsを使えば、どの項目で改善できるかを分析してくれます。

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レンタルサーバーとは?その仕組みや種類をわかりやすく解説

(画像:photo AC

レンタルサーバーを利用すれば、簡単にホームページやブログ、アフィリエイトを始めることができます。しかし、レンタルサーバーの名前は聞いたことがあるものの、具体的に何ができるのか詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、レンタルサーバーの仕組みやできること、種類、選び方などについて解説します。利用を検討するときに参考にしてください。

レンタルサーバーとは

(画像:photo AC

「ホスティングサービス」「サーバホスティング」とも呼ばれる「レンタルサーバー」は、「サーバー」を貸し出す(レンタルする)サービスのことです。ホームページやアフィリエイトサイト、ネットショップなどを運営する際にサーバーは必要なものです。

自分でサーバー設備を持つことも可能です。しかし、設備購入・24時間の起動管理・故障した際のメンテナンスなど、高額な費用と手間がかかるため、レンタルサーバーを利用する人が増えています。サーバーの貸し出し対象は個人・法人問いません。

レンタルサーバーの運営業者も複数あり、サーバーのレンタルだけでなくさまざまなサービスが用意されていることもあります。

サーバーとは

サーバーとは、データを保管・共有するための大容量のHDDを備えたパソコンのことです。サーバーは、パソコンやスマホなどから「この情報が欲しい」などというリクエスト(要求)に対して、サーバーに保管されている情報を探して送り出す働きがあります。

サーバーには、情報を保存する、リクエストに対して情報を送り出す(レスポンスする)、要求された形に情報を加工するなどの役割があります。不特定多数のパソコンやユーザーからのさまざまなリクエストに対するレスポンスを同時に処理しなければならないため、サーバーは高い処理能力が必要になります。

レンタルサーバーの仕組み

レンタルサーバーは、サーバーとしての機能を貸し出すサービスです。利用者は、レンタルサーバーの運営業者と契約してサーバーを利用します。

例えば、利用者が作成したホームページの情報をレンタルサーバーに保存しておけば、不特定多数から「そのホームページの情報が欲しい」というリクエストがあった際に、レンタルサーバーがレスポンスをしてくれます。

レンタルサーバーの場合、運営業者がサーバーを管理してくれるため、自分でサーバーを持たず、サーバー構築の時間もかからず、メンテナンスをすることもなく、手軽にサーバーを利用することが可能です。

レンタルサーバーでできること

(画像:photo AC

レンタルサーバーでできることには、主に次のようなものがあります。

ホームページやブログの公開

ホームページやブログを公開する際は、サーバーを通さなければなりません。レンタルサーバーの場合、運営会社がセキュリティ体制などを整えているので、環境が整った状態ですぐにホームページなどを公開できます。

アフィリエイトサイトやインターネットショップの公開

有料のレンタルサーバーの場合、商用利用が可能となっていることがほとんどです。そのため、サイトに貼られた広告から収入を得るアフィリエイトサイトや、商品の販売を行うインターネットショップを公開・運営することができます。

メールアドレスの利用

レンタルサーバーを契約すると、独自のメールアドレスを持つことも可能です。誰でも無料で利用できるフリーアドレスもありますが、架空の名義で作成できたり、簡単に解約できるためビジネスの場には向かないと考えられています。

そのため、商用で利用する場合は、契約時に個人情報の開示が必要だったり、簡単に変更できないため信用性が比較的高い独自のアドレスの方がよいといえるでしょう。

レンタルサーバーは大きく4種類に分けられる

(画像:Pixabay

レンタルサーバーは主に、共用サーバー・専用サーバー・VPS・クラウドサーバーの4種類に分けられます。

共用サーバー

共用サーバーとは、運営業者が持つ1台のレンタルサーバーを、複数のユーザーが共有して利用するサービスです。個人で利用する際は、このタイプを選ぶ人が多いです。また、一般的なホームページを公開するのであれば、安価かつ管理する手間が少ない共用サーバーがおすすめです。

共用サーバーのメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット

  • サーバーの運営費はユーザー全員が負担するため安価で利用できる
  • 設定や運用はレンタルサーバー運営会社がすべて行ってくれるため、高い専門知識がなくても手軽に利用できる

デメリット

  • 共用のため、ほかのユーザーと同じ設定で利用しなければならず自由度が低い
  • 複数人で利用するため、サーバーの負荷が高くなることがある
  • 運営業者のプランのみとなり、ほかに比べてセキュリティは低い

専用サーバー

専用サーバーは、1契約者が1台のレンタルサーバーを専用で利用するサービスです。法人など、ビジネス利用の場合、このタイプが選ばれることも多いです。

専用サーバーのメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット

  • サーバーを専用で利用するため、ある程度自由に設定ができる
  • 複数人で利用する共用サーバーに比べて負荷がかかりにくい
  • あくまでレンタルであるため、サーバーの設置場所・電気代が必要ない
  • 運営業者のプランと自分で設定するOS(管理プログラム)で対策ができるため、共用サーバーよりもセキュリティが高い

デメリット

  • 利用環境の設定などは契約者がしなければならないため、高度な専門知識が必要
  • 運用も契約者が行うため、手間がかかる

VPS(仮想専用サーバー)

VPS(仮想専用サーバー)は、1台のレンタルサーバーを複数人で利用しながらも、1契約者が1台のサーバーを利用しているような設定がされたサービスです。

VPS(仮想専用サーバー)のメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット

  • 専用サーバーのように、契約者が自由に利用環境を設定できる
  • 負荷のかかる処理も専用サーバー同様にこなせる
  • 専用サーバー・クラウドサーバーよりも、比較的安価で利用できる
  • 専用サーバーと同様のセキュリティ対策ができる

デメリット

  • 設定を契約者が行わなければならないため、高度な専門知識が必要
  • 運用も契約者が行うため、手間がかかる

クラウドサーバー

クラウドサーバーは、共用サーバーやVPS(仮想専用サーバー)のように1台のレンタルサーバーを複数人で利用しますが、必要に応じて利用する機能を変更することができるサービスです。前出の3つのサーバーサービスよりも新しいタイプのサービスです。

メリット・デメリットは次のとおりです。

メリット

  • 利用する機能を、契約後も必要に応じて変更できる
  • 専用サーバーのように、負荷の高い処理にも対応できる
  • VPSと違い、クラウドサーバーはCPU・メモリなどを後から拡張できるため、高機能といわれている
  • セキュリティをオプション導入することで、ほかのサーバーよりも高いセキュリティを維持できる

デメリット

  • 設定の自由度が高い分、利用する際には高度な専門的な知識が求められる
  • 従量課金のため、VPSに比べて利用料が高額になる場合もある

レンタルサーバーの選び方

(画像:photo AC

レンタルサーバーの仕組みや種類を解説しましたが、どれを選んだらよいか迷う人もいるでしょう。ここでは選び方を解説します。

容量が利用目的に合っているか

レンタルサーバーを選ぶ際は、容量が利用目的にあっているかを確認して選ぶようにしましょう。容量が大きければたくさんのデータを保存できますが、容量が大きくなると利用料は高くなりがちです。

個人が作成するホームページであれば通常はそれほど容量を必要としないため、共用サーバーでも問題ありません。しかし、大規模なインターネットショップ・コーポレートサイト・複数のサイトを公開したい場合は、自由度が高く、ある程度容量のあるサーバーの方がよいでしょう。

機能が利用目的に合っているか

機能が利用目的にあっているかも、レンタルサーバーを選ぶ際のポイントです。ホームページを1つ公開する目的でレンタルサーバーを契約する際は、マルチドメインを無制限に利用できるサービスは、必要はありません。

また、ホームページなどを簡単に編集・更新できるCMS(Content Management System、コンテンツ管理システム)サービスの利用を検討している場合は、レンタルサーバー側が対応しているかも確認しましょう。

サポート体制が充実しているか

レンタルサーバーの運営業者は複数あり、サポート体制は業者によってさまざまです。「サーバーに不具合が生じてインターネットショップが閲覧できなくなった」となれば商機を逃すことにもなりかねません。

そのため、不具合対応はすぐしてもらえるか、問い合わせはメールだけでなく電話でもできるのかなど確認し、サポート体制が充実したところを選びましょう。

まとめ

レンタルサーバーとは、レンタルサーバー運営業者がサーバーを貸し出すサービスです。共用サーバーやクラウドサーバーなどの種類があります。利用目的にあった容量・機能があり、サポート体制が充実した会社のものを選ぶことをおすすめします。

ロリポップのレンタルサーバーは、管理画面(UI)が使いやすく簡単に利用開始できます。豊富な導入実績と24時間体制のサポートがあるため、初心者でも安心です。10日間無料で利用できますので、まずはお試し利用をしてみてはいかがでしょうか。

ロリポップについて詳しくはこちらをご覧ください

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個人向けレンタルサーバーの選び方!法人向けサーバーとの違いとは?

(写真:pixabay

個人でブログなどを始める際にレンタルサーバーを利用しようと思っても、数多くあるレンタルサーバーのそれぞれ何が違うのかわからず、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

この記事では、個人向けレンタルサーバーの選び方から、法人向けレンタルサーバーとの違いを徹底的に解説しています。ぜひ自分にあったサービスを提供しているレンタルサーバーを見つけてください。

個人向けレンタルサーバーの選び方

(写真:pixabay

レンタルサーバーは価格によって提供するサービスが異なり、転送量や容量などの制限を設けている場合がほとんどです。月々にかかる価格は数百円から始められる低価格のものから、千円以上するレンタルサーバーまでさまざまです。

レンタルサーバーの選び方のポイントを詳しく解説していきます。

利用用途を明確にする

レンタルサーバーは目的によって選ぶべきサービスや価格帯が異なります。個人で趣味のブログを運営するのなら、容量やマルチドメインの数をそこまで気にしなくても十分運営できます。

しかし、商用利用やアフィリエイトのためにアクセス数を気にしたり、アクセスが集中したときでも安定したサーバーがいいと思うのならコストをかけることも考えるべきです。また、ブログの運営に慣れていないのなら、サポート体制が整っているかどうかも考えたほうがよいでしょう。

必要な速度を理解する

ブログやホームページを運営する上で転送速度、いわゆるページの「読み込み速度」は気にしておきましょう。せっかく訪問しても、読み込みが遅くページが表示されないと、訪問者はすぐにサイトを離れてしまいます。そうならないためにも、ページを表示させる読み込み速度は重要なポイントです。

価格の安いレンタルサーバーではひとつのサーバーを多くの利用者と共有して使っているため、どうしても転送速度が落ちてしまいがちです。逆に価格の高いレンタルサーバーはひとつのサーバーの利用者が少ないため、快適に閲覧してもらえます。

最初からあまりコストをかけたくない場合は、まずは安いプランで契約し、その後に上のプランをあげていくなどの手段がおすすめです。

サーバーの安定性を確認する

ホームページやブログなどが安定して表示されるかどうかは、運営側にとっても訪問した人にとっても重要になります。「障害やエラーが発生しにくい」というのが安定したサーバーの条件です。サーバーの安定性は、公式サイトの障害情報から障害の発生率を確認できます。

また、レンタルサーバー業者の公式サイトが載せている稼働率にも着目しましょう。たとえば、99.9%の稼働率なら1年間で8時間48分間はサーバーが停止していることになります。99.99%なら1年間で53分間になり、かなりの差があることがわかります。

個人向けレンタルサーバーの価格相場

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安いものでは月額100円ほどのプランもありますが、サーバーが不安定になりやすく、WordPressなどのCMSにも対応していないものがほとんどです。ブログをとにかく開設したい、動かしてみたい、という人が最初に使うにはおすすめです。

低予算で考えるなら月額300円〜500円ほどのプランがいいでしょう。アクセスがあまりない個人のブログならこの価格帯のプランで十分運営していけます。それより上は月額1,000円以上のプランを用意しているレンタルサーバーもあり、使える機能や容量で変わってきます。

個人向けと法人向けレンタルサーバーの違い

(写真:pixabay

この章では、レンタルサーバーの個人向けと法人向けで何が違うのかを詳しく解説していきます。

利用価格

個人と法人では価格が大きく異なります。個人では月額100円〜1,000円前後のプランがありますが、法人向けのプランでは1,500円〜2,000円ほどの価格です。価格が上がる分、サービスや安定度が充実しており、アクセスの多い大規模ビジネスサイトの運営に向いています。

サポート体制

個人のプランの場合、サポート体制はレンタルサーバーによって異なります。メールサポートの有無、電話サポートの有無に関して確認が必要です。法人向けのプランの場合、基本的にはどのレンタルサーバーでも電話サポートがついていて、すぐ相談できます。

サーバーの強度・安定性

個人のプランでは転送量制限を設けている場合がほとんどです。転送量を超えてしまうと制限がかかりアクセスができなくなってしまいます。しかし、法人プランでは快適な速度でのページ表示が可能で、転送量制限を設けていないのでアクセスが多くてもエラーになりません。

また、稼働率を保証するSLA(品質保障制度)というものもあります。これはレンタルサーバーが提示している稼働率を切った場合、サーバー停止時の利用金額を返金してくれる制度です。

バックアップ体制

法人プランではデータのバックアップの体制が整っている場合がほとんどです。何世代も前のデータを自動でバックアップしてくれることにより、いざという場面でも復元が可能です。個人向けのプランでもバックアップ機能はありますが、多くの場合有料オプションです。

セキュリティ体制

セキュリティについては個人のプランでも法人プランでも、より強固なセキュリティ体制で外部からの侵入を防ぎます。脆弱性への攻撃を防ぐWAFやアップロードファイルのチェックなど、豊富で高度なセキュリティ対策を整えています。

ディスク容量

法人プランは個人のプランよりディスク容量が多いです。

例えばロリポップでは、個人サイトにおすすめのスタンダードプラン(月額550円〜)のディスク容量は200GBです。それに比べ、法人に向いているエンタープライズプラン(月額2,200円〜)はディスク容量が大幅に増え、1TBになっています。

データ転送量

個人のプランではそこまで気にしなくても、十分な転送量が定められていることが多いです。転送量を超えると、通常よりアクセスに時間がかかったり、場合によってはアクセスできなくなることがあります。法人のプランでは転送量は気にする必要があります。アクセスできなくなるという事態を防ぐためにも、特に大きいサイトを運営する場合は転送量が多めのものを選ぶようにしましょう。

管理可能な独自ドメインの数

レンタルサーバーではひとつの契約でドメインをいくつ管理できるか数を決めています。法人プランではこのドメインの数が無制限の場合がほとんどです。

例えば、ロリポップの場合は一番安いエコノミープラン(月額110円〜)はマルチドメインは50までで、サブドメインはドメインごとに10までです。法人向けのエンタープライズプラン(月額2,200円〜)はマルチドメインもサブドメインも無制限で設定できます。

ディスク容量も豊富なので、法人プランは複数のブログ運営に向いています。

作成可能なデータベース(MySQL)の数

データベース(MySQL)とは、WordPressの管理にも用いられるツールです。レンタルサーバーではデータベースを提供していますが、作成できるデータベースの数を決めています。データベースはひとつのWordPressに必ずひとつ必要になります。

例えば、個人向けに適したロリポップのライトプラン(月額220円〜)はMySQLはひとつしか使えませんが、法人に向いているエンタープライズプラン(月額2,200円〜)ならMySQLは無制限で使えます。

法人プランでは個人のプランよりデータベースの数が大幅に増えているので、複数サイトを運営する場合も追加コストがかかりません。

まとめ

数多くあるレンタルサーバーの中からレンタルサーバーを選ぶポイントを説明しました。アクセスがそれなりに見込めて、商用に使いたい場合は個人でも複数運営にも向いている法人プランがよいでしょう。あまり金額をかけたくない場合はまず無料や低価格のプランから始めて、必要に応じてアップグレードすることがおすすめです。

ロリポップでは、個人が利用しやすい110円のプランから、法人利用にも活用できる2,200円のプランまでの5つのプランを幅広くご用意しています。

ロリポップの料金プランの詳細はこちら

またロリポップは、管理画面の操作性やデザインなどのUIが使いやすく、現在は200万サイト以上で運営されており、多くの利用実績があります。サーバーの稼働率は99.99%以上と安定しており、24時間サポートもあり困ったときはすぐ相談できます。初心者の方が迷わないよう「WordPressの使い方」や「独自ドメインの設定・解除」などマニュアルを充実させています。

レンタルサーバーを検討するなら、この機会にぜひロリポップの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

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格安サーバーのメリット・デメリット

近年、副業を解禁する企業が増加しています。副業を始めるきっかけとして、アフィリエイトブログを始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、ネットに詳しくなく、始めることを迷う人も多くいます。

この記事では、「サーバー」とは何か、なぜブログ運営にサーバーが必要なのかについて解説し、さらにおすすめしたいサービスまで具体的に紹介していくので参考にしてください。

サーバーとは

サーバーとは、スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスからの要求(リクエスト)に対して、求められたデータを返すものです。サーバーと一口に言っても、Webサーバー、メールサーバーなど多くの種類があります。

ここでは、Webページ運営にサーバーが必要な理由や自宅サーバーとレンタルサーバーとの違いについて解説します。

なぜサーバーが必要なのか

ホームページを作っただけでは、他者がそれを見ることはできません。サーバーからデータを返してもらわなければ、ブラウザのインターネット上にページは表示されません。

Webサイトを他者が見るまでの流れについてかんたんに解説します。

  1. ブラウザにURLを入力
  2. DNSサーバーがURLをIPアドレス(住所のようなもの)に変換する
  3. 当てはまった住所のWebサーバーにリクエストを送る
  4. Webサーバーからホームページのデータを送ってもらう
  5. Webブラウザに表示される

インターネットの世界にはサーバーが数多くあり、住所を指定しなければどのページか特定できません。

そのため、サーバーはWebページを作るためには必ず必要になります。

自宅サーバーとレンタルサーバーの違い

自宅サーバーとは、サーバーに使うための専用機器を購入して、サーバー使用開始の環境構築などを自分で行うことです。そのため、自分好みの機器を購入したり設定したりできることで、自由度の高いサーバー環境を得られますが、専門的な知識が不可欠になります。

レンタルサーバーとは、業者に申し込んでサーバーを借りて使用するサーバーです。業者に申し込んだ契約の内容次第で、かかる費用や使える機能が変わります。レンタル費用だけで済み、電気代等の維持費や通信料などの負担がなくなります。さらに、24時間監視体制をとっている業者も多く、セキュリティ面でも安心です。

レンタルサーバーの費用相場

初期費用が無料の業者もありますが、一般的に1000~2000円程度です。また、月額費用の相場は約100円~600円です。

レンタルサーバーはサイトの規模が大きくなるにしたがって見直す必要があります。アクセス数が伸びるとデータの送受信量も自然に増えるため、ハイプランの契約に変更する必要が出てくるでしょう。

また、レンタルサーバーには、法人向けプランも存在します。個人向けプランと法人向けプランでは費用に差があり、個人向けでは600円程度でも、ビジネス向けでは5000円程度かかる場合もあります。

しかし、法人向けは高額ではありますが「EV型SSL証明書」の利用や、「SLA(品質保障制度)」に、セキュリティ対策機能のオプションなどさまざまなの特徴があります。特にEV型(実在証明型)SSL証明書」は、運営している会社が実在することを証明をしてくれるものなので信頼性を得られます。

格安レンタルサーバーのメリット

ここでは、格安レンタルサーバーのメリットについて解説します。どのようなメリットがあるのかを知り、参考にしてください。

料金が安い

格安レンタルサーバーのメリットは月額費用や初期費用など、料金が安く済むことです。月額費用の安さは小規模サイトの運営や短期間での利用やテストとして運営してみるなど、さまざまな目的で気楽に使えるでしょう。長期契約をすることで、さらに利用料金が割り引かれることもあります。

格安レンタルサーバーのデメリット

安さが売りの格安レンタルサーバーですが、もちろん、デメリットもあります。ここでは、格安レンタルサーバーのデメリットについて解説します。

WordPressに対応していない可能性がある

最近の多くのWebサイトがWordPressで作成されていています。文字装飾ができたり、見やすく体裁を整えられる点からも、WordPressで制作したWebサイトは集客力があります。特に副業としてWebページを作成するならば、使えるほうが有利でしょう。

サーバーが不安定

サーバーから送るデータの容量を転送量と呼びますが、アクセス数が多いほど転送量が増加します。

しかし、業者やプランごとに転送量の上限が決められていて、特に格安レンタルサーバーは、転送量の上限値が低く設定されているので、上限を超えると速度制限をかけられてしまいます。

表示が遅いサイトに利用者は不満を持ちやすく、それが原因で訪問者数の減少につながることもあります。

データベース(MySQL)が使えない場合がある

WordPressでホームページを作成するには、MySQL(データベース機能)が必須です。MySQLが使用できない場合は、WordPressやCMSを使用したWebサイトは運営できません。

格安レンタルサーバーにはMySQL使えないケースも多いです。WordPressやCMSを使いたいなら、契約前に確認することが必要です。また、動的なホームページを作成する際にもMySQLが必要になります。

電話サポート対応がない場合がある

レンタルサーバーを使用していて不具合が生じた時に、一刻も早くサービス提供者に連絡をして対応してもらいたいものです。

しかし、格安レンタルサーバーでは、電話でのサポートに対応していないケースが多く、迅速に解決できないことは大きなデメリットです。

自分に合ったサーバーを選ぶことが大切

レンタルサーバーは数多くありますが、データベースやWordPressなどの機能や運用コストなど、自分が重視するポイントによって選択も変わってきます。

特に初心者の方は、電話などでいつでもサポートで対応してもらえるかどうかは非常に重要です。サービス内容を比較しながら、自分に合ったレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。

まとめ

利用料の安さが魅力的な格安レンタルサーバーですが、WordPressが使えない、常時サポートがないなどのデメリットもあります。

ロリポップのライトプランは月額275円〜と格安ですが、WordPressの簡単インストール機能もあり、自分好みのWebサイトを簡単に作れます。サーバーの稼働率も99.99%以上と安定しています。また、メールサポートも24時間受付ており、サポート満足度は94%と皆様に満足いただいています。

ロリポップで一番人気のスタンダードプランは月額550円〜と比較的格安で、電話サポートがついています。また、WordPressの高速化オプション(無料)もあり、WordPressでサイトを作りたい人にはオススメのプランです。

ロリポップで、自分の個性を活かしたWebサイト作りをしませんか?

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レンタルサーバーの比較ポイントとは?個人向け・法人向けサーバーの選び方

ブログやアフィリエイトを始める時は、ホームページが必要になります。つまり、最初にレンタルサーバーを用意しなくてはなりません。とはいえ、レンタルサーバーをどのように利用したらよいのか、どのサーバーを選べばよいのかなど、初心者にはわからないことだらけです。

この記事では、レンタルサーバーを利用するにあたり、個人向け、法人向け、それぞれの立場で比較し、選び方のポイントを紹介します。ぜひとも自分に合ったレンタルサーバー選びの参考にしてください。

【個人向け】レンタルサーバーの比較ポイント5選

個人向けのレンタルサーバー選びにおいて重要な比較ポイントを、5つご紹介します。レンタルサーバーについて詳しくない方も、このポイントをおさえておけば大丈夫です。自分に合ったレンタルサーバーが選べるようになります。

サイト規模に対してスペックが十分か

まず大事なことは、運営するサイトの規模に対して、必要な性能を満たしているかどうかです。サイトの規模が大きく、同時に多数の人からのアクセスが予想される場合、耐えられるスペックのサーバーを用意しなくてはなりません。

サイト規模に対して能力が足りないサーバーでは、集中したアクセスを処理しきれず、最悪の場合サーバーがダウンする可能性があります。せっかく訪問してくれたユーザーに目的とする情報を提供できず、企業としても機会損失になってしまいます。

サーバーを決める際には、運営するサイトの規模を考慮し、CPU(サーバーの処理能力)やメモリ(データの一時的な記憶容量)といったスペックを見て決めるようにしましょう。

手軽に導入できる価格かどうか

サーバー選びにおいて、価格は無視できない重要な要素です。レンタルサーバーを利用するためには「初期費用」と「月額費用」という2種類の費用がかかります。提供されるサービスに対して費用が適正かどうか、総額を見て判断しなくてはなりません。

スペックが高くてもあまりに高額すぎるサービスでは継続が難しいです。構築しようとしているサイトの目的や規模を見直し、自サイトに必要で充分な機能が、手軽に導入できる価格で提供されているか見極めましょう。

サポートが充実しているか

初心者がブログやアフィリエイトサイトを構築するとなると、エラーが表示されたり、専門用語が理解できなかったり、サーバーがダウンしたりと、次々に疑問点や問題点が生じることでしょう。

不明点が生じたときに、すぐに電話やメールで問い合わせできると非常に助かりますし、作業がはかどります。サーバー構築に慣れていないうちは、サポートが充実しているレンタルサーバーを選ぶことをオススメします。作業効率にも大きな差が出ます。

WordPressの簡単インストールが可能か

WordPressを使ったブログやアフィリエイトを始めるなら、サーバーにWordPressをインストールするところから始める必要があります。簡単にインストールできるかどうかは重要ポイントです。

簡単インストール機能を持たないレンタルサーバーを選んだ場合、インストール方法を自分で調査して、煩雑で細かい作業を間違えないように作業する必要があります。一つでも間違いがあるとWordPressは動作しないからです。

一方、簡単インストール機能を持ったレンタルサーバーを選べば、初心者でもやり方がわからずに作業が進まないといったことにはならないので安心です。

共有サーバーと専用サーバーの有無

レンタルサーバーには、大きく分けると、サーバーを何人かの利用者でシェアする「共有サーバー」と、自分専用のエリアを単独で借りる「専用サーバー」の2種類があります。

専用サーバーは、借り主が目的に応じて自由に使うことが可能なので、サーバー管理やセキュリティについての知識が豊富であれば使いやすいサービスです。

一方共有サーバーは契約者がシェアして使用するもので、サーバーの管理は業者におまかせできます。サーバーについての知識が豊富でなくても安心して使えるところがメリットです。一般的には、サイトの規模が小さい場合は手間の少ない共有サーバー、大きい場合は自由度が高い専用サーバーが向いています。ただサイト規模が小さい場合でも専用でないと実現できないサービスがありますので、目的に応じた使い分けが必要です。

【法人向け】レンタルサーバーの比較ポイント5選

法人として、レンタルサーバーを利用する際に、チェックすべき比較ポイントをご紹介します。ぜひ、法人向けレンタルサーバー選びの参考にしてください。

専用サーバーが利用可能かどうか

レンタルサーバーを法人サイト向けに利用する場合は、専用サーバーが利用可能であることがポイントです。共有サーバーは、費用をおさえて利用できる利点があるのですが、複数の利用者で共同利用するため、自分以外の利用者がサーバーのリソースを多く使用してサーバー全体に負荷がかかると、動作が不安定になることがあります。

サーバーがダウンして企業サイトが見えなくなるといった事態は企業の信頼性やコンプライアンスにも影響します。また、悪意ある不正アクセスに対してセキュリティがきちんと配慮されているかも信頼性を失わないために必要でしょう。

その点でも、法人の利用には、できる限り他の利用者の影響を受けない専用サーバーを選んだほうがよいでしょう。

LAMP環境が使えるかどうか

サーバー上にWEBページを展開するためには、まずベースとなる環境を作らなくてはなりません。最近のサイト構築環境の主流が「LAMP」環境です。

LAMPとは「Linux・Apache・MySQL・PHP」の頭文字を取ったもので、OS、WEBサーバーソフト、データベース、開発言語というWEBサイトを構築するために必要な、4つの基本システムの頭文字の組み合わせとなっています。

レンタルサーバーを選ぶとき、LAMP環境が使えるかどうか調べてからサーバーを選定するようにしましょう。

マルチドメインに対応しているか

マルチドメインとは、複数のドメインに対応していることです。サイトの運営をしていると、複数のドメインが必要になることがあります。主となるサイトとは別にECサイトを構築する、臨時のキャペーンサイトを開設する、本番のテスト用サイトを運用するといったケースです。

契約したサーバーがマルチドメインに対応していれば、新規にサーバー契約することなく、複数のドメインサイトを作れます。追加コストをかけずに、新しいサイトを増やすことができます。

常時SSL化できるか

httpsでURLが始まるWEBサイトは常時SSL化されています。情報が暗号化されており、安全に通信できることからユーザーの安心につながります。個人情報をやりとりしなければならないWebサイトでは特に必須の仕様です。

個人情報保護に関わるSSLの対応・非対応を、Googleが厳しくチェックするようにもなり、SSLに対応することは企業として大変重要な項目となりました。契約するレンタルサーバーでSSL化サービスがあるかどうか必ずチェックしましょう。また、SSLサービスには無料と有料があり、対応できる内容も変わるので、こちらもあわせてチェックしましょう。

付属するメールサーバーの規模が適切かどうか

レンタルサーバーに付属するメールサーバーの内容も、重要なチェック項目です。メールサーバーはいったん運用を開始すると、ほかのサーバーサービスへの切り替えは容易ではありません。利用開始前に、メールボックスの容量や、送信できるメール数、添付ファイルの容量上限などを詳しく調べ、条件に合ったものを選ぶようにしましょう。

メールサーバーの規模が自社の利用実態にそぐわないものであった場合、使用時に多くの制限が生じ、業務効率が落ちる可能性があります。

まとめ

レンタルサーバー選びは、個人の場合と、法人の場合ではややポイントが異なります。個人が契約するときに注意するポイント、法人が利用するときに注意するポイントに分けて、レンタルサーバーの選び方を解説しました。

ロリポップで一番人気のスタンダードプランは月額550円〜と比較的格安で、多くのお客様にご利用いただいています。独自ドメインも100個まで利用でき、データベースも30個用意しているので、複数サイトの運用にも向いています。
また、スタンダードプランには電話サポートもご用意しておりますので、導入に不安があるお客様にはスタンダードプランをおすすめします。

初めの10日間は無料で利用できますので、お気軽にお試しください。

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WordPressのためのレンタルサーバーの選び方-その比較ポイントとは?

WordPressを活用してブログやホームページ運営をしたいと思っていませんか。そう思っていてもWordPressとほかのブログサービスとの違い、WordPressで何ができるか分からない人も多いでしょう。

この記事では、WordPressの特徴やメリット・デメリット、ブログサービスとの比較、WordPress対応サーバーの選び方を紹介します。ぜひブログ運営などの参考にしてください。

WordPressとは

WordPressとは、WordPress Foundationからリリースされているフリーのソフトウェアです。データベースがMySQLで構築されています。ブログだけでなくホームページの構築にも使用されています。WordPressと普通のブログやホームページとの違い、さらにWordPressを使うメリット・デメリットを紹介します。

普通のホームページとの違い

WordPressと一般的なブログサービスは以下の違いがあります。

  • アカウントを取得するのではなく自分で設置する
  • ブログにもホームページ運営にも使える

一般的なブログサービスの利用は、アカウント登録が必要です。一方でWordPressは無料で公開されているソフトです。自分でWordPressを使ってブログを作り、サーバーにアップロードして公開するためアカウントは必要ありません。

ブログサービスはあくまでブログ作成に特化したサービスです。一方でWordPressはブログ作成はもちろん、ホームページ作成も可能です。しかも、ひとつのサイトの枠組み内で複数のブログやホームページ運営もできます。

WordPressを使用するメリット・デメリット

WordPressは無料で使用できるソフトウェアのため、ブログやホームページ作成が気軽にできます。それ以外にもデザイン面やサイトの運営上でも多くのメリットがありますが、同時にデメリットもあります。

これらのメリット・デメリットを、ブログサービスや普通のホームページと比較して解説します。

メリット

WordPressは登録不要で無料で入手できます。さらに、見出しや太字、画像の挿入やリンク付けなどもWordのように操作可能です。「テキストモード」にすればhtmlソースやスタイルシートのコードを直接記述してブログやホームページを構築できます。テンプレートやプラグインも幅広く公開されているため、初心者から上級者まで幅広いユーザーが使えるソフトです。

さらに、WordPressはサーバーにアップして公開するため独自ドメインが使えます。独自ドメインを設定しておけばサーバー乗り換えなどでサイトの引っ越しをしても、サイトアドレスが変わりません。サイトを移動しても、今までのSEO効果や集客には影響が少ないメリットもあります。

デメリット

WordPressを使用するデメリットは、あくまでWordPressはソフトであり、公開するにはハードであるサーバーを用意する必要があることです。なお、WordPressにはブログサービス版の「WordPress.com」がありますが、利便性などを比べると一般的なブログサービスを利用したほうがよいといえるでしょう。

そのため、WordPressの特徴を最大限に活かしてブログやホームページを作るなら、サーバーの用意が必須です。

WordPress対応レンタルサーバーの比較ポイント

WordPressを利用してブログやホームページを運営するなら、サーバーが必要です。自分で構築する必要のないレンタルサーバーなら、気軽にWordPressを使ってのブログやホームページの運営ができます。次に、WordPress対応のレンタルサーバーを選ぶときに重視したい5つのポイントを見てみましょう。

サーバーの使用料

レンタルサーバーは、使用料金がかかります。一般的に容量が大きい、処理スピードが速いなどスペックの高いサーバーはそれだけできることの幅も広がりますし、閲覧者側からの表示スピードも速い、サーバーダウンが少ないなどのメリットがあります。しかし、その分料金も高い傾向にあります。

使用料金が高いほど、サイト運営の負担が大きくなります。まずは自分のサイト規模ややりたいことを考え、容量とコストのバランスが取れたサーバーの使用料のレンタルサーバーを選びましょう。

サーバーのスペック

レンタルサーバーのスペックが高ければ高いほど処理速度や利用できる容量、転送量などが大きくなります。自分が運営したブログやホームページの規模や、やりたいことのあわせてサーバーのスペックを決めるのが重要です。

たとえば、写真や画像などが中心になるサイトなら、閲覧者にストレスを与えないように処理速度の速さが重視されます。無料の音楽ファイル公開サイトなら、それだけ利用できるサイト容量の大きさが求められます。自分がブログやホーページでやりたいことを重視して、スペックを満たしているレンタルサーバーを選びましょう。

セキュリティの高さ

不特定多数の人がアクセスするブログやホームページでは、セキュリティの高さも求められます。レンタルサーバーでもデータを暗号化して送れるSSLや不正アクセスを遮断するファイアウォール、不正に悪意のあるアクセスの侵入を防げる感知システムIDSやIPSなどのセキュリティ対策を施しているレンタルサーバーも多くあります。

閲覧者や自分の保存しているファイル、そしてサーバーのデータベースを守るためにもセキュリティの高さや対策を行っているレンタルサーバーを選びましょう。

サービスの使いやすさ

WordPressをレンタルサーバーにアップロードする際には、ある程度ファイルのアップロードに関する知識、また専用のアップロードソフトが必要な場合があります。レンタルサーバーによってはユーザーインターフェイス(UI)から簡単にアップロードができる使いやすいサーバーもあります。

初めてブログやホームページ運営をしたい初心者なら、UIの使いやすさでレンタルサーバーを選ぶのもポイントです。

MySQLが使えるかどうか

WordPressを使ってブログやホームページを構築するときには、サイト1つにつき「MySQL」というデータベースが1つ必要になります。WordPressを使用するにはMySQLが利用可能なレンタルサーバーを選びましょう。

また、レンタルサーバーによってMySQLの可能設置数が異なります。複数のサイトを運営したいなら、複数のMySQLが設置できるレンタルサーバーを選ぶ必要があります。

まとめ

WordPressは初心者はもちろん、長くブログやホームページを運営したい人にも向いていますが、アップロードやMySQLの設置が必須なので、サーバーを用意する必要があります。

使いやすいUIと24時間サポートで初心者にも安心のレンタルサーバーがロリポップです。ロリポップは設定不要で使えるWordPressの簡単インストールサービスがあり、サイトの内容や容量にあわせた料金が選べます。セキュリティ対策も万全で個人はもちろん、店舗や教育機関からの導入実績も豊富になっています。

初めてWordPressを使ってブログやホームページを作りたい人は、ぜひチェックしてみてください。

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